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海と魚が大好き!海釣り日記

釣行記録と学んだ釣りのコツの記録 関西で活動中!

初釣りはウタセ真鯛に挑戦

2008-01-08 10:51:52 | Weblog
1月2日
石鏡幸徳丸
ウタセ真鯛釣り

正月はやっぱり真鯛釣りということで、ウタセ真鯛に初挑戦することにした。
冬型の気圧配置で日本海も雪で大シケ、和歌山方面も厳しい。しかし石鏡は風裏にあたるのか、波もそれほど高くない。

午前3時半に出発し、西名阪、名阪国道、伊勢自動車道、パールロードを経て石鏡港に着いたのは午前7時だった。出港は9時とのことだったので、仮眠をとった。

釣座は左艫が空いていたので着いたが、船長の話によると、今日は潮が右に流れるので右の方が有利かもとのこと。

仕掛は自作で、胴つき幹糸6号、4本針、間隔は3mとった。ハリスは5号で1.5m。ステイトは随時継ぎ足しできるよう3mを3本用意した。錘は10~60号を用意し、潮上と潮下とで使い分けることにした。

事前の下調べで、①ウタセエビのつけかた②棚の探り方(何mまで流すか、捨て糸を何mにするか)が決め手だと思った。

ポイントに15分ほどで到着してアンカーが放りこまれた。早速初めてのウタセエビ付けに挑戦。口あたりの針先がすっと入るところから針を入れ、脳みそに当たらないよう上部のケンの付け根を1,2mmはリ先を通した。ケンの部分が堅いので思っていた以上にしっかりとつけることができた。えさのエビが水平になることが肝要だ。えさつけは難なくクリアし、あとは棚さがしだ。しかしオマツリしないよう錘は40号として、水深30mほどで、さぐるのはせいぜい45mにした。すぐにアタリがあったが20cmほどのチャリコ。リリースして船長のアドバイスで捨て糸を6mに調整した。それでも相変わらずエビの頭を残してえさとりの襲撃を受けているようだ。なるべく手返しを多くして餌の交換に時間を使った。昼過ぎで25cmのリリースサイズを追加したのみでお土産はまだ釣れていない。

3時ころになって、船下で真鯛のアタリがあった。グググッと引き込みは大きくはないが小気味良く、この感触がたまらない。一番上の針に30cm強の真鯛だった。大きさには不満が残るが、久々の真鯛はやっぱりうれしい。

しばらくすると、やはり船下でヒット。さきほどより少し元気がいい感じだが、大物ではなさそう。今度は一番下の針についていた。サイズは35cm。まあ良しとしよう。

このあたりでようやく潮の流れが反対になったので錘を10号にして7、80mまで流してみたものの餌はついたまま。アタリは遠ざかり、すっかり時合がすぎてしまった感があったので諦めムードになってしまった。5時に沖上がりとなり、釣果は2枚とあいなった。船中全体でも食いが渋かったようだった。


加太 谷口丸

2007-12-16 20:41:49 | Weblog
12月16日(日)加太谷口丸 真鯛釣り

釣果:真鯛アタリすらなし。シログチ2匹

本日も真鯛のアタリは1回もなかった。船中6人で真鯛は3匹と渋かった。

今日の仕掛けは、ピンクのやや大きめのビニール片だが、下2つの針は青イソメをつけた。アジも狙い。

真鯛が上がらないと見た船長の指示で、底から2巻きほどで、リールは巻かずに待つようにとのことだった。まわりでは40cmを超えるアジが上がっている。せめてアジがかかってくれたらと思うも、虚しく撃沈。やっとあったアタリは真鯛ではない。アジかな?とゆっくりリールを巻いたが、浮かんできたのはグチだった。ガックリ!

