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TRAVEL TOPICS

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1月の訪日客最多268万9400人

2019-02-23 | トラベルトピックス

日本政府観光局は1月に日本を訪れた外国人旅行者数が、前年同月比7.5%増の268万9400人と発表しました。この数字は、1月としては過去最高を記録しており、航空便の新規就航や増便があった中国や台湾のほか、スキーをする目的などで豪州や米国などからの訪日客が大きく伸びたのが要因です。

国・地域別では、韓国がトップだったものの、3%減の77万9400人、香港も3.9%減の15万4300人となりました。これは、昨年相次いだ日本国内の災害の影響があったようです。一方、中国は19.3%増の75万4400人、台湾は10.5%増の38万7500人と大幅に増えています。豪州は16%増の8万1100人、米国も12.2%増の10万3200人といずれも前年同月比で2ケタの伸び率となっています。


世界の旅行者 口コミ評価 金沢彩の庭ホテル 1位

2019-02-02 | トラベルトピックス

旅行口コミサイトの「トリップアドバイザー」が発表した「トラベラーズチョイスホテルアワード2019」で、国内では金沢彩の庭ホテルがサービス部門で初の1位となりました。同アワードは世界中の旅行者の口コミを集計して順位を付けます。金沢彩の庭ホテルは地産地消をテーマにした朝食や従業員の接客などが評価されました。同部門で2017年は10位、2018年は15位となっており、2019年は大きく順位を上げました。口コミには「地元の食材を使った朝食が良かった」「従業員の感じが良く、丁寧な対応だった」などのコメントが多く寄せられています。また、トリップアドバイザが集計する「旅好きが選ぶ!朝食のおいしいホテルランキング」でも、2年連続5位以内に入っています。

金沢彩の庭ホテル https://www.sainoniwa-hotel.jp/


大連に京都の街並み

2019-02-01 | トラベルトピックス

総工費1000億円 商業施設区、来年に中国遼寧省大連に日本をテーマにした複合商業施設が誕生します。地元の不動産会社が日本人建築家らと組み、京都の街並みを再現。日本料理店や土産物店などを併設し、総工費は60億元(約1000億円)の見込みです。
 大連は日系企業が数多く進出し、日本との関わりが深い都市です。中国で日本への関心が高まるなか、観光客の呼び込みを狙います。計画では約100万m2の敷地に、京都市の清水寺周辺を再現した商店街や日本家屋などを建設します。商店街には日本商品取り扱う店や日本の文化体験できる施設を300〜400店設け、一部の家屋は別荘として販売。 今年3月に着工し、2020年5月から順次開業する予定です。


かがやき 臨時で8往復 JR西、GW10連休に毎日

2019-01-31 | トラベルトピックス

JR西日本金沢支社は3〜6月に運行する春の臨時列車の概要を発表しました。北陸新幹線の「かがやき」は4月27日から5月6日までの10連休期間に毎日8往復(16本)運行します。ゴールデンウィーク中の提供座席数を昨年より18%増やし、観光客や帰省客の輸送需要に対応します。

3〜6月の臨時列車の総本数は、北陸新幹線が822本と昨年より33本増えます。関西方面の在来線特急「サンダーバード
」が33本減の102本となりますが、定期便を含めて3〜6月の2535本を9両編成から12両編成に増やすため、提供座席数は昨年より2%増えます。
米原・名古屋方面の「しらさぎ」は臨時列車が2本減ですが、6両編成を9両に増結するので運行本数が減ってもほぼ前年並みの座席数を確保します。


北陸3県訪日客、昨年最高へ

2019-01-29 | トラベルトピックス

北陸3県の2018年の外国人宿泊者数は過去最高を更新しました。まだ結果は出ていませんが1月〜10月の累計で108万人泊と前年同期比15%増えています。この数は、全国の訪日客の伸びを上回る勢いで17年実績の112万人泊の更新は確実です。北陸新幹線やクルーズ船の誘客効果が寄与した格好ですが、地域経済へ波及効果は限定的との声もあり、消費を促す工夫が求められます。

 

金沢を代表する観光名所の「兼六園」の2018年の外国人入園者数は42万8504人で、前年比13%増えました。特に、欧米からの観光客が増えています。また、富山県でも「立山黒部アルペンルート」の観光客や「トロッコ列車」の利用者数が、過去最高を記録しています 。
 背景には クルーズ船誘致などの誘客策成果をあげていることがあります。石川県によれば19年の金沢港へのクルーズ船寄港数は50本を超え、18年より3本以上増える見通しです。4月には英国の豪華客船が初寄港する事も決まっています。また、富山県は観光庁などと開催しているプロモーションを通じて「徐々に知名度が上がった」と分析しています。

北陸の宿泊施設には幅広く恩恵が及ぶ。金沢彩の庭ホテルは18年のインバウンド宿泊者数が3.8%増えました。山代温泉の「葉渡莉」は個人旅行の訪日客増加を見込み1人専用の8部屋の和室を和洋室に改装しました。


課題となるのが消費の押し上げです。観光客で賑わう近江町市場の関係者は「訪日客は増えたが商品の購買につながっていない」とつぶやきます。消費喚起を図ろうと、金沢市内の百貨店は外国人向けの新たな割引制度を導入しました。
  一方、訪日客の増加に伴うトラブルを増加しています。「バスの車中で大声で話す人」「購入した商品を精算前に食べ始める人」がいるとの報告があり、受け入れ体制の整備も 急務となっています。