INDYサンパウロ。予選。
1 | R.ハンターレイ | Andretti Autosport | シボレー | 1:20.4312 | |
2 | E.J.ヴィソ | Andretti Autosport | シボレー | 1:20.7380 | |
3 | ダリオ・フランキッティ | Chip Ganassi Racing | Honda | 1:20.8922 | |
4 | T.カナーン | KV Racing Technology | シボレー | 1:20.9812 | |
5 | J.ヒンチクリフ | Andretti Autosport | シボレー | 1:20.9893 | |
6 | スコット・ディクソン | Chip Ganassi Racing | Honda | 1:21.1183 | |
7 | S.ブルデー | Dragon Racing | シボレー | 1:20.8210 | |
8 | S.デ・シルベストロ | KV Racing Technology | シボレー | 1:20.9390 | |
9 | ジャスティン・ウィルソン | Dale Coyne Racing | Honda | 1:21.0570 | |
10 | M.アンドレッティ | Andretti Autosport | シボレー | 1:21.1716 | |
12 | 佐藤琢磨 | A.J. Foyt Racing | Honda | 1:21.3618 |
2013 Brazil Practice 2 Highlights
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決勝。惜しかった。
佐藤、最終周で抜かれ連続V逃す 第4戦 2013/05/06 09:35:02 配信
米国の自動車レース、インディカー・シリーズ第4戦が5日、ブラジル・サンパウロ市特設コースで行われ、2戦連続優勝を狙った日本の佐藤琢磨(36)=ホンダ=は2位となった。優勝はジェームズ・ヒンチクリフ、3位はM・アンドレッティ。佐藤は2戦連続の表彰台で、ドライバーポイントを136とし、首位に躍り出た。同シリーズで日本人ドライバーがトップに立つのは史上初。
決勝レースは市街地コースで75周で行われた。第3戦で同シリーズ日本人ドライバー初優勝を飾った佐藤は、決勝は12番手スタートながら、冷静な走りを見せ、クラッシュが続いた終盤にトップに立った。そのまま逃げ切るかと思われたが、最終周の最終コーナーでヒンチクリフに抜かれ0.3463秒差で惜しくも連続優勝を逃した。
しかし佐藤はこのレースで43ポイント獲得してシーズン合計136ポイントとし、年間王者を決めるランキングで2位のマルコ・アンドレッテイに13点差の首位に立った。次戦は伝統の一戦、インディアナポリス500マイル(インディ500)となる。
佐藤は2004年のF1米国グランプリで日本人最高タイの3位となった。10年からインディカー・シリーズに参戦し、昨年は第4戦で3位、第11戦で2位に入った。昨年のインディ500では最終週まで優勝争いを繰り広げた。
佐藤琢磨(2位)「今日は12番手からのスタートでしたが、序盤から着々とポジションを上げていき、ライアン・ハンターレイ(Andretti Autosport)をパスしてトップに立つことができました。そのあとにピットストップに入ったことで、いったん後方に下がりました。あのタイミングは少し早かったですね。そこで新品のソフトタイヤを装着したのですが、ゴールまでは35周以上もあり、最後はグリップがなくなっていました。それでも、後方から迫ってくるライバルたちとバトルし続け、なんとかトップを守り続けていました。ブレーキにもトラブルが少し出ていたので、最後の10周ぐらいはいつ抜かれてもおかしくない状態が続いていました。最終ラップの最終コーナーは、ヒンチクリフが見事でした。優勝を逃したのはとても悔しいですが、チームのクルーたちが本当にすばらしい力を発揮してくれて、2位という結果を手にすることができました。そして、ポイントリーダーになることもできました。チームの士気は高まっていますので、この勢いを保って、3週間後のインディ500でもいい戦いをしたいと思います」
ロジャー・グリフィス|HPDテクニカル・ディレクター「佐藤琢磨はあと一つのコーナーで優勝を逃しましたが、彼とA.J. Foyt Racingは見事な戦いぶりをみせてくれました。ロングビーチでの彼らの優勝をまぐれだと思った人もいるかしれません。しかし、そうでないことを今日の彼らは証明していました。速いマシンを作り上げ、琢磨はすばらしいドライビングをゴールまで続けていました。ピットストップのタイミングから、一時は後方に埋もれましたが、チームの作戦によって、トップに復活しました。あれだけの周回数にわたってソフトタイヤを持たせられたのも、琢磨とチームの実力が高いからこそです。これで琢磨はポイントリーダーです。シリーズタイトルは、シーズンを通しての安定感が高い者が獲得します。2レースで優勝と2位。今の勢いを保ち続けてほしいです。エンジン競争は第4戦でも大変激しかったです。今日のレースでは、チームによってウイングの角度が違っていたため、ストレートでのスピードだけでパワーを比較することは難しいですが、ライバルとは実力がかなり伯仲している状態です。次のレースであるインディ500は、オーバルコースでの戦いですが、し烈なエンジン開発競争も続いていきます」
No. | ドライバー | チーム | エンジン | タイム/差 | |
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1 | 27 | J.ヒンチクリフ | Andretti Autosport | シボレー | 2:09:34.7383 |
2 | 14 | 佐藤琢磨 | A.J. Foyt Racing | Honda | +0.3463 |
3 | 25 | M.アンドレッティ | Andretti Autosport | シボレー | +1.1376 |
4 | 22 | O.セルビア | Panther DRR | シボレー | +1.1745 |
5 | 67 | ジョセフ・ニューガーデン | Sarah Fisher Hartman Racing | Honda | +1.6516 |
6 | 5 | E.J.ヴィソ | Andretti Autosport | シボレー | +2.8119 |
7 | 10 | ダリオ・フランキッティ | Chip Ganassi Racing | Honda | +3.5961 |
8 | 78 | S.デ・シルベストロ | KV Racing Technology | シボレー | +4.2772 |
9 | 77 | シモン・パジェノー | Schmidt Hamilton Motorsports | Honda | +7.6331 |
10 | 83 | チャーリー・キンボール | Chip Ganassi Racing | Honda | +9.5135 |
2013 Brazil Race Highlights
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惜しかった。でも、この様なレースが連続して演じられたことが価値があると思います。今まで日本人ドライバーは、国際レースで好成績を納めても、続かなかった。可夢偉がもう少しという所まできたのですが。F3時代の琢磨達3人のチャンピオンを輩出したのが唯一だったか。それがF1までつながったのは琢磨だけだった。琢磨がもう1度、INDY500でも同様の走りを見せれば、自分が作り上げたシステムが完全に機能したことになる。琢磨のチーム作りの能力を証明出来る。どうなるのでしょうね。
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