朝6時起床で30分位、外のランニングコースを軽く走り
ストレッチを済まして7時から40分間サーブ&レシーブの練習をして朝の練習は終わる。
朝食後、午前9時、ストレッチからスタートし、1コマ1時間コースで
2コマを基礎中心の練習をする。
(基礎はファー、バック、フットワークとラリーを基準とした練習)
*ナショナルでも基礎は大事にし、欠かさずに練習をする。
昼食後、午後2時から5時半まで応用練習や実践練習やゲームなどをする。
(実践練習→サーブを入れて次に来る3球+5球+7球目などをどう打つかを自分で決めて
それをパートナーに伝え、決めていたコースに来るボールを攻撃する練習を繰り返す)
終わると交代でパートナーが希望とするコースに正確に返しながら
ディフェンスの練習をする。
もちろんコースを決めずにオールを要求する場合もあるが、大体3球か5球までは
コースを決めて練習をすることが多い。
ナショナルはお互いにレベルが高いのでラリーが続き、動きも激しくなり、1球、1球
ボールの質も高いので集中して返す。
長い間、同じ練習を繰り返してやっていくうちに実際、試合でも無駄なく
練習と同じように打つ事が出来るのだ。
週に2,3時間くらいは女子と男子がパートナーになり、女子は男子のパワーのボールを
男子は女子のスピードの速いボールを打つ練習もする。
水曜または木曜は午前練習だけで、午後はウェイトトレーニングで筋肉を鍛えて終わる
練習の質が高い分、筋肉の故障が心配なので練習の始めと終わりは結構な時間を掛けて
体操やストレッチをする。
夜間は自由に個人練習をする。
ナショナルだから特別にすごい事をやっていることはない。誰でも出来る事だ
しかし、きちんとした目標
があるので、いい加減に練習する人はだれもいない。
他国の勝ちたい相手の弱点をビデオなどで探り、自分のプレイの分析
今以上に質を高める研究などみんな真剣だし本気なのだ。