11時半に納竿。
真鯛のアタリには永らく遭えない。
この時期の小潮回りでは、ポイントが難しく数釣るのは期待薄だと聞いた。大潮回りの方がいいようだ。グチしか釣れなかったが、同船者の人がアジをくれた。谷口丸には心優しい人が多い。オマツリして迷惑をかけてしまってるのに気遣いいただいてうれしかった。アジはものすごく脂がのっていて美味しかったので感謝です。刺身は食べなかった子供がパクパクと平らげて「刺身おいしい」と感激していた。今度は自分でたくさん釣ってくるからな。


加太メジロ釣り

2007-12-07 23:54:02 | Weblog
12月7日(金)加太谷口丸

久しぶりに加太へ。メジロも上がっているとのことで、船長に聞いてみると、仕掛けもマダイ狙いと同じらしい。活きアジかと思ってたけど。6時出港。今日は自分の行ったことのないポイントへ向かった。南へ針路をとり、友が島から離れていった。40分ほどかけてポイント到着。早速マダイの引きを堪能したいと、仕掛けをおろした。底から8~10mとの船長の指示。

巻けども巻けども一向にアタリがない。同乗の人たちもなかなか魚を上げれない。11時になっても、釣った人は2人で、それぞれマダイ、メジロ1つずつ。

時計を見ると12時。あー終わった、まったくアタリもなくボーズか?
しかし、12時半にようやくアタリがあった。一瞬大型のマダイかとも思ったが、走り始め、ラインがギューンと音を立てながら出ていく。メジロだとわかった。慎重に引き上げ、タモ入れしてもらった。サイズは73cm、4kg。

その後立て続けにみんなにヒット、同サイズの大きな群れのようで自分にもヒットした。アタリを感じる前にリールからラインが一気に走り出す。ギュイーンとりールが音を立てながら、メジロが走り回った。ロッドがUの字になって船底に走られ、仕掛けを切られた。残念。大きな仕掛けに替えて、投入するとまたすぐにヒット!豪快に走られどんどんラインが引き出される。またしてもロッドが胴で支えるもUの字になりあえなく切られた。
あらためて思うと、船底方向に走られたときは竿先を下向きにしないといけないんだなあ。ロッドのタメを失うからハリス切れしやすいんじゃないか。いつものされないよう竿を立ててしのぐことしか頭になかった。あー残念。

結局メジロ1本で終了。

初めてのメジロとのファイトを楽しめてよかった。
どんなに釣れないときでも、ワンチャンスに備え、ワンチャンスをモノにすることが大事だと思った1日だった。

祝!ヒラメ

2007-11-06 02:28:20 | Weblog
11月4日 宮津 一心丸



前回の一心丸では、ガシラ2匹で惨敗あちらこちらで上がるヒラメが羨ましかった。今度こそということで年内最後になるかもしれないヒラメ狙いの釣行。前日にヒラメの5枚おろしの動画で勉強。「なるほど、エンガワはこれかあ。ふむふむ。」料理の準備も整え、とにかく底どりと慌てず食い込みを待つことを課題にして、一度も釣ったことのないヒラメに思いをはせた。
そういえば、以前に何気なく魚料理の本でイサギを見ていたら、翌日イサギが釣れたことを思い出した。そうだ釣りはジンクスがあるはずだ。とういうわけで、さらに良く釣れたときのTシャツを着ることにしようと思いついたり、ワクワク期待した。釣りは釣行前が一番楽しいのかもしれない。

一心丸では過去5回で、晴天は一度だけで残り4回は雨のうえに波が高く厳しいコンディションのときが多かったが、当日は天気、波ともおだやか。午後からは天候が下り坂で、波も出るという予想。どうなることやら。

7時前に出港し、経ヶ岬方面ではなく、いつもより東方向、冠島方面へ船は進んだ。ヒラメ狙いで50m前後のポイントへ。それほど深くないので餌のアジはあまり大きくない方がいいとの船長のアドバイスどおり15cmほどの中型サイズをつけた。

