SUZAKART アートプロジェクト

このブログは信州大学教育学部美術科の学生が長野県須坂市でアートプロジェクトを行っていく経緯を報告するものです

2008.8.27(水) 広がる活動 信大NOWで広報されます

2008-08-27 17:08:42 | Weblog
今日はうれしい報告があります

信大が発行する広報誌

「信大NOW」

の広報係、中山さんから取材の申し出のお電話がありました

9月1日に取材に来てくださるそうです

しかも、3分の2くらいつかって載せてくれるそうですよ

がんばってアピールしてきます

PR用の資料をつくらねば

加えて、商工会議所の近藤さんとも連絡がとれて(先週からタイミングが合わなくて3回めでした)
スタンプラリーを行うための店舗が決まったので、その資料を同じ9月1日に取りに行くことになりました。
お店にお願いのあいさつまわりもしたいです
仲良くなりましょう

そして、個人的な話になりますが
このプロジェクトは私の修士論文の題材でもある活動です。

私の敬愛する小野先生が

「ただがんばっただけじゃだめなのよ!!」

と論理的にプロジェクトの効果を実証する重要性を以前、話してくださいました。

そして調査のための文献を探し、アマゾンで評価が高かった4冊の本が今日届きました。
社会学の範囲に入るこの調査
すごくおもしろいです

正直
私たちの活動の重要性や知名度はまだあまり語られてはいません。
社会の大きな波の中ではちっぽけな存在なのかもしれません。いや、そうでしょう。
私は有名なアートディレクターでもないし、NPOを組織しているわけではなく、
無知な一人の学生です。
しかし、学生だからできる「生の経験」「若い感性」が新しい文化を想像すると言ったら多げさですが、
そんな小さくても新たな一歩を踏み出すことができると信じてこの活動を行っています。
この活動が踏み台となって、後輩達が育っていってくれたらいいとも思っています。

よりよいものを目指して



2008.8.21(木) 名刺つくってます

2008-08-21 00:00:00 | Weblog
ポスターも大体決まったところで、プロジェクトのイメージも視覚的にまとまってきました

これから多くの人に関わっていきますが、SUZAKARTのことをもっと多くの人へ知ってもらいたい!と思いませんか?

そこで、SUZAKARTをアピールするための名刺を作成しました

ワークショップでのネームプレートはもちろん、友達に説明する時にも役立ちます

今のところデザインは2パターン作ってみましたが、
地図も入れ方がわかりやすいのかな?とも思っていますので意見を聞きつつ変更を入れていこうと思いますので、よろしくお願いします

画像が悪くてごめんなさい

その1


その2

2008.8.20(水) ポスター係と活動の心構え

2008-08-20 00:00:00 | Weblog
今日はポスター係の赤羽くんと大月さんと私とでポスターの編集を行いました

3年生の赤羽くんはこれから実習が3週間も待っているので、2年生の大月さんにポスターの仕事の受け継ぎをしています。

こうやって、係内でも一人で仕事をしすぎないで、連絡を取り合って分担して行うことが大切です

なぜなら、
1つ目はは協力して行ったという「協働」の意識が持てるから
これはプロジェクトで最も重要視している「人と人とをアートで繋げる」という目的の達成に繋がります。
話はずれますが、私はゼミで、アートを身近に感じてもらえるようにと美術を経験したことの少ない人のために私たちが働こうと呼びかけています。しかし、裏の目的として、プロジェクトに参加する学生自体のレベルの向上も視野に入れています。大学生活、私が学部生の時感じた「授業だけで美術教師になるには、学生があまりにも可哀想過ぎる」という思いが根底にあります。絶対的に実地経験が少ないという点を補う活動が必要である。展覧会であったり、プロジェクトであったり、なんでもいいから自分の美術才能を発揮して高めていき、美術に対してプライドを持った教師が必要であると感じます。美術はとりわけ「自意識」が重要な教科です。自らを表現する、そのプライドと必要性を人と関わる中で育てていってくれたらいいと思います。

