オールドレーシングカー談義

1950~1970年代のレーシングカー、その他のマシーンについて語り合うブログです

MOTOGPムジェロ-2016

2016-05-23 | MOTOGP

MOTOGPムジェロ。フリー1、フリー2。



フリー3

MotoGP第6戦イタリアGP 予選結果
天候:晴れ 路面:ドライ

Pos.No.RiderTeamTime
1 46 V.ロッシ モビスター・ヤマハ・MotoGP 1'46.504
2 25 M.ビニャーレス チーム・スズキ・エクスター 1'46.598
3 29 A.イアンノーネ ドゥカティ・チーム 1'46.607
4 93 M.マルケス レプソル・ホンダ・チーム 1'46.759
5 99 J.ロレンソ モビスター・ヤマハ・MotoGP 1'46.882
6 41 A.エスパルガロ チーム・スズキ・エクスター 1'47.186
7 26 D.ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム 1'47.218
8 38 B.スミス モンスター・ヤマハ・テック3 1'47.247
9 9 D.ペトルッチ オクト・プラマック・ヤクニック 1'47.261
10 45 S.レディング オクト・プラマック・ヤクニック 1'47.359
11 51 M.ピロ ドゥカティ・チーム 1'47.361
12 68 Y.エルナンデス アスパー・チーム・MotoGP 1'47.436
13 4 A.ドビツィオーソ ドゥカティ・チーム 1'47.089
14 44 P.エスパルガロ モンスター・ヤマハ・テック3 1'47.159
15 8 H.バルベラ アビンティアレーシング 1'47.555
16 35 C.クラッチロー LCRホンダ 1'47.659
17 43 J.ミラー エストレージャ・ガルシア・0.0・マ-ク・VDS 1'47.830
18 50 E.ラバティ アスパー・チーム・MotoGP 1'48.111
19 19 A.バウティスタ アプリリアレーシング・チーム・グレシーニ 1'48.372
20 6 S.ブラドル アプリリアレーシング・チーム・グレシーニ 1'48.646
21 76 L.バズ アビンティアレーシング 1'48.991
22 53 T.ラバト エストレージャ・ガルシア・0.0・マ-ク・VDS 1'49.648


『2016 ムジェッロGP モトGP 予選トピックス』
★5月21日(土)、ムジェッロ戦 モトGPクラスの予選が行われた。
★首位ヴァレンティーノ・ロッシ(1分46秒504、ヤマハファクトリー)。第3セクターが絶好調。来季からのチームメイトことマーヴェリック・ヴィニャーレスのスリップを活用。
昨日、「優勝を狙うなら予選5位以内に入らなければ」と発言していた。
PP獲得は今季2回目(1回目はヘレス)、キャリア63回目。ムジェッロGPでのPP獲得は2008年が最後だった。
★ここ8レースはPP獲得ライダーが優勝している。
★2位マーヴェリック・ヴィニャーレス(+0.094、スズキファクトリー)。第1〜3セクターまで全て区間最速タイムを記録したものの、PP獲得には至らなかった。
★3位アンドレア・イアンノーネ(+0.103、ドゥカティファクトリー)。FPは好調でPP候補だった。予選セッション序盤ではロレンソ選手のスリップを利用し好タイムを出していた。
★4位マルク・マルケス(+0.255、ホンダファクトリー)。第1セクターで区間最速タイムを記録したが、渋滞に巻き込まれ失速。
★5位ホルヘ・ロレンソ(+0.378、ヤマハファクトリー)。FP3までに比べるとFP4は苦戦し(※10位)、2台のマシンを交互に使い、タイヤも複数の組み合わせを試していた(固めフロント&柔らかめリア、固めフロント&固めリア)。これまで起きなかった問題も発生していた。
予選では常に背後にイアンノーネ選手が張りつき、苛ついていた。コースが空いた際の、最後のタイムアタックでも動きは芳しくなかった。★11位ミケーレ・ピッロ(+0.857、ドゥカティファクトリー、テストライダー、ワイルドカード参戦)。
★12位はサプライズ、ジョニー・エルナンデス(+0.932、ドゥカティ・アスパー)。
★13位アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティファクトリー)。予選1が3位で予選2に参加できず。首の問題のほか、今季始まって以来、初めて集中力を欠いている模様。
(2015年05月21日『Gpone』記事参照)
(2015年05月21日『Moto.it』記事参照)

