現行のＰＲＳ カスタム22

写真は私が所有している、恐らく０９年製のＰＲＳ・カスタム２２です。
値切りに値切って、現在の定価の半額以下で購入しました。
ロータリースイッチで苦労しています。

で、この後カスタム２２が廃盤になってしまいました。
フラッグシップモデルのカスタム２４の需要が多いから
ＭＩＤが強く、どちらかと云えば「通」（Ｓ村楽器の店長さん弁）な人が好むらしいので
売り上げ減ったのでしょうね。チト、クセの強さもありますし。
それが何年か前に復活しました。

しかし完全復刻では無く、私のギターのＰＵはドラゴンⅡという
ＰＲＳギターの中では最もハイパワーなモノなんですが
「57」（？）新しいＰＵに変わっております。
後、とても便利な５ＷＡＹのＰＵセレクターですね。
（ロータリースイッチとはセンターの所の配線が違う）

ＳＮＳや楽器店の店員さんで今のＰＲＳを良く言う人は
あまり多いように感じません。
マスタービルターのジョーナッグスが居なくなり独立したし。
以前も書きましたが某楽器屋店員さんは４５万円位出すならエントリーモデルのＳＥシリーズを
改造する方を薦めると。

その新型（もう数年経っていますが）を弾かせて貰いました。
マーシャルのＪＶＭに繋がれ。
ＭＩＤが強い、旧型式とは違う音に感じました。
意外に抜けるのですよね。私のモノは機材によっては
音がＭＩＤの強さでネットリする事多いし。
ＪＶＭの色んなチャンネルで試すもどちらかと云えば、
セッティングしやすいサウンドではないかな？と思いました。ブライトになったというか。
Ｓ村楽器の店員さんは「カスタム２２だとラウドロックとかの轟音は音抜けしませんよ」
そういっていましたが、現行のモノは抜けるのではないかな？
ライブでギターを弾く福山雅治特集だったギタマガ誌のインタビュー読んだ時
「色んなギター試して音抜けに悩んでたんですが、ジェイムスタイラーとＰＲＳで抜けるようになった」
そう語っておりました。
弾き心地は悪くは無かったのですが、個人的な感想は音が軽く感じた・・・。
店員さんに「木材のグレード、以前より下がりましたか？」と聞きましたが
「まあ、ワシントン条約で木材調達が難しいですしねぇ・・」と
濁しておりました。
見た目は相変わらず綺麗です。
ついでに安売りしていたサンタナモデルも弾かせて貰いましたが
重たいギターに拘るカルロスサンタナの意図と違い、そんなに重くないように感じた固体でした。

そういえば、私は楽器屋でマッカーティーシリーズやモダンイーグルを
目にする機会が無くなりました。多分、まだ現行品ですが。