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TRAVEL TOPICS

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足立美術館 16年連続1位!・・・ 米誌日本庭園ランキング

2019-01-24 | トラベルトピックス

横山大観ら近代日本画コレクションで知られている足立美術館(島根県安来市)は、米国の日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」の2018年の日本庭園ランキングで1位に選ばれたと発表しました。03年のランキング開始以降、16年連続の快挙です。

ランキングは、国内外の専門家が日本にある900カ所以上の庭園を訪れ、庭園の質や建物との調和などを総合評価します。足立美術館の広さ16万5千平方メートルの庭園は、専属の7人の庭師がアカマツやサツキなどを手入れしており、季節ごとに違った景色が見られます。
2位は桂離宮(京都市)、3位は皆美館(松江市)、4位は山本亭(東京・葛飾)、5位は京都平安ホテル(京都市)です。


足立美術館の足立隆則館長は、「常に新鮮な感動を与える美術館であり続けることが当館の社会的使命であり、さらなる魅力の発信に努めていきたい」とコメントを出しています。


豊洲に観光客殺到、働き手はカヤの外

2019-01-22 | トラベルトピックス

豊洲市場(東京・江東)が新たな観光スポットとしてにぎわっています。見学コースが設けられ、魚や野菜の取引を間近で無料で見学できるほか、飲食店も充実しています。今は事前予約・抽選制でマグロの競りも見学できるようになり、外国人にも人気が出そうです。


しかし、場内で働いている人は複雑な心境のようです。
「俺たちの食うものがない」豊洲市場は約500の水産仲卸が軒を連ねる日本最大の台所です。卸会社社員、鮮魚店や居酒屋の仕入れ担当者など1日に数万人が訪れ、忙しく働いています。築地場外市場に美味しい店が多かったのもそのためでしょう。


ところが、豊洲に移転後、コンビニのおにぎりやサンドイッチをほおばる人を見かけることが多くなりました。場内にコンビニはないため、深夜の出勤前に自宅近くで調達しています。「 もう冷たい弁当は飽きた」とため息を漏らしています。
すし海鮮丼、スイーツなど観光客にとっては、豊洲はグルメパラダイス。人気店には早朝から長蛇の行列ができます。ただ値段は高い。すし「おまかせ15貫セット」5200円やウニ丼5000円、1万円のおまかせコースのみのすし店もあります。
ある仲卸大手が銀座で運営する和食店では、ランチの海鮮丼が約2700円。イクラ、トロ、カニなど13種類の旬の具材がたっぷり乗り、デザートも付きます。魚の値段のプロがみても豊洲価格は高く映ります。観光客誘致もいいが「都は働く人のことをもっと考えて欲しい」との声があちこちにから聞こえてきます。


ANA、ロシア路線参入 モスクワ、ウラジオ19年度にも2路線

2019-01-21 | トラベルトピックス

ANAホールディングス(HD)はロシア路線に参入をする方針を決めました。早けれ2019年度中にも東京とモスクワ、極東のウラジオストクとを結ぶ2路線に毎日運航で就航します。同社がロシアを目的地とする直行便を飛ばすのは初めて。平和交渉などで日ロ両政府が関係強化を図る動きに対応。中期的なビジネス需要の拡大を取り込む狙いがあるようです。

日ロ間では極東や北極圏での経済協力を進めています。18年12月には極東ハバロフスクの空港ターミナル運営事業に双日などの参入が決まるなど、極東を中心に日本企業の進出が予想されます。ロシアからの訪日客の伸び率も欧州では最も多く、ビザ発給要件の緩和が進めば両国間の交流がさらに拡大する可能性があります。


日ロ間の旅客数は17年12月〜18年11月、モスクワで前年比約1割増の約14万人、ウラジオストクでは同2割増の約7万人とみられます。モスクワは17年時点で日本企業が300社以上進出。ウラジオストクでは約50社ですが、進出企業は前年比11%増となりました。
東京ーモスクワを結ぶ路線は日本航空が週4便、アエロフロート・ロシア国際航空が毎日就航中です。東京ーウラジオストク便もロシアのS7航空などが就航していますが、日本の航空会社は就航していません。
ANAホールディングスは国際線を成長戦略の柱とし、早ければ20年3月期にも国際線の売上高が国内線を初めて逆転する見込みです。


JTB2019年予測

2019-01-20 | トラベルトピックス

JTBは2019年の旅行動向見通しを発表しました。

訪日外国人は過去最高の3550万人で、18年と比べ13.8%増

要因の一つとして、LCC(格安航空)の新規就航が寄与し、訪日外国人数は欧米や東南アジアからの旅行者数が増加するとみている。また、9〜11月はラグビーワールドカップが開催となり、海外から多くの観戦客が見込まれる事も考えらます。

日本人の国内・海外旅行共に増加

18年は自然災害も多く、国内旅行者数は3%程度減りましたが、19年は、日本人の旅行需要も持ち直すと予想しています。国内旅行は2億9090万人、海外旅行は1910万人と推計しています。

19年は国内でテーマパークなどの開業が相次ぎます。ムーミンを題材にしたテーマパーク「メッツア」(埼玉県飯能市)に「ムーミンバレーパーク」が、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは映画「SING(シング)」をテーマにしたアトラクションをこの春にオープンします。また、19年はゴールデンウィークが10連休となり年末年始の日並びも良く、行需要を後押しし、19年の国内旅行の1人当たりの平均消費額は3万6600円と予測しています。


訪日消費最高 4兆5064億円 18年1人当たりは落ち込み

2019-01-18 | トラベルトピックス
観光庁は1月16日、2918年に日本を訪れた外国人が国内で使った金額は、4兆5064億円だったと発表しました。この金額は、過去最高だったものの、訪日客1人当たりの消費額は近年落ち込んでいます。政府が揚げる20年に8兆円という目標に向けて、消費の喚起が欠かせません。
 
18年の訪日客数は3000万人を初めて突破して3119万1900人となりました。20年に4000万人という目標も視野に入ります。これに対し、訪日客1人当たりの消費額は近年、低迷しています。中国などからの訪日客大量に家電製品や日用品などを購入する「爆買い」が注目された15年は17万6000円でしたが、18年には15万3000円となりました。これは、国内消費を重視する中国政府が16年以降、海外で購入した商品を持ち込む際の関税を引き上げたことなどが要因とみられる。
なお、1人当たりの消費額は、日本から遠い地域からの観光客が多額になる傾向があります。18年の実績を見てみると、オーストラリア24万2000円、スペイン23万7000円、イタリア22万4000円などと、遠方の国が続いています。このため、観光関係者はアジア圏に加え、欧米や豪州などからの誘客に力を入れています。日本政府は今年7月から、地域のお祭りなど期間限定のお祭りに、外国人を対象にした免税店を出店できるようにして訪日客の滞在を長くし、地域の体験とともにそこでしか買えない物品の購入も促すことを目論んでいます。