間もなくアタリがゴンゴンと竿に伝わってくる。焦らず竿を送り込んで食い込みを待つことにした。するとすぐに竿が曲がったところを合わせるとかかった。けっこうな引きだが、リールを巻く途中で少し軽くなったり不思議な感覚もありながら、慎重に一定のスピードでリールを巻くと、浮かび上がった魚影は、ヒ、ヒラメだ!慌ててタモを取りだし救い上げると50cmオーバー。嬉しい!一発目が早々にあり、しかも初ヒラメ。生簀に放りこみ、イメージしていたとおりの展開に気を良くした。

あとは、ジャンボアコウとメジロあたりが揃ってきたら嬉しいのになあ、と気が大きくなってくる。しばらくして、30cmほどのアコウが釣れた。周囲でもアタリが頻繁にあり、アコウやガシラが次々と上がる。

自分にもマトウダイ、ガシラがかかり、レンコダイまでも釣れた。レンコダイは自分の体の半分もあるアジを食べるのか不思議だったが、五目揃い気分は上々。

ただこの日は、やたらと根がかりでしかけ、錘を失う。ただ根がかりを恐れずにやろうと自分に言い聞かせた。また船全体がエソの襲撃に悩まされる。2度お目にかかったエソ君には丁重にお引取りいただいた。

とにかく基本に忠実に根がかりをおそれず、頻繁に底立ちをとることは怠らなかった。周囲で良く釣れている人はやはり根がかりで仕掛を交換する頻度が高いように思えた。釣れていない人は、じっと待っていることが多いようだ。

何度も地球を釣っているうちに、PEラインまで切れてしまった。PEのチチワ部分が劣化していたようだ。チチワのほつれが原因と思われる。ときどきPEのチチワは新しくしていく必要があるんだと思った。

納竿ギリギリで40cmのアコウを追加できた。けっこう力強い引きだったため、エソかなあと思いながらあげてきたが、良型アコウ。結局、ヒラメ1、アコウ2、ガシラ2、マトウダイ1、レンコダイ1の7匹でクーラーは賑やかにすることができた。上出来といえよう。

加太の真鯛、リベンジ!

2007-10-26 21:23:28 | Weblog
10月26日 加太真鯛 谷口丸

前回真鯛のアタリが1回もなかった加太の真鯛釣りへ。
天気予報は雨だったが、加太の釣り船のホームページを見ると真鯛が上向きになってきてるような状況だと判断した。

5時半集合ということで、仮眠をとって3時に出発した。
加太の駐車場は、いつもなら数台の車があるのに、雨のせいか1台もない。4時半に到着したので、またちょっと仮眠。

6時前に出船した。
今日の疑似餌のビニール片は大きく10cmくらいのもの、船長の指示で底から15~20mまで巻くことに。

7時すぎに初めてのアタリ、真鯛のゴツゴツとしたものだ。久しぶりのこの感覚が心地よい。引き込むまでゆっくり巻き続けると、グググっと引き込みはまずまずのサイズを予感させる。船長が慌てずゆっくりとのアドバイスをしてくれる。
何度がくる下への強い引き込みのときは、竿を立てたまま踏ん張る。ドラグの調整をしっかりして耐える。引き込みが緩むとまたリールをゆっくりと巻く。

するとすぐに赤い魚体が浮き上がってきた。底から15mほどで、5つある針のうち一番上の針にかかっていたのだ。

腹がぷっくり膨らんだせいか水面近くでの強い引き込みはなかった。
船長がタモ入れをしてくれて、腹のエアを抜いて生簀にいれてくれた。

後で採寸するとジャスト50cm。自己記録更新!体高もありなかなかのサイズに満足。幸先のよいスタートで気持ちも落ち着いた。

7時半に2回目のアタリ。またまた真鯛だ。時合なのか、また中層でかかった。こんなに間髪入れずにくるとは。上げると今度は40cm。

その後はアタリがまったくなくなった。
雨に加えて波も出てきたので、11時に上がることになった。

船長が一匹ずつ絞めて、血抜きもして魚もきれいに洗ってくれる。さらに一匹ずつ丁寧に濡れ新聞で包んでくれる。いいお土産ができてよかった。前回のリベンジになってよかったと船長も言ってくれた。

