オールドレーシングカー談義

1950~1970年代のレーシングカー、その他のマシーンについて語り合うブログです

ルノーのF1参戦形態(追)

2009-12-20 | F1・2009

ルノー、チーム株式売却で支出は半分に?  2009年12月17日(木)

F1チーム株式の「大部分」を売却することにより、ルノーのF1への支出は半分になるようだ。「2009年と2010年のルノーの最終的なコストを比べると、半分になっている」と語るルノーのジャン・フランソワ・コベ(マネジングディレクター)の言葉がフランスのメディアで報じられている。BMWとトヨタはF1からの完全撤退を決めているが、ジェニイ・キャピタルとの取引により、今のところルノーはF1に残ることができるともコベは語った。コベによるとルノーは最近、「経済的な問題により」2010年の予算は承認されないことをチームに伝えていたという。「そのためわれわれは、(F1における)ブランドの居場所を守るため、解決法を探し始めた」とコベは語っている。ルノーは、手元に残す株式の割合を公表していない。しかしフェラーリのルカ・ディ・モンテゼモーロ会長は、ルノーのもとに残る株式は25%のみだと語っている。「ないよりはマシだ」モンテゼモーロのこんなコメントを『Tuttosport(トゥットスポルト)』紙が報じた。
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 要するに、ルノーという名でF1参戦するが、実体はルノーではないと受け取れますが・・。このチームが「ルノー」という名で参戦することをメーカーのルノーは許すよという事かな?このチームの名がシーズン途中で「ジェニイ」になるかもしれない?メーカーのルノーの期待の大部分はレッドブルのベッテルに移っているのかな。
 こういう手法を見ていると、中東資本の元に支えられている「メルセデス」チームも素直に受け取れなくなります。マクラーレンに対し、実力的に格下になる可能性のあるチームをわざわざ「メルセデス」の名称で設立するのは何故なのか。一度完全に引退したシューマッハを復帰させてどこまでやれるものなのか。1983~1985年のラウダの時は、ターボに最もノウハウを蓄積していたポルシェエンジンの優位性がありました。むしろ1957年末に一度引退表明をしながら翌年出走し、結局フランスGPで完全に引退したファンジオと似た結果もあり得ると思います。
とにかく出走するならば、チームとして1年間継続活動して欲しいと思います。
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シューマッハ復帰、いよいよ決定? 2009/12/19 10:53 TOP NEWS


ミハエル・シューマッハが2010年にメルセデスGPからF1復帰する可能性が、さらに高まっている。フランスの有名コメンテーター、ジャン・ルイ・モンセは今週、間もなくシューマッハのマネジャーであるウィリー・ウェバーが、ロス・ブラウン(メルセデスGPチーム代表)やノルベルト・ハウグ(メルセデス/モータースポーツ責任者)と会う予定だと語っていた。また、ドイツでは先週末から、契約が結ばれる直前だと報じられている。
さらに、シューマッハの広報担当であるザビーネ・ケームは、2010年にフルタイムでシューマッハと働くため、フェラーリを去るようだ。「彼女はフェラーリを去る」スポークスマンのステファノ・ライは、『Bild(ビルト)』紙へこう認めた。ライは、ジュネーブにあるシューマッハの自宅近くを拠点に働くことになるとも加えている。
シューマッハは現在、家族と一緒にフランス・アルプスのふもとで休暇中だが、41回目の誕生日を迎える1月3日(日)を過ぎた頃に戻ってくるとみられる。シューマッハの妻コリーナは、『Express(エクスプレス)』紙へ次のように語っていた。「彼がきちんとリスクを評価すると信じています。彼が楽しむことを、ねたんではいません」『Express(エクスプレス)』紙はさらに、復帰キャップやジャケット、シルバーにカラーリングされたレプリカのシューベルト製ヘルメットが生産段階に入っていると報じた。
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シューマッハ周辺の状況は、粛々と進んでいる様です。後は実際にトップクラスの競争力を示せるかどうか。やってみなければ分からないというのが正直なところ。私自信は懐疑的なのですが。ふと思い出すのは、1996年にシューマッハがベネトンからFerrariに移籍した時です。本来Mercedesのジュニアチームに育てられたシューマッハは、最後はMersedesF1で戦うと思っていました。従ってFerrariでは短期間にチャンピオンを獲ってMcralen-Mercedesに移るかなと思いました。しかしFerrariの熟成には意外に時間がかかり、引退まで在籍する破目(?)になりました。しかしメルセデスへの義理は残ったのでは。西洋人の中では義理人情的な感覚があるとおもわれるドイツ人の気持ちを穿ち過ぎかな。ここまできたら、来年を楽しみに待ちましょう。
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