SUZAKART アートプロジェクト

このブログは信州大学教育学部美術科の学生が長野県須坂市でアートプロジェクトを行っていく経緯を報告するものです

森上小学校と打ち合わせ

2009-08-27 00:00:00 | Weblog
佐藤と櫻井で森上小学校へ行き、5年生の担任の先生と企画について、企画書と指導案を用いて話し合いを行った。

★わかったこと
1.クラス名と人数
  智組(29名)、仁組(28名)
2.授業時間数決定
  第1案の6~8時間
3.授業日が大体決定
  10月下旬
4.プロジェクト開催日決定
  第2案の11月1~3日
5.子どもの姿
・色から雰囲気をイメージすることはむずかしく、見た色をそのまま表現しようとする。例えば、髪は黒い色で、光った部分を白く描くと白髪だと感じる。
【解決策】
・雰囲気から色をイメージすることは、子どもにとって困難であるので、学習活動の進め方や支援の仕方に工夫が必要。案1、お店の人に色をイメージしやすい話しをしてもらう。案2、イメージカラーには、見た目だけではなくその中に願いや思いがあることを、資料を用いて提示できるようにする。例えば、祇園祭の色のいわれを説明するなど。案3、制作の授業の前に、イメージから色を考える宿題を用意し、慣れさせる。

・今の子どもは自身が持てない。こだわりを認めたり、正解の見える支援が必要。
・今までやった図画工作の学習は絵画(水彩画、デッサン)が中心。工作は紙版画、木版画、モールで造形。本格的な絵は年に1回。工作も年に1回程度であり、技術的なレベルは低い。
・今までに経験した文化活動は、昨年「須坂に残したい文化」をテーマに、傘鉾会館とまゆぐらを見学し、新聞でまとめた。須坂祇園祭は平日昼間に大人が行うものであり、子どもには認識が低い。同じ時期にある「須坂カッタカタまつり」は踊りで参加している。えびす講は学区外であり、親に連れてもらって出店で遊ぶ程度。
・虫のイメージのためまゆだまを恐がる子どもがいた。子どもが制作をいやがらずに進められる方法を考える必要がある。
・子どもが行くお店は駅前通りくらいで、地域の商店へは行かない。

5.先生に連絡用のメールアドレスを頂く。
6.学区の地図を頂く。


今後の活動の流れ
やること
・お店に展示した作品をどうするか聞く。
1、展示期間を決めて、展示し回収する
2、作品をお店に差し上げ、どうするかはお店に決めてもらう。
どうするかは、お店の方に聞く。
・広報をいつまでに仕上げなければならないか聞く。
・蔵センに設置方法の打ち合わせに行く。
・お店選びをどのようにするか考え、商店選び。お店選びとスタッル確保の関係から10班くらいがいい。
・10月何日に授業をするか案を出すために、日程表を作成する。
・写真やビデオ撮影のための、設置方法とプライバシー同意書を作成。
・9月のゼミの日程決め

次回は
8月31日(月)10時に

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