2つ目は引き継ぎが行いやすいから
大学で行うプロジェクトの困難な点は、学生が卒業してしまうため、プロジェクトが成長しにくいという点にあります。
せっかく覚えた係の仕事も一年終わりだったり、うまくいっても3年までしか続けることができません。係を行っている時は忙しいのでなかなか他の人への配慮がいきわたらないもの。とりわけ仕事をしらない2年生は仕事をしながら覚えるしかないのに、上級生にその余裕があまりないのが現状なのです。
いつも出る反省に「初めてでわからなかったから、なにもできなかった。もっと積極的に取り組めばよかった。」というものがあります。それはいい経験になったね。次の年がんばってねと言って終わりなのでしょうか?私はそうとは思いません。その時でしか感じることのできない経験はその時でしか感じられないのです。後で後悔したとしても戻ってくるものでもありせん。そんな反省が毎年繰り返されるのはしょうがないとしても、なるべくそうならない配慮ができるのが経験者というものだと思っています。今年のプロジェクトではそんなことがないように、したいですね。

他の係の人も見習いましょう

ポスター案1


ポスター案2


まだまだ、案は変更します

2008.8.19(火) ワークショップゼミ、須坂小学校打ち合わせ、須坂市立博物館取材

2008-08-19 00:00:00 | Weblog
日程
10:00 スタンプラリープロジェクト-ワークショップ-ゼミ 
14:00 須坂小学校へ打ち合わせ
16:00 須坂市立博物館へ取材

■スランプラリープロジェクトゼミ

ワークショップ(授業)についての話し合いの内容

1.授業の希望時間は6時間、最低4時間で小学校へお願いすることになった。
2.授業の希望配分は1、2回で小学校へお願いすることになった。
3.お店10店舗の配分をどう子どもたちにするかを聞く。1クラス5班に分ける方法をどのようにするか。班ごとお店を決めるパターンは①班で話し合ってもらう。②こちらで指定する。が考えられる。
4.素材の決め方をどうするか。パターン①班で一つの素材②班でいくつかの素材を組み合わせてもよい。が考えられる。完成度を考えた場合、一つの素材で統一した方が見栄えがよい。目など付属部品を除いてなるべくひとつの素材で制作するように、動物をどのような素材でつくればいいか考える時間が必要そうだ。
5.大学生の入り方をどうするか。大学生が素材のプロフェッショナルとして製作段階から入るという意見も出たが、小学生との交流や補助を考えて、はじめの班分けから参加することになった。
6.班で動物をいくつつくるか。①大きい作品を1つ。②小さい作品を一人1つづつ。が考えられる。班内で話し合って決めてもらうことにした。
7.動物園と商店をどのようにつなげるか。これは授業とは離れるが、話し合いの中から出てきた。案としては、①商店の前へ看板を置く。②動物園の動物の檻の前に商店の紹介をつける。があがった。看板は作る作業を9月には行いたい。

話し合いの後、今回は『班に分かれて、お店も決めて、動物を統一して作る』という授業に近い形で実際に作ってみた。
1クラス19人、5班に分けると1班3,4人になるが、とりあえず6人1つのグループになった。
お店は「和菓子屋さん」動物は「うさぎ」として、一人一つの素材、今回は、木、ウレタンフォーム、紙、アルミホイル、ガムテープ、何でも使える、に分かれた。

約45分かけて制作した結果、一人1~4つの様々な素材のうさぎを制作することができた。つくったものはまた掲載したい。
成果として、店の商品や店内の雰囲気を見ながらどんな動物の作品にするかを考えた方が素材を決定しやすいということがわかった。


■須坂小学校へ打ち合わせ
 須坂小学校の教頭先生と4学年の先生2名と藤田先生、櫻井、武居、郭で話し合いを行った。
 時間は1度に行ったほうが意識がとぎれなくてよいということと大学生の参加がしやすいということで、お店の取材から制作まで1日時間を割いてもらえることになった!鑑賞の日はスタンプとマップも実際に設置して子どもたちとまわることになった。
 日程は10月14日(火曜日)取材    10:55~14:00 約3時間
    10月15日(水曜日)制作    9:00~12:30 約4時間 
    10月30日(木曜日)展示、鑑賞 13:00~15:25 約2時間
 と当初の希望より多くの時間をいただけることになった。
 そして、1クラスはもともと5班に分かれていることが分かり、班分けの負担がなくなった。さらに、どのお店で展示したいかをあらかじめ決めておいて下さるということでありがたい。本当に、申し訳ないくらいにありがたい協力をいただけた。

