ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

アイアンメイデンのカバーを歌う時

2008年09月21日 | テクニック
メイデンを歌った人なら思った事もあるかも知れませんが
メイデンを歌うのって至難の業だったりします。

私自身、ハードロック、ヘビーメタル、ロック系以外にも
SOUL系とかも歌いますが、メイデンの歌はやはり
今まで歌ってきた楽曲の中で、かなり苦しいモノです。

メタルタイガースやその他で「審判の日」や「TROOPER」を
やりましたが、これも何とか、歌は必死で付いて行きましたね。
この2曲はリズムギター、ツインリードを弾きながら歌えるという
良いメリットもあるのですが、

とにかく、基本的・・・スティーブハリスの書く歌詞・・・
鬼の様な長さなんですよね・・・・。
特に、初期、ポールディアノ期の「モルグ街の殺人」「キラーズ」なんか
ライブで何度かやりましたが、もう、KEY的にも
本気で「泣き」が入りました。(19歳頃の話ですが)
私、演歌的、短い歌詞をコブシを回し歌うのが、スタイルなんですが
(プリースト、ロニーJディオ、グラハムボネット、ラウドネス等)
メイデンのこれらの楽曲はコブシ所か、舌が回りませぬ

コレがブルースデッキンソン期になっても「ACES HIGH」なんて
これも泣きが入りました。
実際、リアルタイムでのブルースの歌自体、声が浮いていて
本人がフェイクしている位です。
「fear of the dark」とかも辛かったですなぁ。

アルバム「some where in time」の2曲目
エイドリアンスミスが作った「wasted years」とかだと
歌詞が長くなくて、歌い易いのですが、

メイデンのカバーを歌う時にはかなり苦しかった事が
多かったのですね。
ギターでメイデンをツインリードで弾くのは凄く楽しいのですがね。

特に、若い時、もっと私自身のkeyが高かったので
個人的には苦手なkeyでした。

今現在、意外とメイデンのkeyでもフィットするようになったのを
加齢の為・・・感じますね。
(鉄名電プロジェクト然りで)

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« プレイする人の音と性格 | トップ | スラッシュドミネーション08... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
メイデンのカヴァー (micha*)
2008-09-21 19:24:12
すぐに頭に浮かぶのが、マイケルがカヴァーしたRun To The Hillsですね~~♪(笑)

歌詞が長い...というのは、気付かなかったです(^^;
(そもそも歌詞などほとんど聴いていない私..)
(HR/HM系の歌詞はくだらない内容が多いそうですが、
あんまり気にならないのは、聴いてない証拠です..)
(例の時も、歌詞カードを見て‘こんな歌詞だったんだ~’と
遅ればせながら気付いた次第(^^;)

ただ、聴いてるとその歌詞が高尚なものかそうでないかは
なんとなく解ります

メイデンはスティーヴの傾倒する中世ロマンの思想が歌詞にも
楽曲にも反映されて、一貫した様式を構築し続けていますよね

そういえば、ジューダスの『運命の翼』はどことなくメイデン的
ドラマティックな仕上がりで、そこに惹かれるのかもしれません
(作品はジューダスの方が古いですが..)
返信する
micha*さん (太郎)
2008-09-21 21:31:58
「ナンバーオブザビースト」は名盤ですね。
メイデンのばやい、これだけ歌詞が長いのは
スティーブが書きたい事が多すぎるからです・・・。

「審判の日」なんか、死刑執行前の囚人の
気持ちなんですがね、歌詞に、心は入り込めますが
舌が付いて来ないんですよ・・・。
と、メイデンは以前、16世紀の死刑執行小屋を
リハ&レコーディング(?)スタジオとして
買いましたな。

プリーストは、歌詞にリスナーが想像できるスペースを
作っておくんですが、
私はサッパリ判りませんでした。
プリーストもほぼ、全作お薦めですよ。
(ロブが居る時期)
(ロブが抜けた、ライブメルトダウンも良いです)
返信する

コメントを投稿

テクニック」カテゴリの最新記事