セントシュタイン三丁目

DQ9の二次創作(主にイザ女主小説)の、全くの個人的趣味なブログです。攻略の役には立ちません。悪しからずご了承ください。

終焉の竜と勇者とロール姫26

2019年04月07日 23時59分52秒 | クエスト184以降
休みだった筈の明日いきなり出勤になってへろへろしながら相変わらずちまちま連載追加クエストもどき〜。雨雲の杖を手に入れたミミたちは・・・

 太陽の石と雨雲の杖は手に入れた。しかしこれが、どうやって終焉の竜が居る島に渡る橋になるのかはわからない。
「ロール姫、何かご存知のことがあったら、教えて頂けますか」
 ミミがロール姫から渡された宝石に向かって尋ねると、ロール姫は答えた。
『聖なる祠に居る賢者の子孫は、これをどう使うのかを知っているかもしれませんわ。わたくしが捕らえられていた洞窟を抜けて、更に南に向かうとやがて湖水に囲まれた町が見えてきます。その町より更に南を目指してくださいませ。その先の岩山に囲まれた祠が聖なる祠ですわ』
 そこでミミとイザヤールは、ロール姫が囚われていた洞窟に向かって歩き始めた。また温泉に寄って癒されたいところだが、真面目さでも定評のある元師弟コンビは、とりあえず先を急ぐことにした。
 洞窟に入って、二人は何となくロール姫の囚われていた部屋を覗いてみた。すると、モンスターたちの一団が、せっせと部屋を掃除したり、ベッドのシーツを換えたり、家具を磨いたりしていた。
 何をしているんだろう?と、ミミとイザヤールが「?」マークを浮かべた状態の顔で見ていると、クッションに体当たりをして叩く代わりをしているらしいスライムベスが気付いて叫んだ。
「あっ、ロール姫を連れていってくれた・・・いや連れ去ってしまったニンゲンどもめ!いったい何しに来た?!」
「え・・・と、何となくどうなったのかな、と気になっただけ。あなたたちこそ、何をしているの?」
「見ればわかるだろ!掃除してんだよ!」
 スライムベスは答えたが、見たそのままである。何故掃除をしているのかもミミは尋ねてみた。〈続く〉
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