2020年東京五輪・パラリンピック大会組織委員会はチケットの販売概要を発表し、閉会式や全競技の入場券を抽選で販売すると明らかにしました。
発表によると、一般向けチケットは4月以降に申し込みの受け付けを開始。一定期間後に締め切って抽選し、チケット不正転売禁止法が施行される6月以降に結果が通知されます。売れ残った分を今秋以降に先着順で発売し、さらに残ったものを都内の店舗で販売予定です。12歳未満の子どもと60歳以上の高齢者、障害者らを含むグループに1枚2020円の「東京2020みんなで応援チケット」も用意しています。今後、食事やお土産品をセットにしたチケットも販売します。
チケットは公式販売サイトで扱い、購入には登録ページでIDを取得することが必要です。座席は見やすさに応じてAからEの5つに区分されていますが、体操は3つの区分になる他、さらに少ない競技もあります。最高額は開会式Aの30万円。競技では陸上男子の100メートルや男女400メートルリレーなど注目の高い種目の決勝が行われる日の13万円が最も高く設定されています。なお。席の区分はできますが、席の指定はできません。