萩城址の外堀に、ソメイヨシノより少し遅れて咲く桜があります🌸
「御衣黄」と「鬱金桜」
「ギョイコウ」「ウコンザクラ」と読みます

「御衣黄」の名前の由来は、貴族の衣服の萌黄色に近いからだそうです
御衣黄の花越しに見る天守閣跡の石垣は、いつ見ても美しいと思います


どれが御衣黄で、どれが鬱金桜だったか、似ているので分からなくなりましたが…

どちらも派手さはなく、侘び寂び漂う、古風な花です

萩城址の外堀を、山肌に沿って海側に登っていくと、毛利元就の菩提寺跡があります
その奥には、奥方の菩提寺跡もあり、落ち葉に覆われた地面に「フデリンドウ」が咲いていました

高さ5cmほどの、可愛らしい小花です

注意して歩かなければ踏み潰されそうに、控えめに咲いていますが、凛とした美しさがあります

高さ5cmほどの、可愛らしい小花です

注意して歩かなければ踏み潰されそうに、控えめに咲いていますが、凛とした美しさがあります

菩提寺跡を抜けると、松の枝の間から、日本海が現れます

毛利のお殿様も奥方も、この海を様々な思いを巡らせながら、眺められたことでしょう

かあちゃんも、御衣黄と鬱金桜の違いに思いを巡らせながら、すずちゃんの待つ我が家に帰りました
すずちゃん、そんな所で何しているの?


静にして

奥で何か怪しい人影が…

かあちゃんより、一足先に家に入ったとうちゃんよ

あ〜よかった
すず、ドボローかと思っちゃった


かあちゃんより、一足先に家に入ったとうちゃんよ


あ〜よかった

すず、ドボローかと思っちゃった

うーん、ちょっと違うけれど…

ちゃんとお留守番できて、
すずちゃんは偉いわね


