吉川市市民活動サポートセンター ブログ

市内で活動する、NPO法人、ボランティア、サークル、自治会、子ども会、PTA等々・・・市民の皆さまを応援しサポートします

ファシリテーション基礎講座を開催しました。

2013年01月27日 | 日記
料理にも手順がある様に、話し合いにも手順があるそうです。


自治会活動で・・・PTAで・・・サークルで・・・

話し合いがうまく進行しない、なかなかまとまらない・・・

そういった場合は、話し合いの手順が合っていないのかも!


話し合いの手順を押さえて、スムーズに話し合いを進行させる

手法が「ファシリテーション」

それを行う人を「ファシリテーター」と呼びます。


その、「ファシリテーション」を学ぶ講座。

「上手な話し合いの進め方
       ~ファシリテーション基礎講座~」


今年度2回目の開催です。

前回の内容も踏まえて、少しだけステップアップした

講座ですが、今回初めて参加の方もわかりやすいよう

講師が内容を工夫して進めてくださいました。

   講師:田頭 篤氏 
      NPO法人日本ファシリテーション協会 会長
      
      


      鈴木まり子氏
      NPO法人日本ファシリテーション協会フェロー
      法政大学兼任講師
    
      


ファシリテーションの手法はとても幅広く、

短時間では学びきれないので、ポイントを押さえての

進行となりました。

今回のポイントである「話し合いの手順(コツ)」は

・今日の話し合いの目的
・進め方(話し合いのスケジュール)
・それぞれの役割(司会・記録・
・話し合いのルール

を、参加者全員で共通認識してから始める事だそうです。

話し合いを始める際、つい「会議を始めます。まず、議題の1番から」

と、いきなり始めてしまうことが多いですが、先ほどの4点の確認から

始めると、参加者の意識も変わります。

今回のポイントその②「意見を整理する」のコツは

・出た意見は、小さな意見も書いていく
・1意見1枚の紙に書いていく
・最後に意見を分類する

「分ける」= 「分かる」

「分ければ、分かる」と言う事で、分類してみると

何を選んだらよいか、結論が見えてくるとのことでした。

今回のポイントについては、参加された皆さんで

話し合いをしてみながら、実感として学ぶことが出来ました。




参加された皆さんの感想です。

会議の進め方、内容のある話しにするためのコツがわかりました。

いろいろの場での意見の集約・整理に役立つことをまなばせてもらいました。

どんな小さな意見もしっかり記録しておくことが大事。

会議には進め方があることを知りました。

自己紹介したり、名札を付けてお互いの名前を呼びあえることで距離感が
   縮まり、とても楽しく話し合いができるのだと感じました。

今回初めてでファシリテーションということを勉強して、最初は難しそう
   だったなと思っていましたが、田頭さんや鈴木さんが講師してくださったおかげで
   「会議」に対する見方が変わりました。ありがとうございました。


講座をとおして、ファシリテーターの役割や

話し合いには進め方のコツがあると言う事を感じていただけたようです。

今後の会議や話し合いにぜひ活かしていただけたら嬉しいです。






今回をもちまして、24年度の人材育成講座は終了となりますが

来年度も市民活動に役立つ講座を開催してまいりますので

どうぞご参加ください・

詳細はこのブログや市民活動サポートセンターだよりなどで

お知らせしてまいります。














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