自宅での記念撮影と調理も楽しみ。
腹を開くと白い脂がべっとりとくっついている。三枚におろした身にも脂がのっている。手が脂でべとべとになるほど。食べてみると甘い。いつも加太の真鯛はうまいが、格別のうまさを堪能できた。もう市販の鯛は食べれません。

《疑問》
アタリを感じたのは2回で2回とも取りこめたと思ったけど、かけた針とはちがうところの擬餌に噛まれた跡が残っていた。
①擬餌を噛まれるだけでアタリがないとき、次の対応はどうしたらいいのか?
巻き方を遅くすべきか、または早くすべきか。巻き方とは関係ないのだろうか。
②噛まれた擬餌だと動きが変わるので、擬餌を交換すべきだと思うが、どうだろう?






のんびりサビキ

2007-10-23 09:50:50 | Weblog
10月21日 マリーナでサビキ釣り

 友達家族のお誘いでバーベキュー&釣りになった。
子供達も小さく、初めて釣りをする子たちが多かったので、サビキで小アジ狙いにした。
アミエビを撒くと小アジの群れが乱舞する。そこにサビキをいれるとやはりおもしろいように釣れ、子供達も大喜び。10~15cmくらいのサイズだけど、子供達を楽しませるには十分。5本の竿で100匹ほど釣った。

 小アジの群れにアミエビなしにサビキをつけても釣れるだろうと入れると思ったが、意外にも釣れない。こんな警戒心のない小アジでさえ食いつかないのかあ。

 そこでふと加太の真鯛釣りを思い出した。今まで釣れないのは、そこに鯛がいないからとばかり思っていたが、ふと考えてみると、いないのではなくて、いるけれど疑似餌に見向きもしないのかもしれない。疑似餌の動きが見切られているのかも。推測ではあるけれど。そういえばダイビングをしていてマスク越しに見えるプランクトンたちの動きは波に揺られて上下していた。単純にリールを巻くだけでは動きに違和感があったのかもしれないなあ。


スランプ?でもガシラのタウリン効果だ!

2007-10-18 01:33:56 | Weblog
10月14日 一心丸

5回目の一心丸。今回はそろそろヒラメが釣れてもいいんじゃないの?と思いながら参戦。前日は風波が強く出船できなかったとのこと。北からの風が吹くと波が高くなるらしい。当日もまだ波が高く、気温も15℃で曇り空ではかなり寒く感じた。船には13人乗船で満席状況、今日はポイント的に最初からヒラメ狙いの様相だった。ヒラメ狙うには大きめのアジをつけるようにと船長の指示が出た。たしかに小さいとエソなどの攻撃を受けそう。
この日は艫の方がアタリが良いようだった。となりで70cmほどのヒラメがあがった。未だ目の前にしたことのないヒラメを見ると、ド迫力だった。その大きさ、顔つき、暴れ方、こんなの釣れたらいいだろうなあ。羨望のまま自分の竿にも祈りを込める。しかしアタリもない。ようやくあったアタリも合わせると「たぶんガシラ・・・」タモを用意してもらうが、さして大物の気配はないので、丁重にお断りして引っこ抜くといつものガシラ君だった。
潮の流れは速くないのに、しょっちゅうオマツリになって時間をロスしてしまう。しかけまでもロス。船長が時間の許す限り粘ってくれたけど、結果はガシラ2匹の惨敗に終わった。

ガシラにはタウリンが多く含まれているという記事を見ていた。喉が痛くて風邪気味だったところ、ガシラを食べるとあら不思議!翌日は喉の痛みもどこへやら。
ガシラに感謝。一心丸で釣るガシラはけっこう大きいので刺身として食べれるし、こんな効用もあるなら、善しとしよう。

それにしてもヒラメにお目にかかるのはいつになるのかなあ。

試練

2007-09-30 01:29:36 | Weblog
9月28日(金)

