ダイビングショップ店長ブログ.サンマリンショップ.tel.079-293-1506.NDS正規販売店

タツノオトシゴ:小学生が放流 松島湾浄化へ、地元水族館と取り組む

yahooニュースの記事から。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071104-00000030-mailo-l04

記事内にもありますが、タツオト君はオスの腹部にある「育児嚢(のう)」という袋
にメスが卵を産み付け、オスが守り「出産」します。



↑メタボリックな中年おやぢではありません。
お母さんに卵を産みつけられた若いお父さんです。

重くて大変そうですね。
どことなく表情が悲しげに見えるのは私だけ!?
マタニティブルーっていうやつでしょうか。

誕生時は7ミリほどで一度に平均100匹の子供を産むそうです。
でも待ち構えたベラ軍団に何匹食べられるのか?と心配してしまいます(´ヘ`)
7ミリのタツオトベイビーに一度お目にかかってみたいと思っているのですが
いまだ実現したこともないし写真でも見たことがないですね。

まあ、記事のような「放流」は色々な問題があることはさておいて、純粋な
気持ちで受け取ると、小さな生き物にも命があって、その命を育む環境が
人間とは違う、海の中であるということに気付かせてあげる良い機会に
なったのかなと思います。
でもこのような生命の誕生が水族館だけでなく、実際に海中で自然のサイクル
として行われているんだよ、ということを強調してくれていたらいいな、
と感じました。

そして数年後子供たちがダイビングをやって、サンマリンのお客様のように、
「生物と自然に人間」にやさしい人になってくれたらいいなと。

ともあれ幸せな小学生たちです。

コメント一覧

サンマリンショップ
http://www2.plala.or.jp/sunmarine/
Mにぃのおっしゃるような事は非常に的を射てると思います。
そんなことから生態系に不可逆的な負荷を与えうるとも言えます。
魚類の放流は非常に難しいと言われており、まれに環境に馴染んで
生きていけたとしても、自然界に生息していた
ものたちと、異なる遺伝的性質をもっているので、混合を繰り返している
うちに徐々に自然界での適応度が下がるとも言われています。
そうすると増やすためにやったことが逆効果になる、ということも
ありえます。
あとこれは全く否定しませんが、漁業関係以外の放流は、
まず商的宣伝ありき、として行われることが少なくないのでは?と思います。
ちょっと斜に構えて物事をみる私はひねくれ者です。

ちなみに今回のタツオトの放流に関して別段
違和感を持っているわけではありませんので念の為・・・。
M兄貴
「放流の色々な問題」というのは、どういったのがあるのでしょう?
数が少なくなってきているとの事なので生態系のバランスが崩れるなんてことはないのでしょうね。
今まで考えたことがなかったので
・放流して本当に生きていける海かどうか、しっかり環境調査したのか。
・放流する個体の病気やウィルスは大丈夫なのか。
・餌の問題。
ぐらいしか思いつきません。
絶滅危惧種や乱獲で数が減った種を人工飼育や養殖して放流。
放流=いいこと。
と思ってましたので気になります。
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