ママ研究者~人生まだまだこれから~

製薬会社で新薬開発に挑む研究者。2人の息子(6&0歳)がいます。ママ研究者(今は臨床系)、日々の思いを綴ります!

勇気溢れる自分になるために

2009-04-11 16:50:16 | キャリアプラン
よく拝見している「モチベーションは楽しさ創造から 」の中で、今の私にビビビッとくるエントリーがありました。

勇気溢れる自分になるために

私自身、割と心臓に毛が生えたタイプなのですが、それでも、「何をそんなに恐れているの?」と自分に対して客観的に思うことがあります。

思い起こせば、学生の頃、何も持っていない時は、恐れるものはほとんどありませんでした。それが、大手の製薬メーカーに就職して、中堅と言われるポジションになると、だんだんと新しいことに挑戦するのに、今まで以上の勇気がいるようになるのですから何だか不思議です。仕事面でのやりがいもそこそこあって、何だか居心地がいい中で、「あえてそこまでやる必要があるのか?」という自分と、「せっかく生まれて来たのだから、いろいろと挑戦してみたい」という自分が常に葛藤している気がします。

Life Strategiesで、フィリップマグロー(翻訳 勝間和代)の「史上最強の人生戦略マニュアル」の「人生の法則3 人はうまくいくことをする」という中でも、「一目でわかる簡単な見返りは、もちろん金銭的な見返りだ。」と述べられていて、妙に共感する所です。「持てば持つほど。。。」といったところでしょうか。

さて、勇気溢れる自分になるためにの中で、その勇気の大小を決めるのは、「使命感」ではないかと触れられています。うーん、なるほど。こう考えるととても分かりやすい。

せっかく分類していただいたので、私の使命感を以下に記します。
【自分への使命感】 せっかく医薬品産業に従事しているのだから、革新的医薬品を患者さんの手元に届けるために、たゆまぬ努力をしたい。
【家族への使命感】 努力をする姿を子供や夫に見せることで、「努力すれば、願いは叶う」ということを共に味わいたい(背中を見せる)。
【友人への使命感】 友人が困っているときは、最優先で力になりたい。
【会社への使命感】 会社のsustainableな存続は、患者さんの幸せにつながることであるから、医薬品産業自体が衰退産業とならないように、貢献したい。
【顧客への使命感(仕事への使命感)】
とある疾患の患者さんの会で「うちの子に効く薬をください」と涙ながらに訴えた親御さんの声と顔が忘れられません。何とかしたいと思ってます。
【国・世界・地球への使命感】 貧富の差なく、国境を超えて、誰でも安心して最先端の医療を受けれるように、官・民が力を合わせてよりよい医療体制が整備されるよう、自分も何か訳に立ちたい。

といった感じでしょうか。

「使命感は大きい」割に、「自分が日々できること」とのギャップは愕然とするほど大きいのですが、それでも、「それを埋める努力をしよう」というところに、「新たな勇気」は生まれるのでしょう。

100年に一度の経済危機で、「持っている人」も、「持っていない人」も何となくフリーズしている今、一人一人の勇気を持った行動がとても求められていると思います。欧米をお手本に進んで来た日本の資本主義ですが、「世界最速で少子高齢化が進む日本」において、「お手本となる例」はなく、今こそ、「日本人の真価」が問われているような気がします。

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