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TUSAミニハンマーヘッド・水中ホーン修理法

こんにちは。
ダイビングショップ店長のサンマリン楢崎でございます。

当店のおすすめ安全グッズをご紹介します。
(当店では強制的に無料レンタルしていますが・・・)

バディ同志の緊急連絡、注意を促すことが可能となる水中コミュニケーション用
アイテムである、水中ホーン・TUSA・ミニハンマーヘッド。



BCの中圧ホースとインフレーターの間に取り付けます。


●MK-200
¥10,500 (本体価格 ¥10,000)
※DUO-AIRをご使用の方は、MK-200Dをお選び下さい。

交換パーツ : Oリング(216) ¥630 (本体価格 ¥600)

http://www.tusa.net/gear/accessories/safety.html

すでにご活用されている方も多いと思いますので、
本日は分解洗浄の方法をご案内します。

この器材は、頻繁に使っていると、故障は少ない優れものですが、滅多に
使わない方や、1~2年放置したままの方は、音が鳴らなく
なった経験があるのではないでしょうか?

まずは分解してみます。
ネジになっています。潮で固まっていることが多いので、要工具です。



音が鳴らないほとんどの原因は、この部分。





白いパーツがピストンで、これがすばやく上下動し、金属をたたく
ことにより、音が鳴ります。
このピストンが、潮の結晶等で詰まると、すぐに動かなくなり、
音が鳴らなくなります。

これを抜き取り、ピストン部と内部を丁寧に布で汚れを除去してください。



ほとんどの場合、これだけで簡単に音が鳴ります。

あとはこのパーツ内部に小石がつまっていたり、潮で固まっている
ことがあります。




上下を手で分解すると、丸い蓋があるのでそれをめくってみてください。


さて、このミニハンマーヘッドの難点として、ボタンが硬い、ということが
あります。Sプロ・BCのボタンレベルに硬いです。
当店では内部のスプリングを市販品の柔らかいものに交換して、使って
もらっていますが、ボタン操作は快適です。
4~5年経過していますが、不具合もないようです。
(詳しくはお尋ねください。)

あとは、このOリングが飛んでよく紛失します。
よね、ご愛用中みなさん(笑)



別になくても大丈夫なのですが、異物が入りやすくなるので、
出来たら塞いだ方が良いですね。
ビニールテープとかでも音が鳴れば問題ありません。
巻き方によって音質が変わったり、優しい音になるので、元々の爆音が嫌な方は
ここを工夫すると良いですよ。

やっぱりOリングがスマートで良い、という方は純正品がおすすめ。
でも¥630という高価な純正部品に対して、精神的にハードルを超えられない方は、
こちらを・・・おすすめはしませんが・・・。



数ある似通った種類からいろいろ試した結果、
これしかまともに音が鳴りません。不思議ですが・・・。

改めて書くこともないですが、すべて自己責任でお願いします(^^)/


********
ブログをご覧いただき、誠にありがとうございました(^^)
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