フィリピンコンドミニアムを投資目的で購入した人にとっては、ショッキングなニュースが先日流れました。3月16日付マニラ経済新聞の記事によると…
不動産コンサル会社コリアーズの2016年2月リポートによれば、2015年の新規完成のコンドミニアム供給は、マカティビジネスエリアでは1000戸、BGCでは2779戸だった。2016年は、マカティビジネスエリアでは約4倍となる4148戸、BGCでは約2.5倍の7028戸の供給が予測されている。これにより空室率が上がり、家賃が下降すると予想される。
マニラのコンドミニアム2016年は大量供給 賃料は値下がり傾向に
元々このエリアは投資用に買った人がほとんどで、実質的に居住している人は少ないため、オーナーが放置しているとまさにゴーストタワーになってしまうんですよね…。
でもマカティやBGCはビジネスの中心地であることは間違いない。きれいなホテルはあるが、ここマニラで毎回1万円以上するホテルにビジネスで泊まるのもどうなのか…。
そういう意味では、コンドミニアムを整備してホテルレンタルするのは非常に効果的だと思います。
ただ、現地に精通した方でないと、住宅管理が実質不可能だと思います。これは自分がここ数年コンドミニアムを扱ってみてよく分かったこと。
日本みたいに決まり事を守れば気持ちよく事が進む国ではありません…。まず現地語と合わせて英語が不可欠。とにかく何をするにも英文の書類が必要となります。自分の部屋の荷物の入れ出しも、いちいち許可申請書を管理会社に出して細かな承認をもらわないといけない。片言ではらちがあきません…。
だから、自分が使わない時は放置しているオーナーが多いのではないでしょうか。
それははっきり言って、もったいないです！
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