岡ひろ子のいずみワクワクレポート

あんなことこんなこと くらしの切実な思いをあなたと共感したい!
岡博子のワクワク(惑く湧く)レポートです。

若い請願者の対応に感心しました

2012-06-17 10:27:38 | 議会報告
 15日の厚生文教委員会で、「南池田第一、第二保育園統廃合民営化反対の請願」審議が行われ、
 わたしは、早乙女議員とともに紹介議員として補足説明をする立場で、請願者側に座りました。

 今回の請願は、予算ですでに民間法人選定委員会の会議費用が可決されているために、
 議会で民営化ストップの賛成を得るのはなかなか難しいなかでの請願提出でした。

 けれども、請願書を届けた時点では、署名数1550筆余りだったものが、2週間後の厚生文教委員会15日には5500筆を超し、
 現在未集結のものを入れると7000筆を超すのではないかというところまで、集まっています

 この署名が少なからず委員の皆さんの気持ちを動かしたのではないかと思います。

 質問が許されているのは委員からだけで、請願者からは何の質問もできませんので、
 もしかしたら共産党以外は質問なしで、反対の討論だけで否決される流れになるかと心配したのですが、
 「公立と民間の障害児受け入れの実態」を聞いた共産党・公明党以外は「保護者の皆さんの意見をどれだけ反映しているのか。」
 「署名はどこから集めたのか」「保護者会のない第2保育園の意見は集めたのか」など、署名が持つ力を意識したものでした。

 質問を受けた保護者の方の対応は、本当に立派なものでした。
 30代前半という若さで、どんな質問が来るかわからない中、質問の一つ一つに「ご質問ありがとうございます。」と受け止めて、 
 自分たちのしてきたことを簡潔にまとめて思いを訴えるという
誠実な態度に市の理事者側の皆さんも、
「何の打ち合わせもないのによくあれだけ落ち着いて答えられるな―。」と、感心していました。

 20日以降には録画も見ることができると思いますので、是非、ご覧ください。
 私たちは冷や冷やしながら座っていましたが、全く取り越し苦労でした。

 最終討論では、あまり説得力のない反対討論がされ、共産党以外の反対多数で請願は否決されましたが、
 29日の最終本会議まで、少しでも賛成者が増えるよう、署名活動に頑張りたいと思います。署名へのご協力よろしくお願いします。


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1 コメント

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がんばれ!若い母さん (先輩母さん)
2012-06-19 00:07:48
子どものためなら苦労は厭わないのが親というもの。子どもを育てながら親も育てられます。
委員会で請願は否決されたとのことですが、ここに至る若い父さん、母さんの経験はこれからの子育て、大仰に言えば、子どもを含めて生き方にも反映すると思います。
願いを実現させるために力を合わせて闘いましょう。
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