ルノー、驚きのドライバー選択の裏にチーム売却の影 2009/12/2 12:48 TOP NEWS |
ヘレスで始まった若手テストに向けたルノーのドライバー選択に関係者は驚いていたが、このドライバー選択と同チームの買い手候補を結びつける報道がある。ルノーはエンジンサプライヤーとしてF1にとどまるが、コンストラクターとしてはF1から撤退することを検討していると先月に報じられていた。 『Motorsport Aktuell(モータースポーツ・アクチュエル)』誌は、買い手候補の1人として、ベンチャー・キャピタルであるマングローブの共同創設者、ジェラール・ロペスの名を挙げている。 関係者がルノーのドライバー選択に驚いたのは、ルーカス・ディ・グラッシとベルトラン・バゲットに加えて、オランダ生まれの中国人ドライバー、董荷斌(タン・ホー・ピン)が含まれていたためである。董荷斌は最近、A1GPやスーパーリーグなどに参戦していた。董荷斌から出された声明では、董荷斌がスポーツ・マネジメント企業グラビティとかかわっていることが強調されていた。 「僕たちは、F1の入り口と呼べるところまでたどり着いた」董荷斌はこう語っている。 『Motorsport Aktuell(モータースポーツ・アクチュエル)』誌はロペスもグラビティにかかわっていると明かしていることから、これで董荷斌がルノーのテストに参加したことも説明がつくだろう。 また、中国の国営テレビ『CCTV』を含めた多くの中国メディアがヘレスでのテストを報じていることにも、大きな意味があるのかもしれない。 =========================================================== 結局、オーディションで選んだドライバーを含めてセットでチームを売ろうとしていると疑われているらしいですね。出来るだけ経済的損失を被らない様に撤退したいということかな?。しかし、クビサの立場はどうなるのでしょう。余りにも可愛そうだと思います。企業としてのイメージ、ステータスの維持とF1を続ける意義の間でゴーンさんが如何に苦しんでいるか。中国にチームを売り渡すのはどうなんでしょう。ルノーのステータスに影響を与える気がしますが。 しかし、現在のF1の車体製作、研究の為の設備はそんなに応用の利かないものなのでしょうか。これだけ高額の設備なら飛行機の研究、製作に応用できると素人は考えてしまいます。地上スレスレを走るということが異質な体系を作りだしてしまったのでしょうか。 -------------------------------------- 12/2 -------------- ルノーの買収候補は4社 2009年12月7日フランス紙レキップは、バーニー・エクレストンはジェラルド・ロペスのマングローブ/グラビティ/ジェニイを応援しており、チーム代表にはBARの創設者であるクレイグ・ポロックが就任すると予想している。ジェラルド・ロペスの契約では、2010年にルノーの名称が残る可能性がある。 しかし、バーニー・エクレストンは、ルノーの買収候補は、デビッド・リチャーズとジェラルド・ロペスだけではないと主張している。「リチャーズが誰よりも適任だろう」とバーニー・エクレストンは語る。「ジェラルド・ロペスのグループがいて、デビッド・リチャーズがいて、他にも2人いる」「急ぐことはないと思う。しかし、みんながクリスマス休暇に入る前の今後10日以内に終わることを期待している」 =========================================================== ルノーの名は残っても、経営実体は変わるという方向で進んでいるに他ならない。後は、ゴーンさんが、F1をどう捉えているかのステートメントに注目ですね。事実上のF1の歴史の変化を宣言するものになる気がするのですが。 --------------------------------------------- 12/7 --------- |
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