初心者&中年サーファーの為に・・・・
毎週水曜日は、SURFオヤジのサーフィン講座16回目
波のサイズが大きい時ドルフィンスルーが出来なければアウトに出れません。
アウトに出れなければ波に乗れません。
波に乗れなければサーフィンになりません。
ドルフィンスルーはサーフィン上達のコツです。
★ドルフィンは波に乗る
ドルフィン(イルカ)は波乗りが好きです。
私はオーストラリアに留学している時に、ディランバーで何度もドルフィンとサーフィンをしました。
ドルフィンスルーを英語圏のサーファーはダックダイブと言います。
普段海中に居るドルフィンにはドルフィンスルーは必要ありません、
普段水面に居るアヒルの必死に水中に潜る姿はユーモラスで、ダックダイブの方が的をえて居るかもしれません。
しかし、サーファーがドルフィンスルーをする水中映像をみると、ドルフィンのようにしなやかで優雅です。
アヒルのように水中でもがくか、ドルフィンのように優雅に海中を進むかは、
貴方のドルフィンスルーの練習に掛っております。
★2ドルフィンスルーを完全にマスターしよう
私は初心者の頃、ドルフィンスルーを完全にマスターせず、自己流にアレンジしたドルフィンスルーを使用していましたので、大きなスープ波に対応出来ず、サーフィンを始めてから
数年後にドルフィンスルーをマスターし直すという大失態を犯しました。
サーフィンに限らず殆どのスポーツがドッグイヤー宜しくスタートして1,2年で
飛躍的に成長(上達)します 。
サーフィンの場合、この1、2年間にいかに早く完全にドルフィンスルーをマスターして、
いかに多くの本数の波に乗るかが上達のコツです。
★3 ドルフィンスルーの練習法
自宅でのドルフィスルーの練習
サーフボードのフィンを外してクッションか蒲団の上にボードを置きます。
ボード自分のパドリングポジションに腹這いになります。
パドリングの動作をして、海の中でアウトに出るイメージをして下さい、
『前方から大きなうねりが来ました』
貴方はうねりを乗越えようと猛スピードでパドリングします、
うねりは貴方の予想より遙かに早くブレイクしてしまいました
大きなスープ波が貴方にせまります、
貴方はドルフィンスルーを決めなければなりません・・・・
ボードの肩のあたりのレールを持ち、胸に上半身の体重を掛け腕を伸ばします。
ノーズが沈みました。
片足のつま先に体重を掛けます、腰をテール寄りにのよせて、もう片方の足を上に伸ばすと
テールが沈みます。
腕に体重を乗せ、つま先を付いている方の足に大体重をのせ膝を落とします。
海中に潜りました。
腕を引寄せ、つま先を外し、お腹をボードに載せます。
海面に出ました。
パドリングを含め、上記5動作を繰返し下さい。
海の中とは違い浮力がないので、体重が掛りハードトレーングになる筈です。
★3海でドルフィンスルーの実践
上記の自宅での練習法を海の中で実践して下さい。
ドルフィンスルーを完全にマスターするまでは、スープ波に押し戻され、
中々アウトに出られずに諦めてしまいサーフィン自体を止めてしまう初心者の方もいます。
此処が第一難関です諦めず何度もドルフィンスルーを繰返して下さい。
ドルフィンスルーの練習はうねりが無くても出来ます。
普通にドルフィンスルーをするつもりで、ボードと一緒に海中に沈んで下さい。
この時に貴方の限界の力で、なるべく深く沈みましょう。
浮上がる時にバランスが崩れるようではドルフィンスルーはまだ完全にマスター
できていない筈です。
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