手稲さと川探検隊 まったり活動日記

北海道札幌市手稲区で活動する手稲さと川探検隊の活動日記です

2014年6月1日(日)さとkawa遊び 手稲のざわめく生き物体験 川の生きものモニタリング(1)

2014年06月07日 | 自然体験
春から初夏に移り変わるこの時期、まだ雪解けの水は少し冷たいけれど、待ちに待った今年初!の川の生き物しらべを行いました。
札幌の住宅街を流れる身近な川にも、よ~く目をこらしてみると、たくましく、いきいきと生きている水生昆虫や魚たちが観察できます。
そんな「いきもの」たちを一緒に探して、ぴっかぴかの青空の下、川遊びを楽しみました。

上流と下流で観察して、川のようすや観察された生きものの違いを感じてみます。
上流ポイント星置の滝の様子です。

石の裏にはなにがいたのかな??水生昆虫の巣が見つかったのかな?


上流で観察された生きものたち(エルモンヒラタカゲロウ・ヘビトンボ幼虫・カワゲラ幼虫・トビケラの幼虫)

下流ポイント星置川(星置会館そば)
気温も上がり、もう待ちきれない~さあ、おもいっきり川で遊ぶよ~

本日の講師は斎藤和範先生。子どもたちの「なぜなぜ?好奇心」にしっかり向き合って答えてくれる頼もしい先生です!
最近関心のある事「ヒキガエルの収束日」だそうです。
《先生のコメント》フィールドワーク前の授業で子どもたちがみんなしっかりと発言してくれたのがなかなかよかったね!もうしっかりと覚えてくれた子もいたしね!(昆虫とむしの違いなどについて楽しく授業していただきました)

子どもたちの「獲物(エモノ)」を狙う時の目は真剣。その真っ直ぐな目にドキドキします。

大人だって負けてないです。大人だって昔は子どもだったんだから!


遊んだあとはお昼ご飯もモリモリ食べます。これ、さと川流!旬のアスパラ、美味しかった~!


空に目をやると、鳥もたくさん観察されました。ショウドウツバメやカワラヒワ、オオヨシキリ、アオジなど(すみたまきこさん情報)
今日もいちにち楽しみました!参加してくださったみなさん、どうもありがとうございました。
見守りボランティアで来てくれた工藤さん、チャ君ありがとう。

子どもたちの描いてくれた絵です。一生懸命描いてくれました。ありがとう!



星置川下流で観察された生きものたち(ヤマベ・ウキゴリ・シマウキゴリ・ウグイ類・スナヤツメ・サケ・スジエビ・モクズガニ・カワニナ・ニホンカワトンボの幼虫・モイワサナエトンボの幼虫・モンカゲロウの幼虫・ヘビトンボの幼虫
秋にはソーティング(種類や数を記録)を実施し、年単位で川の様子をモニタリングしていきます。
記録は本日のリーダー山木さん(職人気質・うまいもん好き)

今回の活動は、子どもゆめ基金助成金子どもの体験活動助成・前田一歩園財団自然環境助成事業で実施いたしました。
※当ブログの写真の無断転載は固くお断りいたします。また、掲載写真ついては保護者の了承を得て行っております。


次回はお待ちかねコウモリナイト第4弾!7月5日です。写真家の中島宏章さんが講師です。

詳細は後日お知らせいたしますね~