前述の「生きるなんて」があまりのも良質なる書物だったもんで一気に読み終えて、大慌てで丸山健二さんについて調べてみましたところ
ほとんどの書物が絶版
どーゆーこっちゃ?嘘やろ?!、こんな優れた作家が・・・
と本屋に探しに行くが「安曇野の白い庭」しか置いていませんでした
仕方ない
いやいや全然仕方なくはない
出だしから一気に入り込ませる説得力
この本も凄い、一言でゆーと「庭作りのエッセイ」なのですが
完璧にハードボイルド
なぜこの歳になるまで丸山健二のことを知らなかったんでしょうか?
文学界について「オカマ臭い世界」と一言で済ませてしまうスキンヘッド
現在本屋に並んでる書物の99パーセントはゴミ屑でしかありません
せめて丸山健二さんの本ぐらい全て置いておくのが書店の最低限の「良識」だと思うのですが・・・それでもオマエラは桐野夏生みたいな尻ツボミなインチキ物語が心地エエんか?
やっぱりみんな楽してユルク馴れ合ってつるんで売れ線トレンドな仲良しこよし依存心丸出しでいきたいもんで、こーゆー御大にチビリまくっとるわけですね
これが「庭作りのエッセイ」ですって
仕方ないですね、他の作品はアマゾンに注文するしかないか・・・絶版は高いんですよね
安曇野の白い庭 (新潮文庫)丸山 健二新潮社このアイテムの詳細を見る |