よれよれシステムエンジニア

家庭と仕事と人生のあれこれ

土曜の昼ごはん

2006-05-28 22:43:31 | 日記
土曜は、午後、一人で出かける用事もあり、カミサンが少し風邪気味だったため、自分がお昼ご飯を早めに作ることにした。

メニューは、定番の焼きそば。他に、レタスときゅうりのサラダ。

野菜を刻んで、軽くゴマ油で炒め、マルちゃんの焼きそば三玉をフライパン上で炒めていく。最後に、ソースの素を振りかけて、よく混ぜて、また少し加熱。

子供達は、親の一瞬の隙をついて、待ちきれずにコーンフレークをばりばり食べていて、止めたが間に合わず。。。

それでも、焼きそばを盛ってお膳に並べて、みんなで食べることに。

下の娘は、おいしいと言って、黙々と食べ始めた。

さぁ、難敵である上の娘は・・・と見てたら、「かっらーい、辛いよ!」と言い出した。

自分でも食べて見たが、そんなに言うほど辛くないように思う。(確かに、いつもより、ほんの少し辛い。ソースの素を使い切ってしまったから。)

「そんなに辛くないよ。」と私が言うと、「辛いよ、こんなんじゃ食べられないよ」と上の娘。

それでもなだめすかして、「レタスと一緒に食べてごらん」と勧めたりしながら、食べさせていた。

すると途中で、上の娘曰く、大きな声で、


「あのねぇ、辛くてこれ以上食べたくないわけ!
 
 まず、この辛いのを今すぐ辛く無いようにするか、
 2つ目に、お茶を飲みながら辛いのを我慢して食べるか、
 3つ目にこの場でごちそうさまにするか、


 一体どれがいいと思うか言ってみてよ。。。」



と強く出てきた。

裏には、親の一瞬の隙をついて勝手にコーンフレーク食べて、食欲が無い事情があるはずだが、こちらの少し辛かったかな、という心理につけこんできている。

私が「うーん」と唸ると、上の娘は、

「まず、いきなりごちそうさま、というのはダメって言うでしょ、どうせ。でも、辛いのを辛く無いようにするのは難しいよねぇ。」と言う。

私は「うんうん。」と肯くと、上の娘は「だったら、さっさとお茶持ってきてよ」とピシャっと言われてしまった。

普段なら「自分で取って来い」と言うところだが、思わず、「判った判った」と立ち上がってしまった。

お茶を取りに行って戻ってくると、いいように利用された気がして、「ほんとはお茶を取りに行かせたかっただけなんじゃないの?」とカミサンに聞いてみた。

カミサン曰く、「普段、ストレートに要求を言うから、やっぱり考えてみたんじゃないの」とのこと。

結局、上の娘はお茶を飲みながら少し食べて、「やっぱり残してごちそうさましてもいいよねぇ!!」と主張してきて、こちらも「判ったから後で食べなよ」と言って、敗北確定。

ご飯を作って喜んでもらうのは難しいなぁ、と思うのと同時に、「もしかして辛かったかも?」という弱みにつけこんでくる上の娘の駆け引きに負けてていいのかよ?という忸怩たる思いも出てきて、何となく割り切れない思いで、一人出かけたのだった。

しかし、食べない子供に食べさせることは、知力、体力を使った総力戦になるなぁ。。。

女の怒り、男の本音

2006-05-09 01:51:46 | 日記
今日、午後11時頃帰宅したら、カミサンがまだ起きていて、テレビを見ている。

普段は、テレビを見ていると、私が帰ってきてもあんまり話しかけられることも無いのだが、、、

「面白いから見てみない???」と誘われた。

なんだろう、と思って、食事を取りながら、ふと見ると、

なにやら、NHKの討論番組で、一般人が参加している形態。

テーマは「熟年離婚の原因」だった。

というわけで、こちらも「はぁ」と怪訝な顔をしつつ見始めた。

刺激的な内容としては「妻が激怒した夫の一言」。

1.誰が食わしてると思ってるんだ!

2.女のくせに

3.手伝ってあげようか?

1.2.については、「さすがに、こんなこと言ってないよね」と思わず聞いてしまったが、「そんなことは言ってないよ」と答えてくれた。

3.の手伝ってあげようか?は、言ってしまって顰蹙買ったことがあるような気がする。

これは、難しい。

男は、なんとなく、休みの日に親切で「掃除を手伝ってあげようか?」なんて言ったりしてしまうのだが、無意識に掃除・洗濯は妻がやるもの、という前提でものを言っている。

そこにカチンとくるらしい。専業主婦であるカミサンでもカチンとくるので、共働きではもっと激しいものがあるだろうなぁ。。。

ところで、この番組を見ていたら、話しはもっと発展して、保育所が不足している話、企業において女性がまだまだ働きやすい環境になっていない、など色々あって、まじめに見入ってしまった。