■モビスター・ヤマハ・MotoGP/バレンティーノ・ロッシ(予選1位)

「とてもハッピーだ。ムジェロで最後にポールポジションを獲得してから、何年も経ってしまい、ここ数年は懸命に戦ってきた。午後のフリープラクティスからいい進歩を果たし、いいペースで走れた。予選は常に難しいけど、正しいタイミングで作戦を実行することができた。ポールポジションからスタートできることがうれしい。全てのファンのために、彼らの前で走れることが重要なんだ」

MotoGP第6戦イタリアGP マーベリック・ビニャーレス(スズキ・チーム・エクスター)

■スズキ・チーム・エクスター/マーベリック・ビニャーレス(予選2位)
「なんてすばらしい一日なんだ。信じられないラップだったけど、週末を通じていいパフォーマンスができた。マシンをまとめてくれたチームに感謝している。金曜日からフィーリングがよかった。フリー走行4回目ではペースも確認できた。少し足りない部分があるので、いいスタートを決めてポジションをキープし、トップ集団で戦いたい。レースは厳しい戦いになると思うけど、トップ争いに加わりたいね」

MotoGP第6戦イタリアGP アンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ・チーム)

■ドゥカティ・チーム/アンドレア・イアンノーネ(予選3位)
「フロントロウからスタートできることはいつもポジティブ。でも、去年はポールポジションだったからね。ワンラップのアタックは苦労するだろうと予想していた。マシンのフロントがスライドしていたし、リスクを負わなければならなかった。でも、レースペースはよく、暑かった4回目のフリー走行でもいいペースだった。明日はいいレースができると確信しているよ」
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 MotoGP第6戦イタリアGPの決勝がムジェロサーキットで行われ、ホルヘ・ロレンソ(モビスター・ヤマハ・MotoGP)が優勝した。

MotoGP第6戦イタリアGP決勝:ファイナルラップでまさかの展開。0.019秒差でロレンソが優勝
(RIDINGSPORT)
 MotoGP第6戦イタリアGP、MotoGPクラスは、イタリアのムジェロサーキットで決勝レースを行い、ホルヘ・ロレンソ(モビスター・ヤマハ)が優勝した。 MotoGPクラスの決勝レースは気温26度、路面温度48度のドライコンディションで争われた。ポールスタートのバレンティーノ・ロッシ(モビスター・ヤマハ)が好スタートを切り、ロレンソも好スタートで続く。1周目をトップで戻ってきたのはロレンソ。ロッシがぴたりと続き、アレイシ・エスパロガロ(スズキ)とマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)が3番手を争う。 ロレンソとロッシは序盤からテール・トゥ・ノーズの接戦を展開。ストレートエンドでは何度かロッシが前に出るが、すぐにロレンソも抜き返す。3周目にはマルケスが3番手に浮上し、アンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)が4番手。アレイシ・エスパロガロは5番手へと後退する。 一時、ロレンソとロッシの差が若干広がるが、ロッシが再びその差を縮め、ロッシがロレンソの真後ろに迫った9周目にロッシが突然スローダウン。マシントラブルが発生し、スロー走行でピットに戻ろうとしたロッシだったが、エンジンブロー、白煙に包まれたマシンをコースサイドに止めてリタイアとなる。 この時点でトップを行くロレンソと2番手のマルケスの差は約コンマ8秒ほど。マルケスは中盤に入ってその差を縮めるが、勝負をしかけるところまでは至らない。しかし、終盤の残り2周となった1コーナーの進入でマルケスが前に、ところが突っ込みすぎてラインがワイドとなり、ロレンソがすぐにポジションを奪還する。 迎えた最終ラップ、マルケスは2コーナーでインをつきトップに浮上し、逃げ切ろうとする。しかし、コース後半の13コーナーでロレンソが前に。立ち上がりでマルケスが再びトップに立ち、最終コーナーにトップで進入したのはマルケスだった。 最後はゴールラインまでのスリップストリーム勝負となり、ゴールライン直前にスリップから抜け出したロレンソがコンマ019秒の僅差で前でゴール。前戦フランスGPに続いて、今シーズン3勝目を記録した。マルケスは惜しくも2位。3位にアンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)が入賞。イアンノーネはフロントロウ3番グリッドから決勝に臨んだものの、スタートに失敗。序盤は10番手前後に沈み、追い上げのレースとなったが、中盤には4番手まで挽回。チームメイトのドビジオーゾとのポジション争いに競り勝ち、3位表彰台を獲得した。 4位のダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ)は中盤にイアンノーネに交わされ5番手を走行していたが、終盤にアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)に競り勝って4位でゴール。ドビジオーゾは序盤から中盤は表彰台圏内を争っていたが、終盤の18周目ににラインを外すなどポジションを落とし5位でゴール。
 チャンピオンシップのポイント争いではロレンソが115ポイントでトップ。マルケスが105ポイントでランキング2位に続き、ロッシはノーポイントに終わったものの、78ポイントでランキング3位をキープしている。


