セントシュタイン三丁目

DQ9の二次創作(主にイザ女主小説)の、全くの個人的趣味なブログです。攻略の役には立ちません。悪しからずご了承ください。

NPC服ラクガキその2

2014年03月23日 02時16分28秒 | ラクガキ


意外と手間取りましてすみませんラクガキ&ネタ。NPC服ラクガキ第二弾、当サイト女主にユリシス女王服を着せてみました・・・って、頭の後ろの飾り(冠の一部)忘れてらー!こういうところが津久井品質。
描いてみてわかったんですけど、ユリシス女王の長いストレートヘアも衣装のバランスに一役買ってるんですね。そしてストレートヘアだからあのド派手王冠でもバランス取れているんですね。セミロングウェーブだとアンバランスになるみたいなんで、やめとこう冠の完成形(笑)
冠が未完なせいなだけでなく、案の定女王オーラは出せそうにないミミでございます。なんか踊り子風になってるような・・・やはり髪の長さが原因かもですねこれ。
画像2、実はイザヤール様も居ますのほぼ全体図。イザヤール様お仕えする系と言うか捕虜チック。戦に破れ捕らえられた異国の王が、国と民を守る為に服従を迫られ仕えることになった、ってな感じです。わかりにくいですがイザヤール様が少し低い位置でミミのやや後ろに居る為、彼女の表情は見えていません。どちらにせよ服従姿勢じゃ見えないか。

ラクガキのシチュエーションネタ。やはりパラレルネタになっちゃいます。
大国の女王ミミは、まだ若く内心では争いを嫌う慈悲深い娘だったが、いつ反乱の起きるかわからない属国を従えるには、小娘と侮られない鉄の意志と、一見冷酷にさえ見える態度の仮面が必要だった。国と民を守る為にはどうしても戦いは避けられない。だが、その為に犠牲が出てしまうことに悩み、苦しんでいた。
そんな折、数代前からミミの国と争い、抵抗を続けてきた隣の小国が、自然災害に遭い戦争どころではない危機に陥った。これを機会に一気に攻め入り滅ぼして、大国の威厳を示すことを提言するミミの家臣たちだったが、罪無き人までも滅ぼすことに納得のいかないミミ。
そこでミミは、その国の若き王イザヤールが自分の従者になるという屈辱に甘んじるなら、彼の国を滅ぼすことをせず、なおかつ支援もし、自治をさせると提案した。敵国の長の面子を叩き潰して自国の家臣たちを納得させ、無駄な殺生を避けるという苦肉の策だった。
長い年月争いを続けてきた国の、しかも自分よりも若い少女に仕えさせられるというのは、戦いと統治に明け暮れていた青年王には、本当に堪えがたい屈辱だった。しかも属国としての王ですらなく、従者にされてしまうのだから。しかし彼は自尊心よりもちろん民の命を選び、ミミに仕えることとなった。
元敵国の誇り高い青年王が膝を床に着き、頭を垂れる度に、宮廷では心無い忍び笑いがあちこちから漏れる。そんな冷笑にも動ぜず、淡々としているイザヤール。自分がさせていることだとはいえ、仕方ないことだとはいえ、ミミの心は痛んだ。恨まれているだろう。憎まれているだろう。それを思うと何故か泣きたくなる。
女王なんかに生まれたくなかった。一人星空を眺めながら、ひっそりと涙を落とすミミ。捕虜に憎まれるという当然のことに、何故こんなに悲しいのか、わからないまま泣いていた。彼女は知らなかった。誇り高き青年王が、彼女の優しさをとうに知っていて、彼女に仕えることをもはや屈辱と感じていないことを。彼女の寂しげな顔を、微笑みに変えてやりたいと、いつしか願い始めていることを。

あははは、もはや元ネタがさっぱり不明状態(笑)オリジナルで書けばいい話だっつーの!ですね~。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ラクガキ前のラクガキ | トップ | 産直苺及びスライム »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