もう一日だけ、JKだったかあちゃんのお話にお付き合い頂けますか?
かあちゃんの高校は女子高だったのですが、女子高ならではの出来事を思い出しました。
女子高は当たり前のことですが女子ばかりです。
かあちゃんは、なぜか女子高に馴染めず、なかなか友だちができずにいたのですが、その時かあちゃんを救ってくれたのは、寮生の演劇部員二人でした。
モコとミックは、独りでお弁当を食べているかあちゃんに声を掛けてくれました。
それから、クラスでも部活でも、ずっと一緒でした。
夏休みは、二人の実家に泊まりに行くほど仲良しになったんです。
だから、かあちゃんの高校生活は、部活の中だけで成立していたような気がします。
部活の仲間以外の、女子の集団が苦手でした。
中でも女子高ならではの風習(?)
が理解できませんでした。
憧れの上級生を見つけて崇拝する下級生!!
毎年ひと学年に2、3人、アイドルのように後輩から追っかけられる、ボーイッシュな美形さんがいました。
でもかあちゃんには無関係な世界だったので、理解できないまでも、客観的に傍観者でよかった訳です。
しかし3年生になったかあちゃんはある日、面識の無い下級生5、6人に取り囲まれたんです。
ボーイッシュでも、美形でも無いかあちゃんには、想像もできなかったシチュエーションです。
中央にいた小柄な子が、ひときわ目を輝かせて、かあちゃんを見ているではないですか!
な、何なの?と思った次の瞬間
小柄な子から飛び出した言葉は
「先輩、ブルドッグみたいに可愛いです」
今なら何か気の利いた返しをお見舞いするところですが、その時のかあちゃんは言葉が出ませんでした。
確かに可愛いとは言われた!
でもブルドッグだとも言われた!
しかし、ここで腹を立てては、ブルドッグに失礼になる!
訳の分からないことを思っているうちに、下級生の集団はどこへやら…💦
やっぱり女子高は最後まで恐かった!!
余談ですが、
モコは石野真子似のともこちゃん!
ミックは、ローリング ストーンズのボーカルMick jaguarの大ファンで自らをミックと名乗っていました!
かあちゃんのバッグにかぶさった、哀愁漂う背中のすずちゃんです
すずちゃん、今日もすねちゃったの
かあちゃんの、50年も前のしょうもない話し聞かされている皆さんのこと考えると、お気の毒でならないのよ
ご、50年も経ってないわよ