加太谷口丸

週初めに加太で真鯛が数多く上がっているのを知り、加太では過去2回で3匹の真鯛を釣っていることもあり、数釣りが期待できるのではないかと谷口丸に予約した。

ところが今は潮がよくないのか真鯛はむずかしいよ、とのこと。

不安がありながらも真鯛の強い引きを味わいたく午前3時半には加太港に到着した。
いつもより擬餌が細く、白いものだった。季節などで変わるとは聞いていたが。

船長から底から4,5m巻いてとの指示があった。これまでどおり、底をしっかりとって、指示棚までゆっくりとリールを巻く。これを慎重に繰り返す。しかし期待したゴツゴツとしたアタリが一向にない。

ようやくアタリがあったものの明らかに真鯛ではない。30cmほどのアジだった。船中でも真鯛が上がらない。船は時間とともに友が島から離れて流していく。11時頃になって船中で真鯛が上がった。かなり大きい。自分もと思うが相変わらず真鯛のアタリが来ない。釣れるのはその後3匹のイサギのみ。20~30cmほどのイサギ。根がかりも多くなってきていた。

結局正午納竿となった。
釣れた人の話を聞くと今日はやはり難しかったとのこと。
場所や時期によって遊泳層がちがうし、誘い方もちがう。リールを巻くスピードや止めてさそったりだとか工夫が必要らしい。
やはり真鯛釣りの難しさを痛感した。しかし目の前で60cmの真鯛を見ると、自分もこれくらいのサイズを釣りたいと強く思った。

また、実際にこのサイズの真鯛の取りこみは見てて勉強になった。慎重にハリスを緩めないようにする、竿は立ててのされないようふんばる。強くひき込むときは竿を立てて耐え、それでも引きが強いときはドラグを調整してハリ過ぎないよう調整する。引き込みは続かないので引き込みが緩んだらリールを巻いて。とにかく慎重さが必要だと思った。次回こそは大物に出遭いたい、そう強く思った。自分の腕にも磨きをかける必要がある。がんばるぞ!

《2007/10/31追記》
改めて考えると、この日は自分には真鯛が釣れず、苦戦とはいえ他の人には釣れていた。自分は真鯛が底近くにいるものと先入観があったため、底付近に合わせていたのに対して釣った人の話では中層付近。真鯛が浮いてきているのだ。誘いや巻くスピードも大切だが、棚の間違いが決定的になるので、やはり棚は広く探ることが釣果につながるのではないかと思う。

次の課題は、広く探ることと、アタリがあったらその付近を集中的に攻めて時合いを逃さないことに努めてみよう。そうすることで数釣りもできるんじゃないかなあ。

波の高い日に出漁!

2007-09-25 01:49:57 | Weblog
9月23日(日)里波見一心丸へ

前回息子の船酔いデビューから2回目。今回も早朝から雨がぱらつき、波も高い厳しいコンディション。

息子も今回こそと臨んだが、沖に出ると1.5~2mの波で船は揺れる,揺れる。早々に息子は船酔いでダウン。キャビンが定位置となってしまった。ちょっとかわいそうな展開に・・・。

最初のアタリはまずまずの手応えだ。上げてくると青い背中が見えてきた。サワラだ。船長がタモ入れしてくれて65cmゲット。足がはやいので、即絞めて血抜きをし、水氷につっこんだ。

今日こそヒラメをと意気込むがガシラが2匹続いた。良型で文句はないのだが、やっぱりヒラメがほしいところ。

ところが自分も酔ってしまい、苦しい展開になった。どんなに酔っても釣り続けるのみ。久しぶりのアタリがあり、少々期待したが、上がってきたのはアコウ?と思いきや、アオハタだった。35cm。

しばらくしてアタリをキャッチして上げる。重さを感じないので大きくないのはわかる。上げてきたものの、バレていた。うーん残念。針を見ると針がない。針近くでハリスが切られていた。あーヒラメだったのでは・・・。

