3月末、NON KNOCKから、ファーストライブ先行受付のメールが届く。

渋谷か。
遠い・・・
ライブが終わってからでは名古屋へ帰る電車がないので、ホテルに泊まらないといけない。これは、昨年末の『のんフェス』で学習した。(辛い記憶・・・)

往復の交通費と宿泊費を合わせるとそれだけで3万円を超える。
全国ツアーで名古屋に来るのを待つか。しかし、名古屋へ来る保証はない。名古屋って、意外と飛ばされることが多い。「名古屋飛ばし」は、ウィキペディアにも載っているくらいだ。
じゃあ、名古屋でなくても大阪なら、きっと日帰りが出来てそんなには高くつかないだろう。
でも…どーしよう。

記念すべきファーストライブなのだから、ここは一つ奮発してもいいのではないか。思えばこれまでも、大好きなのんさんに会いたい一心で、薄っぺらい財布の中身も顧みず、無謀とも思える東京通いを繰り返したではないか。東京は確かに遠いけど、地の果てという訳じゃないんだし。

一首浮かんだ。
慕いつつ
遠き都へ通ひつむ
地の果てほどは
遠くなかれば
たぶん、文法は間違いなく間違っている。カッコよく見えるように、形重視。
<(_ _)>
還暦間近の爺さんがライブに行っていいのか?
頭の禿げた爺さんがライブなんかに行っていいのか?
いやいや、幅広い年代に愛されるのがのんさんのはず。
だったら、この老いぼれが出掛けて行って、それを証明してみせようぞ。

で・・・応募した。そしたら幸運にも当選した。
また楽しみが1つ増えた。
行かなくちゃ!