前日の雨の影響で水面下1mは透明度30cmと大濁りだったものの、水深2m以深は透明度7mと突如クリアな世界が広がっていました。
梅雨の日本海あるあるです。
水面滞在のスノーケラーさんたちには残念な海況でしたが、水面が濁りで暗くなる分、生物たちの動きも活発になるので、水底滞在のダイバーにとってはとても快適な1日でした。
さてこのアオリイカの卵ですが、先週よりも卵のぷりぷり感が増して、中にいる稚魚もさらにイカらしい形になってきました。
既に孵化した茶色い卵や生まれたばかりの稚魚たちが元気に泳いで行く姿も確認できましたので、来週くらいがピークになると思われます。
しかし、先週よりもさらにネンブツダイやアジが相当数増えていて、今か今かと狙っていました。
自然の世界とは言え、少し切ない気持ちになりました。
まずはこの卵内から頑張って飛び出て（卵の中で死んでいく稚魚もよく見ます）、そこから数多くの敵の攻撃をかいくぐり、頑張って水面までたどり着いて生き延び、秋にはまたこの湾内で優雅に泳ぐアオリイカの大群を見たいです。
●今日の失態
EN直前にダイブコンピュータを忘れたのに気付いてバディにサブコンピュータを借りる。
ちなみにライトはなぜか2個持っていた。
●今日の収穫
拡大鏡は老眼対策にもなるという発見。小さな生物の顔が良く分かる。
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