すそ洗い 

R60
2006年5月からの記録
ナニをしているのかよくワカラナイ

谷崎潤一郎のモカロール

2017年11月28日 | 社会

新聞のテレビ欄に谷崎潤一郎の文字を見つけて鑑賞
瀬戸康史君が料理してる間、キムラ緑子さんの声がちゃちゃを入れるNHKの料理番組 

モカロールなるものは勿論食べたことはないし
食べたいとも思わなかったが
谷崎先生が美味いとゆーんだから どんなものが美味いとゆーのか
食べてみたくはある
でも熱海は遠い

それと 「細雪」は上巻の最初の方で めんどくさくなってきて 断念した

私はロールケーキの中では堂島ロールがチャンピオンと思っているので
モカロール モカロールといわれてもピンとこない


~谷崎潤一郎のモカロール~ | レシピ | NHK「グレーテルのかまど」

「谷崎潤一郎のモカロール」

卵とバターをたっぷり使い、コーヒーの風味を効かせた濃厚で贅沢なモカロール。文豪・谷崎潤一郎が愛し、名作「細雪」執筆の原動力にしたというその魅力に迫ります。

卵とバターをたっぷり使い、コーヒーの風味を効かせた濃厚で贅沢なモカロール。このケーキをこよなく愛したのが、文豪・谷崎潤一郎。名作「細雪」の執筆中にも好んで食したといいます。戦中戦後の厳しく、抑制的な世相に逆行するかのように、贅沢なスイーツを好んだ理由とは?お孫さんの証言も交え、欲望に忠実であろうとした谷崎の心に迫ります。スタジオでは、ヘンゼルが“欲望渦巻く”独特な形のモカロール作りに挑戦!

【出演】瀬戸康史,【声】キムラ緑子
(NHK Eテレ 毎週月曜 午後10時 | 再放送 毎週水曜 午前10時25分)


女性への執着をはばからず作品で表現したことで知られる谷崎潤一郎。
食欲も旺盛で「食魔」と呼ばれるほど。
モカロールは、そんな谷崎のおめがねにかなったスイーツ
谷崎潤一郎氏とモカロールの出会いは
熱海で西洋料理店を営んでいた新田道雄さんの評判を聞きつけて別荘に呼んだのが始まり。
その時のデザートがモカロール。
食通で独特の美意識を持つ谷崎の為に、新田さんは見た目にもこだわりました。
幼少の頃の経験から人間らしくある為には欲望に忠実であるべきなのだ
これが谷崎のたどり着いた答えでした。
戦争の中でも信念を貫いた谷崎、モカロールはその象徴のようなスウィーツだった。


谷崎潤一郎と熱海
1886年(明治19年)東京市日本橋区蛎殻町2丁目14番地(現・東京都中央区日本橋人形町1丁目7番地)に誕生。
1942年(昭和17年) 熱海市西山の別荘を購入。
1943年(昭和18年) 『中央公論』誌上に連載開始された『細雪』が軍部により連載中止となる。以降密かに執筆を続ける。
1944年(昭和19年) 『細雪』上巻を私家版として発行。一家で熱海疎開。
1947年(昭和22年) 高血圧症の悪化により執筆が滞りがちとなる。『細雪』中巻を刊行。
1948年(昭和23年) 『細雪』下巻が完成する。
1950年(昭和25年) 熱海市仲田にふたたび別荘を購入。
1951年(昭和26年) この年以降再び高血圧症悪化、静養を専らとする。
1954年(昭和29年) 熱海市伊豆山鳴沢に新たに別荘を借り転居。



文豪・谷崎潤一郎、ロバート・キャパも訪れた老舗フランス洋菓子店 <MONT BLANC(モンブラン)>【熱海市】

欧州アルプス山脈の最高峰モンブラン。「白い婦人」という異名をもつ山から名を取り「仏蘭西洋菓子MONT BLANC」と名付けられたその店には、看板商品の「モンブラン」「モカロール」「ショソン(アップルパイ)」などが、所狭しと並べられている。

その山に似せた「モンブラン」は、一般的な栗のモンブランではなく、ラム酒とキリッシュの特製シロップを染み込ませたサバラン生地に、山頂の雪をイメージした真っ白な生クリームをあしらい、甘さ控えめの大人の味。「モカロール」は濃いコーヒー味のバタークリームを使用し、両サイドから巻くという独特なもの。何度も折りあげたパイのサクッとした食感と、紅玉リンゴの酸味が自慢の「ショソン」も人気の商品だ。

戦前、初代パティシエの新田道雄さんは、横浜のホテル「ニューグランド」で、当時の総料理長スイス人サリー・ワイル氏の元でフランス菓子技術を学んだ。

戦後、1947(昭和22)年、生まれ故郷の熱海にフランス料理店「MONT BLANC」をオープン。54(同29)年4月には、報道写真家ロバート・キャパが和服姿の女性と同店を訪れ、ビール、特製チーズトーストを食べ、コーヒーをたくさん飲んでいったそう。その時キャパが撮影した写真は、大切に店内に飾られている。

55(同30)年、新田さんが特別な興味を持ち、独自に探求していた洋菓子の専門店となり、2002(平成14)年に改装し現在に至っている。

 食通としても知られた文豪・谷崎潤一郎の熱海の別荘で、料理を作ることも度々あったといい「明日は何を食べようか」と谷崎氏の舌もうならせていたほど。店にも訪れ、孫とモカロールをおいしそうに食べては喜んでいたそう。

 店内はどこか懐かしい雰囲気があり、銀紙に包まれたケーキ一つ一つに、心を込めた温かさが伝わってくる。

 洋服や帽子、手袋など身につけるものにもこだわり、温厚で真面目な人柄だった新田さんは、91年の生涯を終える間際までケーキ作りに心を傾けた。その志を受け継ぎ、洋菓子店オープンから丸60年。洋菓子へのこだわり、おもてなしの心は、今も変わらず守り続けられている。

静岡県熱海市銀座町4−8
電話番号/0557−81−4070
営業時間/午前10時~午後6時(土日:午後7時まで)
定休日/水曜日



(2015年02月16日 イズハピ

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