男と同じように長時間労働できないので、男と同じ価値を提供できない、なんて刺激的な人事担当役員の声もあったりして、会場の議論は超白熱。

そもそも男なら長時間労働していいのか、という意見があったりして、それはそれで身につまされた。

個人的には夫婦はチームであり、組織であるので、役割分担が必要なときもあろうし、そのときの評価指標として一番稼げることを考えたり、チーム全体の精神的な安定を一番に考えたり、色々な形を模索していけばいいと思う。

ただ、チームだから、熟年離婚の原因にあったように、お互い思いやりが必要なんだよなぁ、なんて自分のことを棚にあげて思ってしまった。

なんて見ていたら、自分の家の近所が映った。

「あ、この辺、うちのそばだ!」と叫んだら、カミサンが「え、ちょっと待って」といって、なんとリモコンで画面が静止した。

私「えーーーーーーっ!!! これ、録画だったのぉ!?」

カミサン「うん、そうだよ」

帰ってきたら、何気なくテレビつけていたように見えたんだけど・・・

・・・

なんとなく、意図を感じるような、考えすぎのような、、、

最近色々あったので、逆に考えすぎかな?

-----

#番組は、4月中旬に放映されたNHKスペシャル「日本のこれから ~女の怒り、男の本音~」というものでした。

GWの過ごし方

2006-05-06 00:21:51 | 日記
さぁ、ゴールデンウィークも終盤である。

娘達は、4/30は、ディズニーランドへ行き、5/3は埼玉県の東松山で動物と戯れ、5/4はナンジャタウンでアイスクリーム三昧、と過ごしてきた。

あまりにも娯楽的な要素が多かったので、5/5子供の日は、何か科学芸術系に触れよう!と考えてみた。

で、考えたテーマが、「ひまわり、恐竜、ロケット」を見に行こう!ということにした。(今日は、車でお出かけ)

まず、ひまわり。

「ひまわり」と言えば、ゴッホ。

新宿の損保ジャパンビルの東郷青児美術館に展示されている。新宿のビル街は意外と空いていて、野村ビルでのんびり昼飯を食べてから、東郷青児美術館へ。

行ってみると、常設展以外に、植物画展が催されていて、様々な花や木の実の写生された絵が展示されていた。結構水彩画が多くて、水彩でここまで植物を鮮やかに表現できることに驚いてしまった。

でも、娘達は損保ジャパンビル42階の景色に感動した後、はしゃいでいて、あんまり絵を良く観ておらず、最後に常設の「ひまわり」に到 着。「ひまわり」を見ても、「ふーん」という感じ。どうやら、まだ本物のひまわりを見たことが無いらしい。(ちょっと恐い、と下の娘は言ってたけど)

でも、あれだけ、不気味なインパクトの強いものを見れば、幼いながらも印象に残るかと思ったが、まだまだだったみたい。

最後に駐車場で、「一番覚えている絵は何?」と上の娘に聞いたら「どんぐり!」と答えが返ってきた。5歳児の心には、「ひまわり」より「どんぐり」が印象的だったらしい。

その後、車を30分くらい走らせて、上野の森へ。

行き先は、国立科学博物館。

自分は小さい頃から、ここの零戦を見に何度も足を運んだ覚えがある。

ここには、恐竜の骨格標本やら、ロケットが展示されていて、あの巨大なものは子供にもインパクトがあるだろうと思った。

行ってみて、改めて思ったが、「骨」だらけ。恐竜の大骨格が3体。(なんだか、昔より増えたなぁ・・・) 恐竜以外の階でも、哺乳類四足動物、鯨、亀と、様々な骨格模型、剥製がうじゃうじゃ展示されてあった。

ロケットエンジンや零戦については、娘達に結構説明したのだが、あんまり興味無かった様子。自分はどちらかというと工学的なものに惹かれていたのだけれど、娘達はちょっと違うみたい。また、恐竜よりも、動物の剥製や鹿の出産ビデオに釘付けになっていた。

それでも、入り口に展示されていた蒸気機関車のD51に対しては「乗ってみたーい!」と言っていた。

上の娘からは質問がいくつか出てきて、「ママが生まれた頃は、恐竜はいたの?」とか、「恐竜とライオンではどっちが強いの?」といった質問をしていた。これには、恐竜が好きなママが一生懸命説明して、「人間が生まれる前に恐竜がいたのよ」とか、「恐竜は脳が小さいから、あんまり考えられないので、結局ライオンの方が強いのよ」とか、答えていた。

最後に上の娘は「なるほどねー。だいぶ判ったよ。」と、判った風な顔をしていた。。。(ほんとか?!)

ただ、帰るときに「鯨は何であんなに大きいの?」という質問などは、簡単には答えられなかった。なんであんなに大きい必然性があるのだろう。。。本当に。

ま、あんまり意図したほど芸術・科学のインパクトを与えられなかったかもしれないけれど、終わってみるとそれなりに楽しめた様子。

こんなことがきっかけで、様々な好奇心、探究心の幅が広がるといいなぁ、と思うけど、それは本人から自発的に出てくるものなので、どうかなぁ。。。?