回胴式遊技機技術研究 J-Slot Amusement Specification

アミューズメント仕様パチスロの日々

再利用汎用化への挑戦

2023-04-16 16:58:54 | 日記
パチスロの各社製アミューズメント仕様基板・システムの汎用化(ハンヨウカと読みます)は各社製アミューズメント仕様基板・システム再利用の肝です。
例えばここに4号機北斗の拳のアミューズメント仕様筐体があり、正常に稼働しているが、いかんせん、古い機種なので売り上げが見込めなくなって、最新機種に交換したい。そのうえ、あまり経費をかけられないので、北斗の拳を動かしているアミューズメント仕様システムを再利用できないだろうか?オークションにルパン3世ロイヤルロードが格安で出品されていて、運よく落札できて、近日中に届くことになっている。
筐体をよく見ると、メイン基板から変換基板を介して、北斗の拳に割り込み配線されている。さらに精査すると、変換基板の①は北斗の拳のMBXBET信号線を切断してボタン側につながっていた。変換基板の②はブロッカーコイルのマイナス側に信号を横取りするように並列でつながっていた。変換基板の③はメダルセレクタの黄黄黄と並んだ真ん中の黄を切断して、北斗の拳本体側につながっていた。変換基板の④はメダルセレクタの白白白と並んだ真ん中の白を切断して、北斗の拳本体側につながっていた。変換基板の➄はホッパーモーターのプラス側を切断して北斗の拳本体側につながっていた。変換基板の⑥はホッパーモーターのマイナス側を切断して北斗の拳本体側につながっていた。変換基板の⑦はホッパーセンサー1の信号線を切断して北斗の拳本体側につながっていた。変換基板の⑧はホッパーセンサー2の信号線を切断して北斗の拳本体側につながっていた。
メイン基板と中継基板を筐体と北斗の拳から、再利用できるように上手に取り外します。配線はブチブチっと切ってはいけません。岐阜白川郷の合掌造りの家を六本木ヒルズに移転展示するように、柱、梁にどこの使われていたかその意味を含めて、見事に再建できるように丁寧にとりはずします。脳死のドナーから心臓をとりだすように・・・・移植手術でしか助からない患者様を思えば、荒っぽい作業ができますか?

こうして取り外したシステムを今度はルパン3世ロイヤルロードに配線します。もちろん、メーカーも違い、セキュリティが厳しくなったルパン3世ロイヤルロードが簡単に受け付けるはずがありません。そこで登場するのが汎用化ボードです。
北斗の拳
ルパン3世ロイヤルロード
それも、これも、当該アミューズメントシステムの正体、4号機北斗の拳の正体、ルパン3世ロイヤルロードの正体がわかっているからこそできる挑戦なのです。このように、不可能を可能にするアムセの挑戦にご期待ください。
再利用汎用化への挑戦(2)


****************
回胴式遊戯機技術研究会はパチスロの入出力信号を調べて、オシロスコープで波形をみて、その通りの疑似信号を出力するマイコンプログラムを作成して、回路にのせて、パチスロのメダル不要回路を作成して、卒業の技術講習を開講しています。
この機会に、パチスロの基礎から学んで、アミューズメント仕様パチスロの技術を身につけてみませんか?
受講受付中!!
ご不明の点はご遠慮なくお尋ね下さい。存じ上げていることは丁寧にご案内させていただきます。
TEL 090-3194-4902 
にほんブログ村 スロットブログ スロット情報へ
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

にほんブログ村ブログパーツ

PVアクセスランキング にほんブログ村

にほんブログ村ブログパーツ

PVアクセスランキング にほんブログ村