オールドレーシングカー談義

1950~1970年代のレーシングカー、その他のマシーンについて語り合うブログです

MOTOGPアルゼンチン-2016

2016-04-06 | MOTOGP

MotoGP 予選リザルト








■マルク・マルケス(予選1位)
「大きなクラッシュだったけど大丈夫。レースではうまくやれるだろう。マシンのフィーリングはいい。Q2では1コーナーでちょっと攻めすぎたんだ」
「明日はタイヤチョイスがカギとなるだろう。ボクはソフト目のほうがフィーリングがいいし、コンスタントに走れるが、どうするか決まっていない。ミシュランの決定次第だ。とにかく、明日のレースではベストをつくすよ」

MotoGP第2戦アルゼンチンGP バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)

■バレンティーノ・ロッシ(予選2位)
「去年は予選が悪かったが、レースは素晴らしかった。今日の予選はうまく行ったね。コースの状況も改善し、いいペースだった。マルケスは手ごわいけど、重要なのは表彰台をめざして戦うこと。どのタイヤを選ぶかはミシュランの決定待ちだ」

MotoGP第2戦アルゼンチンGP ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)

■ホルヘ・ロレンソ(予選3位)
「ハードコンパウンドのリアタイヤではソフトほど速く走れないんだ。昨日に比べれば良くなったのはたしかだ。今朝のフリー走行3回目ではマルケスと同じようなペースで走ることができてよかった。フロントロウを獲得することができてハッピーだよ」

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決勝
★4月3日(日)、アルゼンチン戦 モトGPクラスの決勝レースが行われた。全20周で、第9〜11ラップにマシン&タイヤ交換が義務付けられた。なお、タイヤはFPで使用されていたもの。
★タイヤはアレイシ・エスパルガロのみリアにハードを、その他は全選手が柔らかめを選択。
★優勝はマルク・マルケス(ホンダファクトリー)。マシン交換後も好調。レースでの転倒はなかったものの、表彰台に上がる瞬間に転倒していた。
★2位はヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハファクトリー)。マシン交換前はマルケス選手と競り合っていたが、交換後は動きが落ちていた。★3位はダニ・ペドロサ(ホンダファクトリー)。
★4位はユージン・ラヴァティ(ドゥカティ・アスパー)。
★ドゥカティファクトリー組は最終ラップのゴールから2つ手前のコーナーで、イアンノーネ選手がドヴィツィオーゾ選手を抜こうとして転倒。巻き込まれて転倒したドヴィツィオーゾ選手は手押しで13位ゴール。イアンノーネ選手はリタイヤ。
転倒時、ドヴィツィオーゾ選手が2位、イアンノーネ選手が3位だった。
★パオロ・チャバッティ氏(ドゥカティ・モトGPプロジェクトディレクター)のコメント。
「コメントするようなこともないんだが…物凄いレースで、もう少しで素晴らしい結果になるところだったんですがね。言葉もありませんよ。あの手の攻めはなしでしょう…でも、ライダーが何を考えてるかは分かりませんから。」
★第6ラップでホルヘ・ロレンソ(ヤマハファクトリー)がスリップ転倒、リタイヤ。転倒時、苦戦中で6位を走行していた。
★第18ラップの第1コーナーでマーヴェリック・ヴィニャーレス(スズキファクトリー)が3位走行中に濡れた箇所を走行、スリップ転倒、リタイヤ。
★ジャック・ミラー、ジョニー・エルナンデスも転倒リタイヤ。スコット・レディングはマシントラブルでリタイヤ。カル・クラッチローも転倒リタイヤ。
(2016年04月03日『Gpone』記事参照)
(2016年04月03日『Moto.it』記事参照)

『2016アルゼンチンGP:モトGP表彰台コメント』



★優勝マルク・マルケス
「最初に乗っていたマシンはFPの時からイマイチだったやつなんですよ。だから僕としては、マシン交換前はちょっと上手くコントロールして、交換後、タイヤが新しいうちにプッシュしていこうって案だったんです。本当に物凄いことを成し遂げたんじゃないんですか。加速面ではけっこう改善していかないとならないけど、どんどんトップに近づいていってますね。
マシンについては、今はフレームレベルでは気に入ってきました。でも、相変わらず加速でロスしてしまうんです。まだ100%の状態ではないけど、上手く状況を乗り切ってはいるでしょう。総合トップに立ってるんだから。」
★2位ヴァレンティーノ・ロッシ
「(マシン交換前後でパフォーマンスが変わったのは)正直なところ、2台のマシンの違いって分からないんですよ。常日頃から、違いが分からないようなマシンなんでね。多分、タイヤの熱の入れ方が違ってしまったんじゃないのかなぁ
…分かりませんけどね。唯一、分かってるのは、2台目の時はリズムが全く掴めなかったってことと、良い操縦が全然できなかったってことですね。
プッシュする度に転倒しそうになってしまって。周回が進むにつれ、どんどんフィーリングが落ちていって、加速しようとする度にミスってしまってね。惜しかったですよねぇ…多分、1台目でなら優勝できてたんじゃないのかなぁ。もう表彰台は無理だなぁって思った時、ドゥカティ組が転倒してくれてねぇ。今日は、いつミスしてもおかしくないような日でした。雨のせいで、金曜のコンディションに逆戻りしてしまったし。転倒しないよう祈り続けてないとなりませんでしたよ。」
★3位ダニ・ペドロサ
「嬉しくはないです。ペースも良くないし、まだまだ手を入れていかないと。思ったように速く走れなくて。フレームとタイヤへのフィーリングがイマイチなんですよね。速攻で何か変えていかないと…ここまでの2レースともペース面ではいつも後ろだから。今日、表彰台に上がれたのはツイてたからだけです。酷いレースでしたからね。確かに楽観的に行った方が良いんだろうけど…総合順位では上の方にいるんで(※3位)。でも、現実的にもならないとね。速攻で一歩前進させなければ。このままじゃ駄目ですから。」



★4月3日(日)、アルゼンチン決勝レースでマーヴェリック・ヴィニャーレス(スズキファクトリー)はグリッド7位から追い上げ、ヴァレンティーノ・ロッシを抜こうとして第1コーナーで転倒し、リタイアとなった。現在、総合10位。
★ヴィニャーレス選手のコメント。
「本当に辛いと思う一方で、喜んでる自分もいるんですよね。最終的な結果は満足できるようなものではないけど、転倒するまでは努力の結晶が期待通りの実をつけてたじゃないですか。
レースの間ずっと、トップグループと戦ってたんで。追い上げて、2位まで上がっていけるって思ってました。残念ながら、一番良い走行ラインからそれて、濡れた路面に乗ってしまったんです。このミスのツケは大きかったですね。
自分の戦闘力が高く、良い結果を出せるって思ってる時の転倒は受け入れがたいもんだけど、着実に進歩しているんだし、先頭を賭けて戦えるってことは確信してるんで。
目標は相変わらず上位6位入賞だけど、今回のウィークエンドのおかげで、もっと前に出られるんだってことが分かりました。絶対にそうできますよ。」
(2016年04月04日『Motosprint』記事参照)





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