
(概要)
楽しかった夏コミの帰り道。
そこで偶然であったのは、桐乃の親友・新垣あやせちゃんだった。
黒猫と沙織さんの機転にも関わらず、動揺のあまり桐乃は、あらぬことを口走ってしまう。
その場を立ち去ろうとする桐乃と京介だが、あやせの追求は鋭い。
押し問答を繰り返すうちに…
夏コミの帰り道、こともあろうかあやせちゃんと
ばったり出会ってしまう桐乃ちゃん
あきらかに動揺してます。
さらにあやせちゃんにどうしてここに?
という質問にさらに動揺してしまう。
答えに困った桐乃ちゃんは京介に助けを求める。
京介は渋々桐乃ちゃんの助けに入る。
あやせちゃんにもしかしてデート?
と聞かれたので、デートをしていたことにする。
けれど、何もしゃべらない桐乃ちゃんを心配し始めるあやせちゃん
体調が悪いの?
車で送ろうか?
荷物持つよ。
と・・・^^;
桐乃ちゃん
慌てて見られてはならないものをガード^^;
あやせちゃんは後方で待機していた黒猫ちゃんたちのことがずっと気になっていたようです。
桐乃の知り合い?
その場の空気を察した黒猫ちゃんたちは
他人を装いその場から立ち去ります。
そんなふたりに桐乃ちゃんは
話しをあわせるためとはいえ
「知んないよ。あんなキモイ連中。」
と言ってしまいます。
その言葉は当然黒猫ちゃんたちの耳にも届いてます。
けど、黒猫ちゃんたちはちゃんと分かってくれてます。
「人間って不自由な生き物ね。」
さて、あやせちゃんは周りの様子ををみて
今日何かあったのかな?って話しをふってきて
それに対し桐乃ちゃんは夏コミじゃない。
と自滅発言^^;
当然あやせちゃんは『夏コミ』という言葉すら知らない。
そんなあやせちゃんにどんなものか簡単に説明までしちゃう桐乃ちゃん^^;
自滅していることに気づいた桐乃ちゃん
表情が強張ってしまいます。
そんな桐乃ちゃんを見て
勘が鋭いあやせちゃんは「何か隠している?」と疑いを持ちはじめる。
このままではマズいと察した京介は桐乃ちゃんの手をとり
その場から立ち去ろうとしますが
あやせちゃんがそれを強引に阻止
桐乃ちゃんの手を掴み
「桐乃…どうでして逃げるの?」
「嘘つかないでよ!」
「ウソ!ウソ!ウソ!!」
「逃げたでしょ?」
「逃げたよね!!」
表情がヤバくなってきたあやせちゃん
嘘をつかれるのが大嫌いなあやせちゃん
その後も必要以上な追求をする。
けれど、何も答えられない桐乃ちゃん
そしてあやせちゃんは一番イタいところをついてくる。
「その中になにが入っているの?」
そして袋に書かれている
「コミックサークルマーケット」という文字にも気づく。
袋の中身をあやせちゃんに見せれない桐乃ちゃんは
その場からの逃走を図るもあっけなく失敗。
あやせちゃんに袋の端をつかまれてしまい
その拍子で袋が破れ中に入っていた同人誌などが散らばってしまう。
その一冊を手にし中身を確認するあやせちゃん
いちばん最悪の展開。
中身をみたあやせちゃんは小さな声でつぶやく
「ごめんなさい。わたし、あなたとは今後お付き合いできません。」
「もう学校でも話しかけないでください。」
そういい残しその場から立ち去ってしまう。
家に帰った桐乃ちゃんは
シャワーを浴びながらひとり涙を・・・
桐乃ちゃん、その後は予定通りに合宿参加
なんとか気分を切り替えて合宿を頑張ります。
合宿終了後、帰宅した桐乃ちゃんは
心配する京介の気持ちを他所に
舌打ちをして部屋に篭ってしまいます。
そして二学期が始まる。
始業式も終わり家に戻った桐乃ちゃんは元気がない。
あやせちゃんと仲直りできなかったようです。
そんな桐乃ちゃんを心配する京介。
親友だったあやせちゃんと
このまま仲違いしたままでいいのかと。
「いつもらしくない。」と言うと
桐乃ちゃんは
「いままで散々放っぽいて、いまさら兄貴面するな!!」と。
思わず本音が出てしまった桐乃ちゃん
そんな桐乃ちゃんの言葉に驚く京介
桐乃ちゃんもこのままでは良くないのは分かっている
何とかして仲直りしたいと思っている。
けれど、どうしたらいいのかわからない。
「終わってない。人生相談。」
「最後まで責任とってよ!」
と泣きながら京介に助けを求める。
京介はあやせちゃんに電話するも
復縁はあっさりお断り。
ふたりは今日学校で一応話しあったようです。
親友だったのだから、元の関係に戻りたいと思うのは当然と。
そこであやせちゃんは「全て捨ててそれらのことを忘れよう。」といったようですが
桐乃ちゃんは「絶対に嫌!」と拒否したようです。
つまりそれはわたしよりあんな趣味のことが好きだとあやせちゃんは受け取ったようです。
あやせちゃんがここまで毛嫌いするにはそれなりの理由があった。
オタクがらみの事件
その事件のニュース内容をあやせちゃんはそのまま鵜呑みにしてしまい
