セントシュタイン三丁目

DQ9の二次創作(主にイザ女主小説)の、全くの個人的趣味なブログです。攻略の役には立ちません。悪しからずご了承ください。

女王のように大切に

2016年12月13日 02時15分21秒 | クエスト163以降
昨日12月12日のクイーンデーというのは、たぶんカードのQにちなんでいるんでしょうね〜。何をする日かよくわかりませんが、女のコがちやほやしてもらったり自分ごほうびしてもらうメーカーさん提案のバレンタインホワイトデーや孫の日の仲間ということでいいんでしょうか違うんでしょうか。さて今回はそんなクイーンデーネタのほぼ会話で構成されている短めイザ女主話。安定のお約束展開ラッシュでございます。ちらっと真夜中テンション・・・なのか?

舞台はリッカの宿屋、自室にてミミとサンディ寛ぎ中。
サンディ「ミミ〜、今日はクイーンデーだから女王様の格好をしなきゃいけないらしーワヨ☆」
ミミ「そうなの?ということは、クインローブに黄金のティアラとかを着ればいいのかな」
サンディ「いやいや、女王様って言ったらこっちデショ!はい、『バタフライマスク』に『あぶないビスチェ』に『あみタイツ』に『クインヒール』に『女王のムチ』ね〜。これでカンペキ☆」
ミミ「サンディ・・・またからかってるでしょ・・・。もう騙されないからね、着ないからね!」
サンディ「でもセクシー装備だからイザヤールさん喜んでくれるかもよ?」
ミミ「えっ・・・。・・・う、ううん、着ないからね!」
サンディ「ミミ、アンタ今一瞬迷わなかった?(笑)」
ミミ「・・・///そ、それにね、ムチ職人カゲツさんが言っていたんだけれど、女王様の風格っていうのは、ただ格好だけそれらしくっても、心が伴わないとダメなんだって。気品や威厳が無いと・・・」
サンディ「気品や威厳ってアンタ・・・。ま、まあよーするにSっ気が必要だってコトよね〜。確かにアンタはどっちかっつーとM寄りだしね〜」
ミミ「そ、そうなの?私、痛いの大の苦手だからてっきり違うって思ってたのに・・・」
サンディ「痛い痛くない問題だけじゃないっしょ、そーゆーのは」
ミミ「サンディって大人〜」
サンディ「そんなコトで尊敬の眼差しで見るなっつーの!情けな恥ずかしいじゃん!アンタがお子ちゃますぎるのよ!」
ミミ「・・・」
サンディ「あれ、ミミ、もしかしてすっごい凹んだりした?ゴメンゴメン、ミミはそーゆーピュアなとこもいいんだからね、気にしないで!」
ミミ「ううん、やっぱり大人の色香もちゃんと身につけないと・・・。サンディ、さっきサンディが言ってた女王様っぽい格好に着替えてくるから、大人の色香指導お願い!」
サンディ「えっ?なんでそーなるワケ?!それならアタシよりルイーダさんとかデショ?!・・・って、あ〜あ、着替えてきちゃった〜」
ミミ「・・・。や、やっぱり恥ずかしいかも・・・」
サンディ「ったく〜、ほらもじもじしない!堂々と背筋伸ばして上から目線で!マーニャのドレスでダンスしているときの気持ちでシャキッとすりゃいけるっしょ!」
ミミ「そっか、ダンスの時だと思えばいいんだ。こう?」
サンディ「そうそう、やればできるじゃん!・・・って、アタシたちってさっきから何やってるワケ・・・?」
イザヤール「・・・本当に、何をやっているんだ?」
ミミ「い・・・イザヤール様・・・!(真っ赤になって床にぺたんと座り込む)」
サンディ「イザヤールさんいつの間に?!」
イザヤール「今帰ったところだが?サンディ、また君がくだらない冗談をミミに吹き込んだのだな?」
サンディ「わー!誤解だってー!じゃっ、アタシはこれで!(猛ダッシュで逃亡)」
イザヤール「こらっ、逃げるなっ!」
ミミ「違うの、イザヤール様、あのね・・・(経緯を説明)」
イザヤール「なに?クイーンデー?そうか、では今日はミミを女王のように大切に扱うとしよう。さあ女王陛下、床などに座っていないで、こちらへ(と抱き上げる)」
ミミ「///お、お願い、着替えさせて・・・」
イザヤール「畏まりました、ではお召し替えを(と、ミミのバタフライマスクを取る)」
ミミ「あっ、イザヤール様に着替えさせてもらうって意味じゃなくて・・・!」
イザヤール「違いましたか?これはとんだご無礼を(大真面目な顔だが目がかすかに笑っている)」
ミミ「イザヤール様の、意地悪・・・」

