狂歌(俳句、川柳、・)など

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イスラム・キリスト教会を詠む

2009-11-28 23:36:09 | エッセイ
フランスの建物と日本の建物の違いは、石で出来ているか、木で出来ているかと言う事は、誰でも知っている。木で出来ているものは、燃えてしまえば、何もなくなってしまう。燃えなくても、やがては腐って何もなくなってしまう。残るのは、瓦くらいのものだ。
石で出来ていると、火事になっても、骨格は残るし、腐ることは無い。一度は廃墟になった骨格の上にも、石を積み上げると、又お城でも教会でも、より立派なものが出来るし背も高くなる。
積み重ねが可能と云うことだ。
日本の建物は、一回限りの桜の花のようなものだ。
フランスの建物は、何の花だか知らないが、年中咲いているようなものだ。
兎に角、新しそうな教会でも、その下は古い教会だったりする。
昔、イスラム教徒は、ツール・ポアティエの戦いで破れて、北進を妨げられたらしい。もしイスラムがツールまで、来ていればこの辺りの教会の土台はイスラム教会のものであったかもしれない。その下には、キリスト教会があり、その又下には、ローマ式の神殿が有ったりしたかもしれない。
実際に、アビニヨン辺りには、そんなお城や教会がある。マルセーユなんか、大体そんな感じの建物で、イスラムとキリストが融合している。

   教会が 積み重なって イスストか


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