 質問として、今までにどのような図画工作の授業を行ってきたかをお聞きしたところ、子どもたちは平面から立体まで様々な活動をしており、道具の扱いについてもまったく出来ないというわけではないことがわかった。一安心。また、スタンプ台紙が絵本になるための参考として、須坂の民話はどの程度知っているのかと聞いたところ、あまり知らないということだった。これも、一安心。
 お願いとして、修士論文制作のためのアンケートの協力のお願いをした。 

 打ち合わせのご協力ありがとうございました。

■須坂市立博物館への取材
 スタンプ制作のための取材で、藤田先生、櫻井、郭で館長の涌井さんに須坂の民話や歴史についてお話を伺いに行った。
 丁寧に資料を用意してくださり、知らなかった須坂の裏?話を聞かせていただいた。個人的にもおもしろかったし、これから須坂でアートイベントを行うための土台作りができたように感じる。
 涌井さんがおっしゃった「フェアとして一度で終わるようなものではなく、地域の人たちに繋がっていくようなものにしてほしい」という言葉が心に残った。この考えこそ、私が目標とするアートプロジェクトの形であったから。同じ志を持つ人がいるということは力強い。中身のあるものに、少しでも須坂の人の心にのこるようなものにしたいと改めて思った。


2008.8.18(月) ゼミ 各係りの活動 

2008-08-18 11:58:22 | Weblog
今日はゼミでした。

流れ
10:00 係り会
1:00  発表

中間発表を行う予定でしたが、展覧会出品者のゼミ参加が過半数を切ったので
次回9月11日(木)に行います。

係りからの連絡
現状とこれから

●ポスター係り
ポスターは今日のゼミで決選投票を行いポスターを決定します。
そして、8月20日までにポスターに入れる情報を整理し、デザイン編集をします。
発注は9月半ばを予定しています。

投票の結果ポスターは①



となりました。
                   
                                係長:赤羽

*****スタンプラリー***************************

●ワークショップ係り
須坂小学校から連絡があり、小学校4年生2クラス38名の先生と話し合いの時間を設けていただけることになりました。

8月19日10時よりワークショップの話し合いを行います。
話し合いでは
・ワークショップはどれくらいの時間が必要か
・どのような時間配分でやるか
・どのような素材でやるか
以上を決めた後、1時半から須坂小学校へ打ち合わせに行きます。

                                係長:武居

●マップ係り
店舗決めを行いました。
店舗を絞るために考えるポイント
・お客さんが入る広さと余地がある。(お店にも客にも)
・子どもが発想しやすい
・営業の邪魔にならない
・立地条件(均等にスタンプラリーをまわれること)
以上の点で10店舗第2候補2店舗を決め、商工会議所の近藤さんにお願いのお電話をしました。

                               係長:大日方

●スタンプ係り
現在須坂の民話を調査中です。
8月19日に須坂市立博物館で館長わくいさんにお話を伺います。

                                係長:櫻井

*****展覧会*****************************

●会場係り
今日展覧会の会場アンケートを配布しました。
内容は
①大きさ(高さ×幅×奥行き)
②素材
③作品説明図及びコメント
④希望場所調査

                                係長:鈴木


●パンフ係り
パンフレット係は9月中にポスターデザインをもとに表紙デザインを作成する予定です。
そして10月頭にパンフ掲載用の一言を藤田先生に依頼します。
作品のコメントや写真は会場係の方と連絡をとり合い、収集後、編集していく予定です。
パンフレットの形式なのですが、増刷のしやすさ、持ち運びのしやすさ、見やすさから、カタチノマワリのような一枚を折り畳んだ見開きタイプのものにできれば決めてしまいたいと思います。

                                係長:佐藤


●報告●

 スタンプラリーのイベントを商工会が9日にしたいので、スタンプラリーの日程を9日で終わりにした方がよいのか話し合いました。
結果、スタンプラリーは予定通り16日まで行えるようにお願いすることになりました。商工会が9日で終わらせたいという場合は、作品を動物園か市の施設へ移動させることにして、作品は見ることができるようにしようと思います。
 
