オールドレーシングカー談義

1950~1970年代のレーシングカー、その他のマシーンについて語り合うブログです

1マイルオーバルレースを見たい!*

2009-02-25 | log・レーシングカー他

 米国に在って、日本、ヨーロッパに無いものにショートオーバルコースがあります。ロードレース中心だったヨーロッパでは、最初から馴染まないものだったでしょう。日本では、ギャンブルレースのイメージが強すぎるでしょう。しかし面白いものらしいですね。INDYカーだと20秒台で1周1マイルを廻ります。その目まぐるしさは、ちょっとライブで見てみたい。競艇、オートレースなどのギャンブルレースの(ギャンブルを抜きにした)レースとしての良さが、少しずつ認識されています。余計な先入観無しにショートオーバルの良さを味わってみたいです。下は、アメリカのフェニックス1マイルオーバルです。面白い事に、フェニックスは市街地を閉鎖してF1を開催し、1マイルオーバルでINDYカーを楽しんでいた訳です。陸上競技場、サッカースタジアムより少し大きく、競馬場位の大きさ。これで楽しめれば、これで良いじゃない。という所でしょうか。ちなみに、パイクスピークにも1マイルオーバルがあるそうでです。つまり、オーバルレースを楽しむ一方で、あの有名なヒルクライムも楽しんでいる訳です。いかにもアメリカ人らしい楽しみ方です。

    
         米国  Phenix International  Speedway

ところで、1963~1965年頃、まだダートだったギャンブルレース場(0.5マイル)でストックカーレースが行われました。主催は、NACの塩澤進午氏。アメリカンレースを正確に認識していればこそ、ギャンブルレース場という一面的なイメージに拘らず、開催できたのでしょう。今のもてぎは、立派過ぎるかもしれません。
         
             800mダートの頃の川口オートレース場
             昭和40年代にまだ4輪ギャンブルレースが
             行われていた

 ところで、この4輪ギャンブルレーサー。トヨタ博物館に保管されている筈です。それ以外に地方の博物館で持っていたかな?どちらにしても数台が残っているだけでしょう。後はスクラップでしょうね。ギャンブルという色眼鏡で見ると無視されがちですが、歴史の一こまとして記録されるべきだと思います。戦後まもなくの黎明期には、旧オオタなども製作にかかわっています。つまり、戦前の多摩川レースや、小規模な国産車製作の歴史からのつながりも含めて記録されるべきだと思います。

 


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