オールドレーシングカー談義

1950~1970年代のレーシングカー、その他のマシーンについて語り合うブログです

レッドブルのエンジン決定&トヨタF1撤退

2009-11-07 | F1・2009

レッドブルが、来季もルノーエンジンを使用することを決定した。(TopNews)

[ 2009/11/3 1:15 更新 ]
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予想より早くレッドブルのエンジンが決まったようです。ルノーを使い続けることに決定。堅実な判断だと思います。メルセデスは、マクラーレンとの契約条項でうまく行かない。コスワースは、やはり競争力に確信が持てなかったようです。後は、ルノー自身のレース活動計画がどうなるか。コスワースに競争力有りと判断したウィリアムズとどちらが正しいのか?意外に興味深い話題ですね。
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トヨタ、F1からの撤退を発表 チームは売却せず他事業に転換
2009/11/4 19:35


 トヨタ自動車は、4日、2009年をもってF1から撤退することを発表し、東京都文京区の東京本社で豊田章男社長、山科忠TMG(トヨタ・モータースポーツGmbH.)会長兼チーム代表が会見を行なった。
 会見で豊田社長は「身につまされる思いだが、現在の経済環境を中長期的な観点から判断して、苦渋の決断であることをご理解いただきたい。ファンのみなさんには来年こそ頑張れと言ってもらっていたが、期待に応えられず心からお詫びしたい」と心境を語った。
 さらに「本年6月に社長に就任し、商品を軸とした経営を進める中で会社のリソーセス(資源)をシフトすることになり、誠に残念ながらF1を続けられなくなった。私個人としてはモータースポーツを推進し、自動車文化のひとつとして応援しているが、6月に社長になって立場が変わった。昨年来の経済危機以降、F1を続けるか続けないかの議論を続けて、TMGの山科やハウエット(TMG社長)さんらチームは頑張ってコストを削減し、ありとあらゆることを尽くしてやった。しかし、最終戦が終わり今日の取締役会で今の経済状況では撤退せざるを得ないことになった。最終判断は私。F1だけのファンには申し訳ないが、モータースポーツは底辺から幅広く支えたい」と撤退に至った経緯を語った。
 F1からは完全撤退し、他チームへのエンジン供給も行なわず、F1チームは売却やマネージメント・バイアウトによる活動継続も行なわない。モータースポーツ子会社のTMGは、欧州におけるモータースポーツ活動拠点へと、事業内容を転換していく予定。
 若手ドライバー育成プログラムであるTDP(トヨタ・ヤングドライバーズ・プログラム)は縮小しながら継続し、TDP所属の中嶋一貴、小林可夢偉とは今後もドライバーマネージメント契約を継続する。山科氏は中嶋と小林について「ここまで育てた2人なので、できればどこか(のF1チーム)に乗せてやりたい」と声を詰まらせながら語っていた。また、北米のNASCARや日本国内のSUPER GTなど各地域でのモータースポーツ活動は継続する方針である。
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あーあというのが本当の所。だったらもっと早い時期にと誰でも思うでしょう。二人のドライバーに対するフォローはどうするのでしょう。TMGの設備、人員の転換はうまくいくのでしょうか。昨年、ホンダがあれだけ苦しんで、転換できませんでした。社会的信用を失わずきれいに撤退する難しさを味わうのでしょうか。ルノーへの影響は?
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FIA、トヨタ聴取へ「F1撤退は契約違反」
2009/11/6 7:52


 国際自動車連盟(FIA)は4日、F1撤退を宣言したトヨタを事情聴取すると発表した。「(来季後の撤退を発表した)ブリヂストンは次の供給メーカーを探すのに18カ月の猶予を与えてくれたが、トヨタは(8月に)12年までの参戦に署名したばかりだ」とし、撤退は契約違反と指摘。さらに今年のF1分裂騒動でチームに批判された自らの予算削減策を擁護した。

ルノーは2010年もF1に参戦するとチーム首脳
2009/11/6 12:51


撤退の可能性が報じられたルノーだが、2010年の予算が認められ、チームは来季もF1に参戦するようだ。ルノーのマネジングディレクターであるジャン・フランソワ・コベが語っている。
トヨタのF1撤退発表に続き、ルノーがパリで役員会を開いたことで、ルノーがF1から撤退するとの憶測が広がっていた。
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まだ暫くは続きそうです。ルノーは、参戦と言いながらゴーンさんの最終決断で、どうなるか。トヨタは、「標的」にされない為に慎重な交渉が望まれます。数ヶ月早かったBMWは良いのかといいたくなりますが。そこは我慢ということで。しかし、こういう騒動を起こされるということは、「逃げるなら今年中」と経営者側には受け取られるでしょう。それを過ぎれば、一連托生?でもないでしょうが、何の為にF1をやっているかを常に自覚しないと。
 それにしても、ルノーもトヨタもF1設備、人員の転用は、意外な程簡単ではないように見えます。工作機械類は、転用が効くでしょうから、風洞でしょうか。250km/時をメインに考える風洞と80km,150km,200km/時の実用域をメインに考える風洞ではそんなに違うのでしょうか。
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