ひそやかに一歩ずつ

2012年4月から始めた新潟100名山、今年はどんな山に行けるかな~?

西俣ノ峰~枯松峰

2016-04-12 | 登山

西俣ノ峰~枯松峰

平成28年4月12日  晴天

放射冷却で霜が降り、寒い朝を迎え4時半自宅出発

 

登山届けを出し、杉林の中を登山口の案内板のあるところまで歩き、登り始める。

登山口(6:50)→大曲分岐(7:25)→十文字ノ池(8:00)→西俣の峰(9:10)→枯松峰(10:10)

 

下山

枯松峰(11:25)→西俣ノ峰(12:10)→十文字ノ池(12:55)→大曲分岐(13:18)→登山口(13:50)

 

飯豊連峰へのアプローチの一つに奥川入民宿の後ろから登る西俣ノ峰コースがある。

このコースは旺文社のマップには、登山道として明記されていない。

T山岳会の有志達が、このコースを大切にしていきたいと、毎年 道刈りを行っている。

そのコースが最近知名度が上がり、奥川入民宿に、登山届けのBOXが設けられ、

利用する人たちが増えている。

そんなコースを以前から行きたいと思いつつ、チャンスがなく行けなかったが

念願叶い、初チャレンジすることができた。

飯豊稜線の頼母木平に上がるコースだが、今回は枯松峰までで往路下山とする。

飯豊本山まで、すぐにでも行るのではないか?と思えるくらい、本山が近くに見えた。

 

さすが飯豊連峰へのコースは何処から登っても急登続きで、このコースも例外ではなかった。

枯葉や松葉の敷き詰まった道は滑りやすく慎重に一歩一歩進む。

すぐに岩場の急登で岩や木の枝を頼りに登る。

大曲分岐に来ると後ろから話し声が聞こえ、K山岳会のTさんと板金屋さんが

門内小屋の修理に行くとの事、少し談笑し、先に行っていただく。 

段々と雪が深くなり、わがチームのHさんは、Tさん達にトレースつけてもらい

ありがたかったと言っていた。

十文字池を過ぎたところからアイゼンをつけて登る。

昨日までの寒波で固まった雪の上に新雪が積もっていたので

滑らないように注意して進む。

後ろから単独の男性が、早いスピードで追い越していく。

ふかふかの雪の下には亀裂が入っている箇所もあり

「ここ危ないよ」と手で合図して知らせてくれた。

何処までも急登が続くが右手には、エブリ差岳と鉾立峰がはっきりと見えてくる。

西俣の峰まで行くと前方には飯豊本山から地神山、頼母木山、鉾立峰、エブリ差岳

が一望でき感動する。

登り始めは雪もあるし、西俣ノ峰までかな?と言っていたが

まだ時間も早いので、予定通り枯松峰まで行く事とする。

遮るもののない場所で飯豊連峰眺めながら昼食を摂っていると

k山岳会のYさん、N山岳会のKさん達チーム5名と出会う

門内小屋の修理に行くと言っておられた。

私達は前方に頼母木平を目指しているチームの、上がって行く姿を遠くに見ながら

「もうあんなところまで行ったの」と話しながらゆっくりと休んできた。

この次は頼母木平まで行く事を目標にした。

気温が上がってきて、雪が日差しを浴びてグサグサに融け始めていたので

気を抜かずゆっくりと下山する。

 

飯豊本山とダイグラ尾根

 

 

雪解けが進み暴れている怪獣のように見えるセッピ

 

枯松山、大境山が後ろに隠れていてみえない。

 

気分は最高  朝日連峰もみえる

 

 

 

鉾立峰・・・カッコいい

 

中央が頼母木山 左側が北地神山

 

一足先に枯松峰に到着したHさんとK山岳会Tさんと板金屋さん

 

十文字池

 

最初の岩場をへっぴり腰で恐々下る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いいお天気で・・・。 (niceshotpete)
2016-04-13 07:08:06
快晴の日曜日があったら、僕もぜひ行きたいと思っている西俣ノ峰。いい日に登りましたね。羨ましいです。
枯松峰まで3時間ちょっとで行けるんですね。
17日も雨マーク。早く日曜が晴れるパターンに変わらないかなぁ・・・。
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素晴らしかった! (occo.)
2016-04-13 14:54:54
お世話になりました。
静かな静かなお山でしたね。

風も無く穏やかな日に”絶景”を見せていただきました。
やはり飯豊は でーっかい!!
この時季に”飯豊”―行って来たのね、私達
次回は水飴もセットで・・・
ありがとう~♪



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niseshotpeteさんへ (tomo)
2016-04-13 18:17:54
とってもいい日でした。
枯松峰から頼母木山までは2時間くらいかかるようです。
帰って来るのが勿体無くて、何度も振り返りながらの
下山でした。頼母木山近くになると、ヤブこぎに
なるようですが、今度は行ってみたいと思ったいます。
やっぱり天気の良い日を選んだ方がいいですね。
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occoさんへ (tomo)
2016-04-13 18:22:06
よがったね~~
今日は一日、又行きたい また行きたいと
昨日の余韻に浸っていました。
今度は水あめ付きで、早朝登山口出発ですね。
ハクサンイチゲの見れる頃にしましょうか?
イイデリンドウも見たいしね
あ~~またまた欲張りになってます。
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Unknown (niceshotpete)
2016-04-29 10:16:51
tomoさんの記事に触発されて、私も予定変更して行って来ちゃいました。
途中で出会ったN山岳会のKさんと私が登山口でお会いした方は同じ方なんでしょうね?私は面識なかったのですが、山中では会う人、会う人皆、Kさんを知ってるようで、そんな大ベテランの方々とつかず離れず登っていたので、頼母木まで行くことが出来ました。
みずあめってのは、民宿奥川入にあるやつでしょうか?
張り紙がありましたね。
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行ってきたのですね (tomo)
2016-04-29 20:31:45
頼母木まで行ってきたのですね
みずあめは民宿のおばあさんの手作りですよ
素朴な味でとっても美味しいです
私達が5~6年前に行ったときは
割り箸ですくってくるくる巻いてくれました。
中々無くならなくて帰って来れなかった事を覚えてます。
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