MotoGP第6戦イタリアGP 決勝

天候:晴れ 路面:ドライ

Pos.No.RiderTeamMotorcycleTime
1 99 J.ロレンソ モビスター・ヤマハ・MotoGP YAMAHA 41'36.535
2 93 M.マルケス レプソル・ホンダ・チーム HONDA +0.019
3 29 A.イアンノーネ ドゥカティ・チーム DUCATI +4.742
4 26 D.ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム HONDA +4.910
5 4 A.ドビツィオーソ ドゥカティ・チーム ドゥカティ +6.256
6 25 M.ビニャーレス チーム・スズキ・エクスター SUZUKI +8.670
7 38 B.スミス モンスター・ヤマハ・テック3 YAMAHA +13.340
8 9 D.ペトルッチ オクト・プラマック・ヤクニック ドゥカティ +14.598
9 41 A.エスパルガロ チーム・スズキ・エクスター SUZUKI +18.643
10 51 M.ピロ ドゥカティ・チーム DUCATI +22.298
11 35 C.クラッチロー LCRホンダ HONDA +27.936
12 8 H.バルベラ アビンティアレーシング ドゥカティ +35.712
13 50 E.ラバティ アスパー・チーム・MotoGP DUCATI +38.032
14 6 S.ブラドル アプリリアレーシング・チーム・グレシーニ APRILIA +40.094
15 44 P.エスパルガロ モンスター・ヤマハ・テック3 YAMAHA +59.811
16 68 Y.エルナンデス アスパー・チーム・MotoGP DUCATI +1'04.397
46 V.ロッシ モビスター・ヤマハ・MotoGP YAMAHA 15Lap(リタイア)
45 S.レディング オクト・プラマック・ヤクニック DUCATI 15Lap(リタイア)
43 J.ミラー エストレージャ・ガルシア・0.0・マ-ク・VDS HONDA 23Lap(リタイア)
19 A.バウティスタ アプリリアレーシング・チーム・グレシーニ APRILIA 23Lap(リタイア)
76 L.バズ アビンティアレーシング DUCATI 23Lap(リタイア)



■モビスター・ヤマハ・MotoGP/ホルヘ・ロレンソ(決勝1位)

「ペースはそれほど速いものではなかったから、思ったほど逃げることができなかった。トップを走り続けることにエネルギーを使った。マルケスはたぶん僕より余力があると思ったから、彼が僕をパスした後は2番手でついていきポイントを獲得しようと考えていた」

「今日はマシンがとても速く、マルケスのスリップから抜け出し、予想もしなかった勝利を手にすることができたんだ」

MotoGP第6戦イタリアGP マルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)

■レプソル・ホンダ・チーム/マルク・マルケス(決勝2位)

「接戦になることは分かっていた。週末を通じてアクセレーションとトップスピードの部分で苦労していた。なんとか勝ちたいと多くのリスクを負って限界までトライした。これからアクセレーションの改善を続けていかなければならない」

MotoGP第6戦イタリアGP アンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ・チーム)

■ドゥカティ・チーム/アンドレア・イアンノーネ(決勝3位)

「スタートでクラッチが滑ってしまったことはちょっと残念。大きくウイリーしてしまい、1コーナーでみんなに先行されてしまった。これが今日の不幸だと思う。でも、ハードにプッシュして、タイヤのいいフィーリングを得ることができた」

「イタリアで表彰台に立てたのはグッド。でも、今日は優勝を争えるポテンシャルを持っていたと思う」


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