退役SEのつれづれ日記

定年退役SEが、つれづれなる想いをしたためています。
(旧名:『システムノヲニワソト』)

[docker][kubernates]さくらの夕べ#2に参加してきました

2019-11-18 | Weblog
11月05日に新宿で開催された#さくらの夕べ #Docker/#kubernatesナイト#2に参加しました。
(参考)
イベントの告知:さくらインターネット
https://www.sakura.ad.jp/information/events/2019/10/28/1968201746/
https://ascii.jp/elem/000/001/964/1964719/
Connpassサイト
https://sakura-tokyo.connpass.com/event/149439/
https://techplay.jp/event/754136
当日の模様(ライブ映像結果)
https://www.youtube.com/watch?v=4NGpPxTM5iU
前回(第一回目)のレポート
https://knowledge.sakura.ad.jp/21870/

ついつい、前佛さんの講演があるとエントリーしてしまうのですが、
今回は仕事の都合で拝聴できず、残念でした。
1.「Docker Swarmオーケストレーション入門」聞きたかったなあ。

 講演の状況をYouTubeで確認。デモの実演を混ぜての説明、分かり易いですね。

2.「Deploy & Mange Kubernetes on Sakura Cloud」(金澤さん)

コントロールパネルとAPIサービスにk8sを提供した事例の紹介
クラウドと物理環境をまたがった構成での運用で
CrossSubnetの対応としてCalicoを利用
ユーザ管理でも、証明書、ServiceAccount、oidc認証などを利用

さくらクラウドにk8sをデプロイするときのTIPS
-サーバの展開、設定:terraform、ansibleの利用
-デプロイの方法:kubesprayによるmaster/workerの起動、但し導入にはコツが必要?
など

(発表資料)
https://speakerdeck.com/naoki912/deploy-and-manage-kubernetes-on-sakuracloud

(紹介されたサンプルコード)
https://github.com/naoki912/example-sacloud-kubernetes

3.「k8sにおける CI/CD事例の紹介」(川井さん)

GitOps活用事例としてk8sと組み合わせたCI/CDツールの紹介
説明の中では、
・CI:自動化されたビルドとテストを定期的に行う手法
・CD:コード変更に応じて実稼働環境へリリース準備を行う手法
として、Gitリポジトリを軸にJenkinsを使わずにシームレスにCI/CDを実現
:= CI: DroneCI(Dockerコンテナで) , CD: Argo CD(k8sコントローラで)にて実現
(利点)
 CI/CDのツール/権限の分離:開発と本番の運用フローを別定義できる
(課題など)
・リリース計画の管理
・Manifestとissueの紐付け
・開発環境の同時接続ユーザ数に制限
(参考資料)
 なし

4.「Dockerで動かすISUCONポータルと問題」(江草さん)

ISUCONサイトの提供にこんてなを利用した件
「同じ環境をコンテスト参加者に同時に提供しなければならない」という条件
=>Docker Composeを使って作業を簡単に
でも、競技実施中にソースコードの変更するにはデプロイ=ダインタイムに時間がかかり影響あり
=>ということでk8sを利用

(発表資料)
https://speakerdeck.com/chibiegg/isucon-portal-and-problem-with-docker
(参考)
ISUCON9 本選問題の解説と講評
http://isucon.net/

いずれも若い人による発表で、刺激をもらいました。。
やはり、いろいろと実験してみないといけませんね。

イベント会場の写真を取り忘れたので、アンケート結果のスクリーンショットで代替。

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