「松浦武四郎記念館」

「イランカラプテ」(こんにちは)
「アリキキアンロ」(みんなでがんばりましょう)
「ピリカウレシカ」(良い暮らし)

「カンナカムイ」参上
「ホヤウカムイ」参上「疫病完全退散」

「松浦武四郎記念館」

場 　　所：三重県松阪市
訪 問 日：2024/06/23


一度訪ねてみたかった所です
武四郎ファンとしては聖地巡礼です




北海道には沢山の足跡が残っていますから何か所かの足跡には遭遇した事が有ります。
厚真町富里に在る「松浦武四郎」足跡の碑




松浦武四郎はこの「勇払会所」に５度宿泊しています




新得の山奥に在る「松浦武四郎野宿の地」




この地で武四郎がアイヌの家に泊まり、日が暮れてから
「佛法僧」(コノハズク)の鳴き声を聴いたと云う話




天塩川河畔、北海道命名の地




そして１回目の探検、武四郎28歳の時に入った、御存知「磯谷温泉(跡)」




今回支部長会議で浜松まで行った帰りに「松浦武四郎」生誕の地である三重県松阪市に在る
「松浦武四郎記念館」を訪ねる事が出来ました




浜松からの帰り道「豊川IC」から東名に乗ります




伊勢湾岸自動車道へ入り南下します




伊勢湾岸自動車道の名古屋港上には３つの橋が在ります。
「名港西大橋」「名港中央大橋」「名港東大橋」、それぞれ「赤」「白」「青」の
トリコローロカラーになっていて「名港トリトン」と呼ばれています。
こちらは「名港東大橋」




「ナガシマスパーランド」が見えます




やって来ました「松浦武四郎記念館」




やはりこのような施設、日曜日ですが空いています









入口横には武四郎の歌碑が在ります














記念館のみの入館料は360円で生誕地共通入館券は410円です




武四郎様がお出迎え




こちらは武四郎が晩年東京の自宅に建てた書斎









全国から贈られた古材木片で建てた書斎
その後「木片勧進」を出版しました














プロジェクターで説明動画が流れています




武四郎が踏破して作成した詳細な地図




展示物を順に観て行きます




「武四郎風刺双六」世の中の身分には格差があるのを説いているすごろくだそうです




「聖跡二十五霊社順拝双六」1886年に出版した双六で菅原道真にゆかりの深い25ヶ所の
天満宮を順に巡るかたちで学べるようになっています




「新板蝦夷土産道中寿五六」




数々の展示物が在ります




東蝦夷日誌




「東西蝦夷山川地理取調図」




生涯で６度も北海道を探検調査している松浦武四郎。
道内各地には武四郎の足跡が残されています。
今度は道内の足跡地巡りを目標にしたいと思います！




１回目の探検28歳、この時に「磯谷温泉」に入湯しています！




２回目の探検29歳、この時は樺太も調査




３回目の探検33歳、この時は国後島、択捉島をも調査




４回目の探検39歳、この時は幕府の役人として樺太へ渡り更に全道の海岸線を踏破しています




５回目の探検40歳、この時は石狩川と天塩川を詳細に調査




６回目の探検41歳、全道を廻って、３年振りに江戸に帰着




「東西蝦夷山川地理取調図」




全道各地の河川等が詳細に調査されています




「川汲川」や「川汲温泉」の記も確認出来ます




しかし良く山奥の支流まで調査したものです














摩周湖の東側




標津付近




阿寒湖の東側




松阪市内生誕地マップ









記念館から徒歩10分、武四郎の実家




寄贈された木彫




ここ「松浦武四郎記念館」は本州の人が観ても多分「へ～」で終わってしまうと思いますが
北海道人が視ると興味深い物ばかりで大変為になりました！
道民が簡単に行ける場所ではありませんが近くに行った際は足を延ばす価値があります！

駐車場の傍らに四阿が在りコーヒー飲みながら休憩し敦賀港を目指します



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