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称讃寺の和尚さんの独り言。お坊さんって こんなんでいいのかなぁ~と思いながらの毎日です。ナマクラ坊主のブログです。

浄土真宗本願寺派(西本願寺派)称讃寺の住職の瑞田信弘です。毎日忙しくしておりますが、ふと気づいた事を書いてみます。

54歳になりました。

2009年09月11日 22時37分46秒 | インポート

9月10日が誕生日でした。54歳になってしまいました。子供たちは全員知らん顔です。家内は「ケーキ買ってきたけど、食べる?」でした。

50を過ぎると 誕生日が全く嬉しくもなくなりました。「生・老・病・死」の老と病を意識するようになりました。髪の毛が薄くなり 目の焦点が合いにくくなってきましたので 少し老眼がかかって来たのかも知れません。よく物忘れをしますし、肩もこります。

3人の子供は 上が大学生で 大学院への進学を考えているようで、下は中学3年生で 受験生です。

まだまだ 頑張らなければ・・・・、と思っております。


また 起こってしまいました!!

2008年06月11日 22時49分46秒 | インポート
また 起こってしまいました、秋葉原の通り魔殺人事件(マスコミがそう呼んでいます。)
皆さんは どの様な感想・ご意見をお持ちでしようか?
小学校に男が乱入した事件、バスジャック事件、何人殺せば死刑になるかと言った男の事件、岡山駅のホームで他人の背中を押した事件、お医者さんの息子さんの事件・・・・。
沢山思い出しました。
報道では 幼少の頃より今までの略歴が紹介され 卒業文集なども引用されます。
見る限りにおいては まるで普通です。
どの事件も こんな事件を起こす前に もっと本人の話を良く聞いてあげて理解してあげられる人が何人かいたら こんな事にはなっていなかったのではないだろうか・・・と言われたりします。
自殺予防の研究会で 発表者の藤澤さんが 「自死はその人の個人的な問題ではなく、社会全体の問題と捉えるべき」とおっしゃっていましたが、
今回の秋葉原事件も含めての狂乱事件も 自死同様に社会全体の問題と捉えるのが妥当と思います。
精神鑑定をして 判断能力があったかどうか・・・・、ではなくて
個人が 社会全体を敵に回している様な感覚になったり、社会に押しつぶされそうになったり、窒息しそうになったりした時 極限になると ある人は自死を選び、ある人は狂乱するのではないでしようか?
私は心理学者でも社会学者でもありませんが 自死も狂乱も 現代社会の同じ土壌が生み出している社会問題と考えるべきだと思います。
皆さん、どんどんご意見を下さい。
お坊さんとし 人として何ができるのでしようか? なんとも歯がゆい限りです。
私は 「こころ・いのち」を切り口に 活動しております。
8/19 香川県民ホール・アクトホール(800名)で 「こころを育む総合フォーラム」を開催します。
テーマは「見つめようあなたの家庭・・・豊かなこころを育む場ですか?」です。
・山折哲雄氏、・遠山敦子氏、地元の教育関係者2名、コーディネーター(司会)は私です。
なんとも 遠回りのようにも思いますが 
今の社会は家庭の機能を取り戻す事からはじめなければならない様な気がしています。
人的援助(ボランティアスタッフ)・金銭的援助(運営資金の寄付)をお願いしております。
どうぞ よろしくお願い致します。