引越しが終わり、家での食事が当然とれなくなり、ずっとコンビニと外食の生活となった。
毎日「日本でしか食べられないもの」をポリシーとして、刺身、讃岐うどん、王将の餃子(中国にいくのに、餃子!)、モスバーガー、たい焼き、コンビニのおにぎりと卵サンドなどを食べまくった。
そして最後の夜は「えいや!」と決めたしゃぶしゃぶ。かつお出汁と豆乳出汁でいただく。肉は黒毛和牛と三元豚。うまかった。息子が疲労困憊 . . . 本文を読む
親の都合で子供も無理矢理引っ越しさせられるが、だいぶストレスなのだろう。ずっと「おうちに帰りたい」を連呼していた。
何とかショッピングモールのゲームセンターで気を紛らわせていたが、時々家の近所のお兄ちゃんの名前を連呼しているのを聞くと、何か切ない気持ちになった。なれないホテル暮らしもあり、息子は毎日夜はふらふらしはじめてバタンキューだった。 . . . 本文を読む
引っ越し準備のために休暇を2日もとったのだが、会社が資料の納期を周りが延期してくれず、業者がくる前日深夜に資料をメール。引越しが、引越しが、というあせりの中で作ったので、だいぶ適当感満載のものとなってしまったが、送信して一安心。
はたと我に帰り、ダンボールをひっくり返してごみためのようになった自分の部屋に足取り重く入り、そこから荷物の整理。おかげで4時になってしまった。もともと咳き込んでいて、体 . . . 本文を読む
以前の会社は上海の統括会社で、各地に散らばる工場に指示し、とりまとめる機能を持つ会社だった。
そして人事部長としての仕事はいわば、「現場ではない立場から現場への労務サービスの提供」だった。おおよそ、
・法律が替わるごとにその対処方法をばらまく
・各地でストライキ等の問題が起きればその対処方法を提案
・各種解決方法を各地のHRマネジャーとシェア
・教育プログラムを開発して各地を行脚して教育する
・ . . . 本文を読む
「と、いうわけでございましてえ~」と手もみしながら舞台に出てくるように、またまた中国に帰ってきてしまった。
紆余曲折をへて、途中ドイツなどに行ったりもしたが、たった1年2ヶ月しかたってないのにまた中国駐在人事部長だ。
今度は400人の工場。今週から来てるのだが、どこもかしこもゴミだらけ。これまで何やってたんだと思うようなところが山ほどあった。という会社には制度もくそもない。あるけど、風化してる感じ。
1週間たったが色々なことがあり、こりゃあ書かねばならないと思い再度筆をとることにした。
それではホテルのレストラン入り口のゆりかごに横たわる幸せそうな、どう見ても西洋人の顔をした赤ちゃん人形の写真とともに、請多関照!! . . . 本文を読む
結局1000枚ほど写真をとったが、一番のベストショットはこれ。
ミュンヘンのBMW博物館のバイクの展示場の案内係の姉ちゃんだ。
ドイツはBMWの大型バイクに乗っている人口は随分多かったが、さすがに博物館に行く人は車を目指していくのだろう。そういう背景に加えて2階の隅に展示場があることが要因でだろう、あまり人が行っていなかった。自分はどちらかというと車よりバイクに乗って遠出をしたい方なので、「お . . . 本文を読む
写真はミュンヘンオリンピックの会場だ。
ミュンヘン中央駅から地下鉄で15分ほど北に行った広大な敷地で1972年に開催された。自分の中では全く記憶にない。
何でも日本が体操、レスリング、男子バレー、柔道と13個もの金メダルをとったピークなんだとか。オリンピック史上最大の惨事としてイスラエルの選手がパレスチナのテロリストに殺され、9人の人質をとってたてこもり、警察官を含めてテロリスト含めて全員死亡 . . . 本文を読む
「October Fest」という。
