【開発草案】続・スキルアップ&次回作模索

実は昨年の夏あたりからはっぴーべるのディーラーさん仲間であるしまさんからご助言頂き３Dプリンタ導入を計画しておりました。

便利なツールとは知りながらこれまでは高価で手の出し辛かった3Dプリンタですが、昨今は非常に安価な機種が出回っており、ようやく手の届く価格帯で入手できるようになりました。
また、私の様な小さなサイズでのアイテムを中心とした者には積層型のプリンタで生じる段差の処理に導入を躊躇するところがあったのですが、これまた昨今は光造形のプリンタが普及したことでいよいよ目途が立った…といった経緯から年末の購入に至った訳です。


…それでも清水の舞台から飛び降りる覚悟だったりしたのですが（大袈裟っ！）💦

もちろん設備があれば即実戦配備！…とはいきません。
まずはCADソフトを習得して使いこなせなければ文字通り形にもなりませんので。
そんな訳でまだまだ修練途上の日々ですが、これが自由自在に使いこなせるようになれば色々製品の質向上を期待する事ができるでしょう。

これまでも、この活動を行うにあたって自身の欠点は何か？という事をさんざっぱら省みてきました。
それは一にも二にも自身の造形力の低さに尽きるのではないか…というのが結論となります。

例を挙げるなら「左右対称に作るべき部分に歪みが生じる」であるとか、「ジョイント軸の精度が不十分である」等といったダイレクトな技術的事情の他、「自身の造形力の限界以上のデザインを造形に盛り込めない」といった間接的な理由等々…、「それならもっと上手くなれば良いじゃないか」などと言われてしまいそうですが、人間得手不得手もありますし、言われておいそれと上達できるものでもありません。
そうした意味では不足部分を補うツールがあるというのは大変ありがたい話です…まして手軽に購入できるのであれば尚の事。

念のため明言しておくのであれば、だからと言って今後は全てがデジタル化していけば良いとは考えておりません。
３Dプリンタを導入した全ての人が技術不足を理由にしているわけでは無いのと同様、私も現段階では今後全てのアイテムをデジタル化する予定ではありませんし、また、ダイレクトに成形品を商品に用いる予定もありません。
そこら辺の話はまた別の機会にでも述べたいと思いますが、あれこれと環境と事情を鑑みつつ、適時にツールを使用したいと考える次第です。

兎にも角にも、果たしてこの新たなスキルが当企画の商品クオリティーを上げてくれるか否か？
それは今後の努力次第なのですが、まずは3Dプリンタでの商品制作を模索してゆきたいと考えます。



はてさて、どうなりますか……？