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海外口座開設する前にこれだけは知っておこう

2011年12月02日 | 海外口座開設サポート

 


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海外口座開設をWEB検索すると、どうやらこのブログがかなり上位にあるようです。お陰さまで海外口座に関するページの閲覧が毎日大変多いのです。

閲覧が多いと問合せも多くなってきます。
そこで、海外投資をお勧めする側として、海外取引の登竜門である海外口座を所有する上で、最低限の自己管理ができるよう皆さんに注意していただいています。

特にご希望が多い銀行が、「香港上海銀行」いわゆるHSBCです。
ですので、香港のHSBC口座開設に関して少しお話いたしましょう。

口座開設を予定されている方は、あとで「そうだったのか」と後悔しないよう是非ご一読いただきたいと思います。

海外口座を持つ理由をしっかり把握しよう。

 

 


 

 

【日本人は嫌がられています】

プライベートバンク以外の商業銀行は、顧客の預金で投資運用、貸付を行ない、その配当や利息を収入源としています。

今から10年以上前に海外で口座を開設していた人たちは、本当の資産家や投資家が多く、日本より大きな運用利益を求め、また金融破たんや高税率の負担から離脱するため、近場で低税率地域の香港を目指し、大きな資金を海外に移動していたようです。

その後、「金持ちはオフショアに銀行口座を持つ」というのがブームになり、徐々に一般の方にも海外旅行の傍ら口座開設してくるという人が現れるようになりました。

最近では、口座開設をビジネスにする業者が多くなってきたことから、海外口座開設ツアーなどに参加して口座を持つ一般の方が大多数になってきています。


銀行としては、本音を言えばお金を預けてくれる顧客は誰だっていいのです。銀行はその預けた金で商売するのですから当然です。

しかし最近の日本人は、口座を持っても口座残高が極めて少なく、最低預入額を割り込む顧客が大半であると言う状況のようです。

銀行としては、お金を預けてくれない人は顧客にしたくないと思っているのです。




【口座にお金がないと口座がなくなります】

そうは言っても、個人の口座ですから残高までとやかく銀行側から言われることはありません。あくまでも銀行側は大金を預ける人をお得意様と見るだけで、口座を持つ側としては大きなお世話なのです。

ただ、日本の銀行ならそれでいいのですが、海外では残高が低いとペナルティーを課されるのが常識です。

多くの国がそうであるように、香港でも各口座のランクにより最低預入額が決められており、過去3ヶ月間の平均預入額が最低額を下回ると、ペナルティとして維持管理料を取られます。その額は口座ランクに応じて月額700円~4000円程と日本では考えられない高い費用がかかるのです。

それでは最低預入額はというと、これもまた日本では馴染みのない額で、最上級のプレミア口座は100万香港ドル以上、真ん中のアドバンス口座で20万香港ドル以上、一般のスマートバンテージ口座でも1万香港ドル以上と、円高の今でも最低10万円以上は常に口座に入れておかないと手数料が引かれてしまうということになります。

最低額未満になると、口座から毎月費用を引かれ、この費用が引き落とせない額にまで減ると何と強制的に口座が閉鎖されてしまうのです。

実はこの残高不足による口座の強制閉鎖は、今日本人の口座で一番多い現象のようです。

 


【日本人が嫌われている本当の理由】

実は日本人が嫌われている一番の理由は、お金を預けないからではありません。

本当の理由は、英語での対処が自分でできないのが大きな原因なのです。

HSBCは、口座残高が不足し維持費が引き落とせないところまで来ると、郵送なり電話なりで直接口座名義人に、口座残高不足でこのままではクローズするので預金して下さい、という連絡が来るのです。

しかしこの連絡は、当然全て英語になります。

英語の苦手な人は届いた書面に目を通すこともせず、放置したり捨ててしまったりするのです。英語で電話がかかってきたら、怖くなって切ってしまうのです。


中には口座開設時に自分が英語が分からないからと言って、電話番号を友達の番号で申請しているとんでもない人もいるようで、本人確認ができず銀行が連絡を打ち切ることも良くあるようです。

このようなことが頻繁に起こる日本人に対して、銀行側はどのように思うでしょうか。
お金も預けず、英語も分からない手のかかる顧客は本来受けたくないというのが銀行側の本音でしょう。

過去、幾度となく日本人の口座開設を拒まれた時期があったのですが、最近も非常に日本人の英語力に対して厳しい対応をしているようですので、英語の簡単な面接が受けられる程度の英会話を身につける必要があるでしょう。



【英語力の他に専門知識も必要なのです】

私が口座開設をお願いするIFAは、決して高額ではありませんが口座開設手数料がかかります。開設後にお客様でサポートが必要なとき、全て日本語で相談できて、HSBCとも大きな信頼関係があり、完璧なサポートをしてもらえることを考えれば安すぎるくらいの額だと思っています。

 

しかし、お問合せをいただく方の中で「無料で開設してもらえる所があるのでそちらにお願いする」と言われる方が良くおられます。

私は口座開設など本来は自分でやるものと思っているので、費用をお伝えして納得いかない場合は、自分で開設できる方や依頼できるところを知っているなら、そちらで開設していただくようにお勧めしています。

ただ、自分で開設した場合は、その後は全て自分で銀行とやり取りしていかなければならないこと、業者に頼んだ場合は、アフターサポートまできちんとしてくれるか分からないと言うことです。

海外口座を持つことで一番大切なことは、開設できるかどうかではなく、開設後に使いこなすことです。特に香港HSBCは、オンラインバンキングで日本では信じられない取引が簡単にできてしまいます。

この口座を使いこなす際には、必ず細かな疑問が山ほど出てきます。また、HSBCからは頻繁に郵送書類や電話での本人確認など、英語での連絡がよくあります。

こんなときのアフターサポートをどこまでやってくれるかというのが大きなポイントです。

もちろん自分の銀行口座なのですから、英語が分からなくても辞書を引いたり分かる人に教えてもらったりして本人が銀行とやり取りしなければならないのは言うまでもありません。
しかし、香港の銀行業務に精通した現地のサポーターがいれば、本当に困ったときの対応が一番早いのです。そういう意味で、ある程度の費用は将来のサポート料としては必要なのではないでしょうか。

業者の中には、銀行のアフターサービスは有料というところもあるようです。それはそうでしょう。英語が必要な海外の銀行とのやりとりのサポートです。日本では英文書類1枚翻訳に出せば数千円取られるのですから、何万円の請求になっても仕方ない業務だと思います。

私自身も銀行口座の取り扱いについて質問されるのはお金の事で責任もあるので、簡単な内容以外はお断りしています。



【総合的に無駄な費用を払わない海外金融に取り組む】

積立ファンドご契約の方には口座開設無料でサポートします!と言われて口座開設費が浮いたと喜んでも、その積立ファンドで無駄に支払う費用が、将来何千万円にもなるならこんな恐ろしいセールストークはないでしょう。

現在日本で契約できる積立ファンドは、登録業者でなければ情報を発信してはいけないことになっています。そしてこの業者が実質的に販売するのですから多くの費用が乗せられているわけです。

そんな無駄な費用を払いたくない方は、どうぞこのサイトからお問合せ下さい。
本当のIFA直結のご契約をご案内させていただきます。

日本の方が想像する以上に海外口座の取扱いに際しては、マネーロンダリングのチェックが厳しく行なわれています。
銀行の個人情報を他人が問い合わせても絶対に対応してくれません。そういう面で金融に携わるものは特別な強いパイプとコネクションを持つことが非常に大切なことなのです。

 


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香港セントラル地区にある
HSBCメインビルディング

 

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