それがオタクを毛嫌いする要因となっていた。
親友がそんなおぞましい趣味を持っていたら
やめさせるのが当然とも・・・。
本当に桐乃ちゃんのことを心配しているあやせちゃん
その点は理解する京介。
問題は実際のニュースなどを通じて
偏見を持ち嫌悪が増してしまっているところ・・・
そこで京介は父親に助けを求め
桐乃ちゃんが仲直りできるネタを揃えてあやせちゃんと会う。
まずは話し合う前に
仲直りできない理由を確認
『桐乃の趣味は汚らわしい。』
『なのにそれを捨てようとしない。』
『だから桐乃とは仲直りできない。』
そのうえで話しを進める。
あの事件のジャーナリストはあとで
あやせちゃんが嫌悪を持つきっかけとなった発言を撤回している真実を伝える。
その資料もちゃんと提示する。
思わぬ事実に動揺するあやせちゃん
今回の事件に関しては
そのジャーナリストが間違った解釈を
勝手に入れてしまった事実がそこに。
そしてゲームと人間性喪失の
因果関係も立証されていないともあった。
京介はオタクを犯罪者予備軍呼ばわりしたことに
その言葉の撤回をあやせちゃんに求める。
あやせちゃんは京介によって突きつけられた事実に
その言葉を撤回するしかなかった。
素直に失言を認めるが
桐乃ちゃんの趣味がおぞましいことには変わりないと言い張る^^;
京介はわかってやってほしいと言うが
あやせちゃんはあんなの偽者
本物の親友を帰してと京介に詰め寄ります。
そこに「ふざけるな!!」
と桐乃ちゃんがふたりの会話に割ってはいる。
偽者、偽者って喧しいと。
桐乃ちゃんはあやせちゃんに詰めより話しをする。
偽者とは話しをしたくないと言うあやせちゃんに
桐乃ちゃんは本物って何?と問う。
そしてみんなから好かれる要員の一部ともなっている
桐乃ちゃんの素晴らしいところを自分で羅列していく。
その羅列したものを全て併せ持つのが
本物の桐乃ちゃんと思っているあやせちゃん^^;
それってどうなのよ?
あやせちゃん^^;
そんなあやせちゃんに桐乃ちゃんはあっさり
「ゴメンあやせ。それ勘違い!」と言い切ります。
あやせちゃんが毛嫌いしている
エロゲなどを愛していると言い切ります。
それが誰が何と言おうとわたしなの!!
だからあやせ何と言おうとやめない!
だって好きだから!!
やめちゃったら、わたしがわたしでなくなっちゃうから!!
わたしよりその趣味は大切なの?
と言うあやせちゃんに桐乃ちゃんは
あやせちゃんもエロゲと同じぐらい好き
それは嘘じゃない!
選べるぐらいなら悩んでない。
友達もエロゲも同じぐらい大事。
大切で捨てられないからこんなんになっていると。
そしてどっちも捨てるつもりはない。
どっちも必要と。
だから意地でも仲直りすると言い切ります。
そんなアツい桐乃ちゃんの言葉があやせちゃんに届いたようです。
涙ながらに仲直りしたいと・・・
でも、どうしてもその趣味だけは受け入れられないと。
気持ち悪いと・・・
仲直りはしたい
でも、その趣味は受け入れられない。
この葛藤に苦しむあやせちゃん
桐乃ちゃんに泣きつくあやせちゃん
これには桐乃ちゃんも困った
となれば京介に助けの合図を送る^^;
京介は渋々動く。
まずはあやせちゃんに毛嫌いしているものを見せる。
その内容にあやせちゃんは思わず京介に平手打ち^^;
京介はそれを指差しそれはふたりの愛の証と言い切っちゃいます。
その発言にあやせちゃんは驚くも
桐乃ちゃんも絶句です^^;
そんなのお構いなしに京介は言葉を続ける。
「俺たちは愛し合ってるんだよ。」
「だから許されざる愛の物語を集めていたんだ!」
桐乃の趣味は壊れていた兄妹の関係を修復してくれた。
それがあったからこそ本当の兄妹になれたんだと。
そして京介は
「妹が大好きだ~!!」
と大声で叫びます^^;
その言葉にあやせちゃんは
京介から桐乃ちゃんを引き離し
いますぐの仲直りを申し出る。
汚らわしいとかいっている場合じゃなかったんだね。
と、桐乃ちゃんを抱きしめる。
そして京介に対しては嫌悪感たっぷり
汚らわしい近づくなと^^;
「わたしが守るから!」
桐乃ちゃんの手をとりその場から立ち去るあやせちゃんです。
「逃げよう。桐乃。」
計画通りとはいえ
これは凹みますよね^^;
でも、そのあたりはあやせちゃんはちゃんと理解してくれているようで
エンディングでお礼と共にメールがきます。
難題も無事解決し笑顔がもどる桐乃ちゃん
京介にも笑顔で微笑みます^^
次回
第6話「俺の幼馴染がこんなに可愛いわけがない」
【アイキャチ】
【提供画】
(C)伏見つかさ/アスキー・メディアワークス/OIP
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