まわりの人たちもあまり釣果があがっていない様子。右ミヨシでヒラメが上がったようだ。うらやましい。船内では船酔いの人が多くダウン気味。

結局本日の釣果は、サワラ1・アオハタ1・ガシラ2だった。

サワラは半身を刺身にして、残りを煮物とムニエルにした。驚いたのは刺身で食べるとなんと美味しいことか!臭みもまったくないうえ、脂がのって、濃い味。けっしてしつこくない。魚料理の本を見ると、刺身の王様と表現されている。まさにこの表現がピッタリだ。

ただアニサキスという寄生虫がいる可能性があるので即調理して、腹身部分を大きく削ぎ落とした。慎重な取り扱いが必要だ。刺身のときは一旦冷凍すればいいそうだ。

サワラは食卓ではけっこう身近だが、初めて味わう刺身に堪能できた。

今回も息子に釣るチャンスを作って上げれなかったのが残念だった。でも「もう船に乗るのやめとこうか?」と聞くと「また今度行く!」と逞しい答えが返ってきたので、頼もしく思えた。

いつも、食べておいしい魚、日頃なかなか出会えない魚が釣れるので、ほんとうに面白い。アジのノマセ釣りなので大物の期待がいつもある。釣れたあと、リールを巻いてその姿を見るまでの間が、期待が膨らみ、もっとも楽しい瞬間だ。

やっぱり船酔いになろうが病みつきになる釣りだ。

息子よ。次回こそリベンジを果たそうな。そしてヒラメゲットしような。
このせりふも最後にしたいな。

一心丸に息子デビュー

2007-09-13 00:40:31 | Weblog
9月9日(日)経ヶ岬へ根魚狙い

小学1年の息子が本格的な船釣りデビュー。一心丸なら船も大きいし、キャビンもあって万一船酔いや雨に遭っても大丈夫なので、船長にお願いして息子をデビューさせた。

船は12人と多かったが、息子がいるということで艫につかせてもらった。沖に出ると台風の余波か、ウネリがけっこうある。あちこちで海面がもりあがっている。ポイントにつくと早々にして息子は「気持ち悪い・・・。」とダウン。これだけのウネリなら酔い止めも効かない。船酔いのときは体を横にするのが一番、キャビンで少し睡眠をとらせた。

今日はできれば、アコウ、ヒラメ、ブリと揃えたいと思って参戦。

最初のアタリに合わせると重さはないが、強い引き。上げると40cm超のハマチだった。けっこう丸々としていて、うれしかった。息子に竿を持たせてやれなかったのが残念。

しばらくすると曇天から雨が落ちてきた。今日は早々にバッグの中身を生簀に落としてしまって、デジカメを水没させてもいて、良くないことが重なるものだ。おまけに息子どころか自分まで船酔いで、気持ち悪くなってきた。

なかなかアタリがない。昼頃にはポイントは沖へ沖へと移り、久々のアタリは35cmのデカガシラ。膨れて腹から上がってくると「アコウか」と期待したが残念。

続いても25cmのガシラ。まわりも見渡してもあまりアタリがないようだ。

4匹目はオコゼ25cmくらい。イズカサゴというのか、赤オコゼとかオニカサゴと言われるもののようだ。

息子も復調して出てきたが、しばらくしてまたダウン。結局息子が魚を釣り上げることができず苦いデビューとなった。あー自分が一心丸でデビューしたときも船酔いだった。台風の前後というのが厳しかった。2時半に納竿で戻るときには大雨。

今度はいいコンディションのときにリベンジしような。次回はヒラメゲットしような。息子にそう言いつつ、自分にも言い聞かせていた。

全部刺身にして食べたが、オコゼがなんとも美味!
ハマチクラスだと刺身は当日がおいしいが、翌日は少し肉質が落ちていた。本を見ると60cm未満なら当日に食すべし、とあった。

息子にまた行く?と聞いてみると、「うん、行く!」と即答。さすがわが息子!船酔いくらいでへこたれていてはだめ。

船長またよろしくお願いします!