ドイツのどこでも醸造の始まる前に皆でビールを飲んで騒ぐという風習はあったらしいが、ミュンヘンではバイエルン国王の結婚式に大規模な競馬大会を開催し、大衆を喜ばせたのが1810年。それから毎年この時期には、その競馬大会の場所を使ってビール祭りが行われるようになったということだ。
9月中旬から10月初めまで続けられるというこの祭り、町中で盛り上がろうというのか男 . . . 本文を読む
バイエルン州はミュンヘンに来ている。ドイツの南部、オーストリアがもうすぐそこだ。
ベルリン、ハンブルクに並ぶ第三の都市だ。人口132万人。1180年から1918年までという役750年間、ヴィッテルスバッハ家がバイエルン国王として君臨し続けてきた。
明治維新の頃に国王となっていたルートヴィヒ2世は世界的にその端正な顔
ノイシュヴァンシュタイン城(テレビでよく見る!)などの豪華絢爛な城の建築 . . . 本文を読む
ドイツに来て24日間が過ぎた。
これといった成果も無く、疲れながら、独り、列車で移動する日々。ミュンヘンからケルン方面に向かう夕陽が差す列車の中、ドイツに来て始めて日本から持ってきたMP3を聞いた。
聞き流していたが、懐かしい海援隊の唄が流れた。
「踏み切りの傍に咲くコスモスの花揺らして貨物列車が走りすぎる、そして夕陽に消えて行く」
何か情景と重なって、響いた。
「思えば遠くへ来たも . . . 本文を読む
今日アムステルダムから早朝の電車にのってやっとドイツの片田舎Soestに帰ってきた。朝7時アムステルダム発の電車で、ドイツのデユッセルドルフの北方にあるDuisburgに9:15分到着の予定でのった。
ドイツとオランダ、果てはヨーロッパ全土でなのだろうか。Soestという田舎の駅は日本で言えばJRの田舎の駅に、各駅停車も、特急も、山手線、あずさ2号、地場の小田急、新幹線が入り乱れて入ってくる . . . 本文を読む
「mezzo mix」。どんな味と思うだろうか。
液体の色は黒色だ。パッケージと名前からして、何かラテン系のチリでも入ってそうな、辛そうな、激しそうなイメージを持つ。オレンジの絵が描いてあるのでそこに爽快感もあるという感じの味だろうかと思った。
ドイツの色んなところで広告を見るし、デユッセルドルフ駅の売店の横に思い切り大きな広告がはってあったので買ってみた。どきどきしながら飲むと、味は気の抜け . . . 本文を読む
ケルンからSoestに帰る途中でデユッセルドルフに立ち寄って、日系銀行から色々と情報をもらった。
デユッセルドルフは人口58万人の中都市だが、その昔良質な炭鉱があり、日本人が移民としてそこに多数入ったということから日本人街が出来、それがもとでドイツに設立する日本企業の多くがこのデユッセルドルフに拠点をもつ。なんと1万人近くの日本人が住んでいるという。実に100人に2人だ。
確かに地下鉄で中心か . . . 本文を読む
駅の構内のファッション雑貨屋に全面的にハローキティが飾られていた。女の子の間で流行っているようだ。グッズは自分の食品業界にも広がっているようで、ライセンス、ちゃんととってるのかと思うぐらいたくさんある。
街を歩いていると街のそこかしこにぱっと写真のような古い見張り台とか壁とかが現れてびっくりする。
何か工事してるなと思ったら、どうも何か建設しようとしたらローマ時代の道が大規模に発見されたの . . . 本文を読む
圧倒的な存在感だ。
高さ157M。1248年に着工し、1880年に完成したという。
東方三博士(キリスト誕生の時に神のお告げにより訪問した)の頭蓋骨が納められた黄金の棺があるというのも、すごいことらしい。
ケルンのどこからもこの大聖堂を見ることができる。何でもどこからでも見れるように街づくりをしたらしい。ビルの高さも規制がある。
本当は500数段あるというらせん街道を登り、上のほうへいけるら . . . 本文を読む