ひそやかに一歩ずつ

2012年4月から始めた新潟100名山、今年はどんな山に行けるかな~?

大日岳

2017-09-19 | 新潟100名山

大日岳(2128m) 阿賀町

平成29年9月16.17日  新潟100名山85座

日出谷実川オンベ松コース

 

9月16日

アシ沢登山口(8:00)→月心清水(9:36~9:45)→一服平(11:26)→

早川の突き上げ(12:32~13:00)→牛首山→大日岳(15:13~15:25)→御西小屋(16:35)

 

9月17日

御西小屋(4:55)→大日岳(6:10)→牛首山(7:29)→早川の突き上げ(7:47)→

一服平(8:20)→月心清水(9:08)→アシ沢渡渉(10:25)→アシ沢登山口(10:30)

 

台風情報を気にしながら予想天気図とにらめっこ

上越・糸魚川方面は台風の影響が速いと予想される

飯豊連峰の最高峰 大日岳に決定

日出谷実川登山口は渡渉があり、雨で増水すると渡れなくなるという不安があったので

台風の影響の少ないと思われる17日の午前中には下山することを目標とする

登山口目指して進むと、重機があり工事中だったため、車は邪魔にならないところに停める

 

2~3分歩くと、ダラダラといつの間にか登山道に入っていた

 

5分程行くとアシ沢の渡渉となり、水量も然程多くなく、石を渡り向こう岸に行く

 

渡渉が終わるといきなりの急登、ロープに頼り登る

飯豊へのルートは何処の登山道も楽なところはない

月心清水で水を汲み一休みする

 

登るにつれ、周りの山々が見えてくる

鏡山、疣岩山、三国岳が見える

 

櫛ヶ峰方面

 

「ようこそいらっしゃいました あちらへどうぞ」と言われてる気がした

 

一服平を越えると櫛ヶ峰と牛首山のアンブである早川の突き上げに着く

ここでお昼とする

 

これから先はまだ長い  登山道は見えるがガスが濃い

 

牛首山までの登りはアップダウンもあり、岩場登りもある

牛首山の標柱は倒れ朽ちていた

 

牛首山からズズーっと下ると大日岳への急登となる

 

息が切れる ガスの中に突入する

登って来た道を振り返る

 

 

少し明るくなったかなと思うと、大日岳山頂となる

 

 

 

山頂からは西大日岳が良く見えた

 

 

翌日は台風の影響を受ける前に下山しなくてはならないので

今日はここでテントを張ろうかとも思ったが、惣十郎清水は水が枯れていた

雲の切れ目から御西小屋、本山小屋が見えると、御西小屋目指して歩き始めていた

 

ガスの中から北股岳と烏帽子岳が見え隠れしている

 

文平の池

 

 

大日岳からググッと下り、登り返すと御西小屋に着く

ガスは濃かったが風もなく穏やかな日だった

 

御西の水場

 

 

小屋には東京からの男性が一人

早々と夕食を済ませ19時休むこととする

20時過ぎ何かガタゴトと物音がする

単独の男性かと思っていたら、いつの間にか2階にフランス人の男性が泊まっていた

今夜の御西小屋の宿泊者は4人となった

未明から外は風の音が強くなり、悪天候になっているのがわかる

雨が降ってきたら、アシ沢の渡渉が出来なくなる

不安がつのる   雨が降らないことを祈る

朝4時 まだ暗い 早めに食事を済ませる

雨が降り始める時間は13時頃と予想される

外はガスが濃いので雨具を上下着る

東京の男性は梶川尾根を下るというので、方向は逆

お互いに気を付けてと言い5時前に小屋を出る

フランス人は大日岳に行き、戻って川入に下るとの事で一足先に小屋を出る

外はすごい強風で飛ばされそうになる

台風がここまで来ているのかと思うくらいのすごい風

この強風が下山まで続くかと思うと、先の事が心配になる

ヘッデンを点けて進む

雨は降っていないが、ガスで雨具が濡れる

 

アシ沢の渡渉は大丈夫かとの不安は払拭できないまま進む

ガスで先が見えないが、気が付くと大日岳山頂

 

必要以上に体力が消耗する

山頂より少し下ると清水は出ていないが惣十郎清水の水場

風が少し弱まりホッとする

少し明るくなるが、ガスは濃い

しかし この先は思っていたほどの強風ではなく

明るくなると同時に気持ちも少し楽になる

風も弱くなりガスも薄くなってくる

 

 

 旧登山道は通行不可

 

順調に下山し石を渡って渡渉し対岸に渡り無事登山口に着く

 

今回であった花

クロバナヒキオコシ、ウメバチソウ、アオノツガザクラ

キオン、ミヤマキンポウゲ、ハクサンイチゲ、ゴゼンタチバナ

チングルマ、ホツツジ、タカネコウリンカ、ウサギギク

ヤマハハコ、ミヤマリンドウ、コケモモ、センジュガンビ

アカモノ、トリカブト、マツムシソウ、ハクサンフウロ

     

   

   

   

   

 

 

 

 

 

 

 

 


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
登山口から (tomo)
2017-09-27 21:11:48
御西小屋まで8時間くらいでした。
実川集落から林道を歩くと3時間くらいかかるようですが
鍵を借りて車で登山口まで入れました。
ゲートが2か所ありました。
許可を受ければ入れるようです。
帰りはゲートが開いていました。
天気の良い時にまた行きたいです。
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懐かしいオンベマツ (やまさん)
2017-09-27 18:32:55
登山道が変わって徒渉あり、にビックリです。
御西小屋まで10時間位? 登山口まではどこまで車が入るのですか?
以前、登った時は実川集落から自転車で行きましたが。
天気が今一で残念でしたね。
もう一度挑戦したいが、体力と気力が・・・。
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また行きたい山です (tomo)
2017-09-21 21:17:47
大日岳はまた行きたいと思う山でした。
ガスで眺望が良くなかったので、雄大な雄姿をまた見たいです。
来年?必ず行きましょうね。
飯豊はやっぱり花が多いです。高山の花は花後も魅力ありますね。
五頭山のアケボノシュスランも目的を果たしましたね。
次は八ヶ岳です。早く風邪治して楽しみましょう。
よろしくお願いします。

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凄いわぁ~! (occo.)
2017-09-20 11:21:53
泊りの大日岳の後、一日休んでご一緒いただきありがとうございました。

85座目 おめでとう~♪
私には、憧れの大日岳 でございます。
広々としてやっぱりでっかぁ~い!!
ガスのかかった山並もまたステキです。
秋でもこんなに沢山の花に会えたのですね、ウメバチソウ 花後?キレイです、なんとも言えませんね~。
さてさて、次に向けて…取り合えず風邪完治させます。
また宜しくです(*^^)v♪
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