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褥瘡予防対策委員会

褥瘡の予防と、職員への啓蒙等を行います。委員は施設長、相談員、看護師、管理栄養士、介護職員の10名からなっています。

2013.12『褥瘡ケア(スキンケア)について』 

2013-12-05 07:00:00 | インポート

褥瘡ケアはトータルケア

             褥瘡→局所ケア・体圧分散・看護・栄養管理

                   *どれか一つが足りなくても、予防も治療も上手く行かない

スキンケア:皮膚を清潔な状態に保つ事が基本

  清潔を保つため、入浴、清拭を積極的に行う。

   ・代謝を活発にするので、予防や治療に有効(足浴でも良)

  排泄物や汗による汚染、湿潤に注意する。

   ・オムツやシーツ、寝間着は通気性の良いものを選ぶ

   ・撥水性クリームやフィルムドレッシングを利用して保護する。

  摩擦やズレに気をつける。

   ・体位変換、キャッジアップ時は特に注意する。

   ・骨突出部はフィルムドレッシングで保護する。


2013.11 『褥瘡と栄養』 

2013-11-05 09:10:04 | インポート

褥瘡予防や治療には、十分なエネルギーとたんぱく質の確保が必要です。
たんぱく質が不足すると、筋肉の量が減少し、骨が突出し、褥瘡が発生しやすくなります。
エネルギー不足は、たんぱく質が体たんぱく質合成に利用されず、エネルギーとして利用されてしまい、皮膚組織の再生が遅滞します。
 1日のエネルギー必要量を25~35kcal/㎏(体重)、たんぱく質1.25~1.5g/㎏(体重)を目標とし、栄養状態に気を付けることが重要です。

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2013.10 『お試し~』 

2013-10-05 07:00:00 | インポート
  春頃、とある有名メーカーさんからスキンケアについての講演がありました。
 
商品のアピールも兼ねて入浴剤や洗浄剤、保護剤のサンプルをいくつか頂いて使用しています。中でも保護オイルは、撥水効果で肌を保護し、発水力も長時間持続しムレを防いで潤いを保持するという特徴があるそうです。
1名の方に使用していますが、肌が若返ったようでなかなかいい感じです。
老化現象とはいえスキンケアはまずは清潔が肝心だと思います。
そして、洗浄は優しく行い潤いを補給し、刺激からの回避に努めたいと思います。

 

 


2013.8 『褥瘡について』

2013-08-05 07:00:00 | インポート

褥瘡について調べてみたことを少しですが紹介します。

「褥瘡」とは寝たきりの利用者様が長期間病床にある場合に、衣類・寝具による部位に生じる。床擦れ

褥瘡発生の主な要因は圧迫です。(湿潤・低栄養による組織耐久性の低下など)

ケアの理想として・・・

作らない(リスク管理)・悪化させない(早く見つける)・早く治す(適切な治療・ケア)

リスク管理を行い予防に努め「褥瘡を作らない」こと。もしも褥瘡が発生した場合は、

早く治療にかかり「悪化させない」こと。最後に、適切な治療・ケアを行い「早く治す」ことが褥瘡ケアの理想です。