5月17日(水)、木星がついに牡牛座へと移動! ここから「幸運」の流れが変わります。
5月17日午前2時過ぎ、木星がいよいよ牡牛座に移動します。木星は幸運と拡大を司る星。約一年に一度のペースで星座を移動し、人々に幸運を授ける役割を担っています。よく雑誌などで「今年一番運勢がいい星座」といった占いの企画がありますが、年間の幸運度を占うにあたって最も重視されるのが木星の位置です。木星が移動すれば、私たちの幸運と拡大の形は変わり、世界の経済や人々の気持ちも変わっていきます。今回の大移動は約一年に一度の、とても大きな西洋占星術的なイベントなのです。
木星は複雑な動きをしながら、人々に幸運を授ける旅を約一年間続けることになります。
5月15日(月)に水星逆行が終了! 言葉とコミュニケーションが再び巡り始めます。
4月21日から約三週間続いた水星逆行も、5月15日で終了です。
水星はコミュニケーションを司る星ですが、逆行によって人々の「繋がり」を調整していました。逆行中はちょっとしたショックやトラブルが多かったはずですが、そうなることで世界に正しい「繋がり」がもたらされるよう、水星は働いていたのです。逆行を終える水星はこれからフル稼働であなたの言葉、コミュニケーションを巡らせていきます。
5月19日(正確には5月20日午前0時53分)、新月を迎えます。この新月は4月20日の皆既日蝕から始まった「蝕の季節」の終わりを告げるものとなります。
この新月は日蝕にはならないものの、それに近いパワーを持った新月です。そして、「生まれ変わり」というキーワードが強く働いています。というのも、「破壊と再生」の星・冥王星と共鳴するからです。
冥王星は3月23日に約16年ぶりとなる星座移動を果たしたばかり。今回の「蝕の季節」の終わりは、時代の大きな転換点であることを私たちに強く訴えかけるものといえるでしょう。
情熱と欲望を引き出す星・火星は、蟹座にてラストスパートをかけています。
蟹座で輝く火星は、あなたが親しんできた関係、場所などを大切に守り、そこで新しい可能性を作り出すために熱く働きかけています。より内側、そう、あなたが親しんできた関係、場所などに火星が司る情熱、野心、欲望のエネルギーが向かう傾向があります。世界中の人々が改めて自分が所属すべきところを見出そうと動き出すイメージです。
火星は春分明けの3月25日から蟹座に入り、5月20日までここで輝いています。まさにいま、ラストスパートをかけているのです。