すそ洗い 

R60
2006年5月からの記録
ナニをしているのかよくワカラナイ

DNA on DNA

2014年08月05日 | 音楽

DNA at Savoy Tivoli 9-1-1980 Arto Lindsay

DNA - Blonde Red Head

DNA live



Arto Lindsay Live at AS IF Gallery, Harlem 2011



DNA - 5:30, New Fast

D.N.A. - 14 - Lionel - No New York



DNA - Size

DNA - Blonde Red Head







DNA--Not Moving

DNA - You & You

DNA - Little Ants (1978)







Dna on Dna
クリエーター情報なし
No More Records





DNA
1978年 - 1982年

アート・リンゼイ(Arto Lindsay、1953年5月28日 - )/guiter
もりいくえ(Ikue Mori born 17 December 1953, Tokyo, Japan) /drums
ロビン・クラッチフィールド Robin Crutchfield / keybord
ティム・ライト(Tim Wright 1950 – August 4, 2013)/bass)

米ビルボード誌等によれば、ペル・ウブ(Pere Ubu)の結成メンバーで、アート・リンゼイ(Arto Lindsay)のDNAでも活躍したベーシストのティム・ライト(Tim Wright)が8月4日に死去。死因は明らかにされていません。61歳でした。(2013.8.)

No New York
クリエーター情報なし
インディペンデントレーベル






NYに行ってみたらいきなりDNAだったの
イクエ・モリ・インタヴュー(2002)


イクエ・モリ 
77年の3月にレックと一緒にニューヨークに来たでしょ。
で、3ヶ月ぐらいして、レックはリディア(・ランチ)や、ジェームス(・チャンス)のバンドでベースを弾き始めて、彼は日本語だけで、
わたしはちょこっと英語がしゃべれたから、通訳みたいにしてスタジオについていったら、だれかがイクエもなにかやるかって。
で、ドラムの前に座ったら、手と足がバラバラに動いてエイト・ビートが叩けたのね。
それを見てアート(・リンゼー)が「アッ、僕たちドラマーが必要なんだ」って(笑)。
アートは詩人だったから、その時にギターをピックアップしたって感じだったし、
ロビン(・クラッチフィールド)はアーティストだったから、楽器なんてさわったことがなくて、一本指でキーボードを弾いてた。
もちろん、日本を出るまえからテレヴィジョンやパティ・スミスを聴いていて、ニューヨークは面白そうだなって憧れてたけど、
自分がそこでなにかできるなんて考えてなかったのよ。最初は夢を見てるみたいで、普通の可愛い女の子だったわよねぇ(笑)。
でも、リディアみたいなひとに影響されて、「あっ、これが現実なんだ。これが本当の生き方なんだ」ってリバレートされて、
そう気付いた時には、もう日本には帰れないなって(笑)。
DNAは、その年の終りからギグを始めて、アートとわたしはロック・シーンでやりたかったのね。
でも、野次られたり、ステージにものを投げつけられたりするし、アート・シーンでやりたかったロビンがやめて、
ベースのティム(・ライト)が入って、CBGBとかマックス・カンザス・シティでよくやってたわね。
ギャラは百ドル儲けたら万々歳。その頃は家賃が百ドルくらいだったかな。
で、ツアーも始めて、西海岸を2ヶ月ぐらいバンでまわったのが最初。あとはイタリアのボローニャはよく行ったわね。
1回訪れたら1ヶ月ぐらい居座って。お金にはならなかったわねぇ。若かったからビジネスというより、とにかくツアーするのが楽しいじゃん(笑)。
で、82年にDNAが終って、その頃にアートに紹介されてジョン(・ゾーン)に逢って。
それまで、わたしはインプロしたことなかったのね。
特にジョンのスタイルって、チェンジがたくさんあって、凄く速くて、最初はどうしたらいいかわかんなかったし、恥ずかしかったし。
でも、その時にやってたひとが、フレッド(・フリス)とかトム(・コラ)とか、凄いひとばっかりだったから色々学びながら覚えていったのよ。
そこからまたいろんな友達ができて、ひろがっていって…。
ほんと、わたしって、ひととの出逢いに恵まれてるのよ(笑)。
それで、ドラム・マシーンに出逢ったのが85年ぐらいかな。
最初はドラムと一緒に使ってたんだけど、ドラム・マシーンの数が増えていって、ドラムはスネアだけになって、
結局、10年ぐらいかけて、ドラム・マシーンが3台になって、ドラムが消えたと…。
まあ、それも昔の話で、いまはラップトップだけになって…。
最近のニューヨークは、いろんな違う音楽が盛んで、トニックだけじゃなくて、フォノメナとかイッシューとか、
演奏する場所も増えたし、また面白くなってきてるんじゃないかな。
今度、メゴからジーナ(・パーキンス)とのデュオを出すんだけど、エレクトロニカのひととかがそれを聴いてどう反応するか楽しみなんだけど。
あとは、今年は、ジョンのエレクトリック・マサダとか、スージー(・イバラ)とシルヴィー(・クロヴァジェ)とのメフィスタの2枚目とか、
他はなんだったっけ? 忘れちゃったけど、いっぱいリリースがあるし、ツアーもしなきゃなんないし、忙しいわねぇ。
それに、最近、映像作品を作り始めてて、今日がそのプレミアなの。
もう部屋のなかにコンピュターが4台よ。コンピューターがわたしの愛人みたいで…(笑)。

(2004年4月20日イクエ・モリのアパートにて)



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