セントシュタイン三丁目

DQ9の二次創作(主にイザ女主小説)の、全くの個人的趣味なブログです。攻略の役には立ちません。悪しからずご了承ください。

終焉の竜と勇者とロール姫79

2019年12月06日 23時59分34秒 | クエスト184以降
短いですがちまちま更新追加クエストもどき。前回のあらすじ、再び聖なる祠を訪れたミミたちは・・・

 ミミとイザヤールが聖なる祠に入ると、祠を守る老人が、じろりと二人を睨んだ。
「またおぬしたちか。資格無き者はこの場に用は無い筈。何しに戻って来た?」
「今度はこれもお持ちしました」
 ミミは静かに答えて、太陽の石と雨雲の杖と、そして伝説の勇者のしるしを取り出して老人に差し出した。
「おお、これは!」老人は叫んで、二人を見つめた。「どうやってこれを・・・では、おぬしたちは・・・」
「いえ、私たちは、伝説の勇者の子孫ではありません」ミミは正直に告げた。「ですが、精霊の使いに導かれ、ロール姫を救出し、その後は終焉の竜と対峙する為に旅を続けてきました」
「なるほど、そういうことか。・・・これも、さだめかもしれぬな。・・・よし、わかった。あれをそなたたちに託そう」
 老人は、太陽の石と雨雲の杖と、そして伝説の勇者のしるしを手に取り、何やら呪文を唱えた。すると、辺りが眩しい光に包まれ、光が薄れると同時に、太陽の石と雨雲の杖と伝説の勇者のしるしは老人の手から消えていた!〈続く〉
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