オールドレーシングカー談義

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欧州宇宙機関 大気圏再突入(2)

2015-02-16 | 航空宇宙

欧州宇宙機関 大気圏再突入実験に成功 ロケット再使用へ一歩
2015-02-12 12:01
現在は大気圏へ突入すると燃え尽きてしまう宇宙ロケットの再利用を目指して、欧州宇宙機関(ESA)は11日午後、地球と宇宙を往復する無人実験機「IXV」を搭載したロケット「ヴェガ」を、南米仏領ギアナで打ち上げ、大気圏に再突入させる実験を行った。「IXV」は約1時間40分後に太平洋上に無事着水した。
 ロケット「ヴェガ」は11日午後10時40分(日本時間)、ギアナ宇宙センターの発射台から打ち上げられた。高度340キロの上空で「ヴェガ」から分離した「IXV」は慣性で上昇を続け、国際宇宙ステーションと同程度の高度412キロまで到達。そこから降下を始め、高度120キロ付近で秒速7.5キロまで減速し、大気圏に再突入した。地上からの打ち上げから約100分後、ガラパゴス諸島のすぐ西の太平洋上でパラシュートを開いて着水する様子が見届けられた。ESAが回収した機体は正常で、飛行中のデータも問題なく得られたという。
 IXVは、全長5メートル、重さ2トンほどの乗用車ぐらいのサイズで、米航空宇宙局(NASA)が開発したスペースシャトルのような翼はないが、胴体そのものが翼のように揚力を発生するように設計されている。米民間宇宙企業スペースX社が進めているロケットの回収実験と同様に、大気圏で燃え尽きずに地球に帰還できる技術を目指して、ESAが開発を行った。ESAでは「実験の成功で得られたデータを、将来の有人飛行やロボット探査技術への開発につなげたい」と語っている。

ロケット「ヴェガ」に搭載されて打ち上げられた無人実験機「IXV」は発射から100分後、ガラパゴス諸島の近くに着水した(提供:ESA)

全長5メートル、重さ2トンの「IXV」は翼がないが、独特の流線型をしていて、胴体自体が揚力を発生する設計だ(提供:ESA)
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ロケットの1弾目そのものを帰還させるというより、先端部分を「ふんわり」帰還させるということみたいです。胴体が揚力を発生させるというのは魅力的ですが。
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第2次大戦中、三角翼を編み出したリピッシュ博士が米国に渡って作り上げた無翼航空機エアロダイン
 

もう一つ、1950年代に書かれたらしいエアロダインの想像図?
上記のエアロダインと関連があるのか良く分からないのですが。
これで揚力(浮力か?)が出せればロケットにも応用できそうですが・・・  はて?


 

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