 その後バタフライマスクと女王のムチとクインヒールは床に落ちたままだったが、他もそっくり着替えたのかどうかは、二人だけが知っている。〈了〉
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2 コメント

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サンディって苦労人ですよねw (神々麗夜)
2016-12-13 20:14:02
ミミちゃんはどっちかというとお姫様な気がします。気品はあるけど君臨するには優しすぎて。以前読んだ本に、女王には優しさと気品、知識、威厳が必要だと聞いた事があります。ただ優しいだけでは国民を守れない、厳しいだけでは暴君になってしまうという事でしょうね。まぁ、ドラクエには威厳のない王様もいますがw(10だとスタンプおじさんとかバッジじいさんとか名付けられてしまった王様達がいますw)

マイパのクイーンデー?
レレン「シェルル君とククールさんがね、お姉ちゃんにばっかり優しいんだよ」
サンディ「そりゃあんたに色気がないからヨ…まぁ格好から入って見れば?」

シェルル「クイーンデー、か」
ククール「うちはリリンが女王様気質だからいつもど…(固)」
シェ「どうしたの?」
クク「あれ…」
あぶない…もとい残念なビスチェにサイズが合ってない網タイツとクインヒールに女王の鞭を装備したレレンが現れた!
レレ「サンディがね、今日は女王様の日だからこーいう格好するんだって」
サン「どうしよ…全然セクシーじゃない!」
シェ「なんでレレンに着せたんだ?!」
クク「あれどう見てもリリンのだよな?!」
サン「それがレレンに大人の色気を身につけさせようと思って先ずは格好からってリリンのを勝手に…お願い!リリンには黙っておいて!」
リリン「誰に何を黙っておくのかしら?」
サン「ギャー!?リリンいつの間に?!」
リリン「おっさんいつの間に?!のポーズするなー!これどうしてくれるんですの!お腹周り伸びちゃってるじゃない!ヒールも折れてますし!」
レレ「あれ?シェルル君とククールさん怒られてるの?悪い事したらごめんなさいするんだよ」
シェ「怒られてるのレレンだよ」
レレ「えー?!なんでなんで〜」
クク「こうしてレレンとサンディはリリンにみっちり叱られた…その日の夕食はリリンが作ったレレンが嫌いな人参とほうれん草たっぷりのトマトシチューだった…まぁ俺はリリンの愛情たっぷりの手料理、好きだけどな♡」
シェ「ククール、誰に言ってるの?」
クク「あ、シェルルいたのか」
シェ「いたよ!?∑(゚Д゚)」
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間違いなく苦労人ですw (津久井大海)
2016-12-14 12:59:40
神々麗夜様

いらっしゃいませこんにちは☆
当サイト女主は威厳ゼロっぽいですからねえ・・・。女王様気質は当分無理そうです。

10やはり良く言えばフレンドリーな王様がけっこういらっしゃるんですね。メダル王はじめ収集系王様ってフレンドリーな気がします。呼ばれ方不憫・・・。

あああ女主さんのビスチェが!サンディ、サイズのことを考えなかったのか、それともドラクエの装備品は体型ではなく職業で制限されるから大丈夫と思ったのか(笑)
色気アップは装備品ではなくやはり気迫、ですかね・・・。頑張れ妹さん!お姉さんと同じ血筋(?)なら絶対お色気遺伝子あるはず(笑)そしてお野菜も食べてください、おいしいし美容にいいから!
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