 週刊長野新聞がSUZAKARTを取材してくださることになりました!はりきってやりましょう

2008.8.12(火) ポスターが2点に絞られました

2008-08-12 00:00:00 | Weblog
ポスターについてです。

投票の結果
①と②が同票1位となりました。
時点が⑤です。

さて、今後の決め方としては

①もう一度決選投票
②ポスター係りの中で決めてもらう

となります。

これで決まったものはポスターとDMとなり、展覧会前に様々な場所へ配られます。
どちらかをポスター、DMに分けるという意見も出ましたが、宣伝効果として統一した方がお客さんにわかってもらいやすいので、却下となりました。

選ばれなかったとしても、お礼状やパンフレットとして使われるという道があります。








さてどちらになるでしょうか
お楽しみに

2008.8.11(月) 商店探し

2008-08-11 00:00:00 | Weblog
今日はスタンプラリーのマップ係りである
大日方と鈴木と私の3人で須坂市商工会議所へ行ってきました

目的は商店のどのお店でスタンプラリーを行うか決めるためです。

商工会議所の経営支援課近藤さんはとても人当たりよく、積極的に話し合いに参加してくださるのでありがたかったです。

はじめは商工会議所の方で店舗を12,3店舗出してもらい、その中から10店舗に絞るという予定でしたが、私たちが実際にお店を見てから決めたほうがいいのではというお気遣いをしていただき、この日は実際に商店街を歩いてめぼしのお店を14店決めてきました。

こうして歩いてどのお店にしようかなと思いながら見ると、須坂市商店街はなかなか素敵なお店がたくさんあります。

ただ、スタンプをおくということで、お店の商品自体に関係のないお客さんが来てもいいようなお店ということで、薬局と飲食店は避けたほうがいいのかなと感じました。

近藤さんとの話し合いの中で
商工会もスタンプラリーの併せて何か企画をしたいというお話をいただきました。
須坂市では11月8日9日で朝市が行われ、高校生がつくった野菜を販売したりイベントを行うそうです。
スタンプラリーの締め日を9日にして朝市をより盛り上げるようにできないかというお話になりました。
はじめはスタンプラリーの日程は11月1日~16日にかけて行う予定でしたが、
連携と盛り上がりを考えた場合、朝市に合わせて9日までとした方が、商工会議所でもスタンプラリー完成者に商品を与えるようなイベント作りを行ってくださるとのことです。
スタンプラリーを2週間行えなくなることは痛手ですが、商工会議所との連携ができるということは予想以上の魅力です。

町の人々とつくっていくということがこのプロジェクトの目的の一つでもあるので、近藤さんの意向に沿う形で次回のゼミで提案し、話し合ってみようと思います。

ただ、スタンプラリーと同時開催の予定の商店街の市の施設で行われる
上越教育大学の展覧会をどうするかがでてきました。
方向性としては
①スタンプラリーと同時期(11月1日~9日)に行う。
②展覧会だけ16日までとする。
③動物園の展覧会と同時期(11月8日~9日)に行う。

話し合いの必要があります。


散策中の1枚



2008.8.5 ポスターの締め切り日です

2008-08-05 00:00:00 | Weblog
8月5日

今日はポスター提出締め切りです
ポスター案はA4サイズで募集しました。

9点のポスター案が集まりました





























この中から一人2点選んで投票を行います
投票締め切りは8月12日です

2008.8.2(土) スタンプラリーのマップについて

2008-08-02 00:00:00 | Weblog
8月2日

スタンプラリーのマップについて

スタンプラリーの今のところ報告です。
マップはA3の紙を立て切りしたものを6等分に折るという形になりました。
スタンプを押していくことで折りたたみ式の絵本になるという設定です。
折ってあることで持ち運びがしやすく、絵本になることで捨てられずに残ってくれるのではないかという意見からこのような形になりました。

スタンプのお話は
1. 須坂の民話や逸話をテーマにする。
2. 動物園の何気ない日常のようなゆるい癒し系のテーマにする

この2パターンで考えています。
民話を探してみたのですが、なかなか見つからず、ミクシィで募集を求めたところ
須坂動物園の丸山さんから連絡がありました。

須坂の歴史博物館の方と連絡を取ってくださることになりました!

歴史博物館へ取材に行ってこようと思います